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181120読んだ本&(昨日)買った本

みどりんの2挺拳銃、パイプユニッシュとトイレハイターは無敵かつ最強なのよオホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)
マツキヨ@街でパイプユニッシュ278円を2個買って来たけど、往復に電車を使ってしまった(ノ_-;)トホホ…
実は美人なエダの「だから? 神は留守だよ、休暇取ってベガスに行ってる。」の採用は嬉しいけどさ、
やっぱり、「ラジカール、レヴィちゃん、参上! イマイチ社会性のない引きこもり君の貴兄をスナック
感覚で助けるために、ヘストン・ワールドからやって来た正義と平和の使者なのよ!」(002巻の巻末の
「魔法少女篇」)も「キャラクター名セリフ日めくりカレンダー」に選んでほしかったね(⌒~⌒)ニヤニヤ

【(昨日)買った本&読んだ本】

広江礼威『BLACK LAGOON 011 ロアナプラお土産セット付き限定版』(小学館サンデーGXコミックス,18)

予約してたのが、発売日の昨日届いた(^_^;) 通常版なら680円なのに限定版ゆえ2350円ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
今月末発売の745円の漫画も一緒に予約して310p使ってるけど、同封の納品書には2350-310=2040円で
処理されてる(´・_・`) でも、楽天ブックスのタイムセールでポイント5倍だった(^_^;) ①キャラクター
名セリフ日めくりカレンダー、②ソード・カトラスピンバッジ、③特製トラベルステッカー2枚、以上が
「ロアナプラお土産セット」なわけだが、前回010巻の限定版(アートワーク集+お風呂ポスター付き)
の方が断然良かったよねぇ(´ヘ`;) ちなみに、「お風呂ポスター」は未開封のままですけどね(^_^;)

渡部泰明&小林一彦&山本一(校注)『歌論歌学集成 第七巻』(三弥井書店,2006)

7776円の新品に5826p投入して1950円で注文したのが届いた(´ヘ`;) 図書館に無くて内容未確認で注文
するという大博奕だったが、結果はビミョーだな(-ω-、) 「古来風躰抄」「無名抄」「西行上人談抄」
「後鳥羽院御口伝」が本書に収録されているが(前2書は、橋本不美男&有吉保&藤平春男[校注・訳]
『新編日本古典文学全集87 歌論集』[小学館,2002]の有吉保訳、鴨長明[久保田淳訳注]『無名抄
現代語訳付き』[角川ソフィア文庫,2013]を所蔵)、ざっと見た限りでは頭注が薄っぺらい(´ヘ`;)
ただ、「古来風躰抄」と「無名抄」は巻末に「補注」が付いてた(^_^;) 巻頭の「解題」は興味深い(^^)

以上で稿を脱するのは、わざわざ訪問された皆様に心苦しいので、ネタを投下しますかC= (-。- ) フゥー

目崎徳衛(日本歴史学会編集)『西行』(吉川弘文館人物叢書,1980→1989新装版)に次の一節が(@_@)

    [千載和歌集の撰者・藤原]俊成はその歌論『古来風体抄』に西行の作を一首も引かず、
    また『御裳濯河歌合』でも、/心なき身にもあはれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮/
    という[西行の]自信作を負と判定するなど、西行歌にかならずしも十分の理解を
    持っていたとはいえないので、[千載和歌集において西行の]十八首もの選歌には
    年来の友情がからんでいた節がある。それを裏返しにすれば、[千載和歌集という]
    勅撰事業の進捗中における俊成への[『御裳濯河歌合』の]判詞委嘱も、功を奏した
    といえるであろう。

藤原俊成が「西行歌にかならずしも十分の理解を持っていたとはいえない」ことを西行は知ってたので、
千載集に自分の歌を撰んでもらおうと、千載集を編んでる真っ最中の俊成に『御裳濯河歌合』の判詞を
委嘱した俗物のように、目崎徳衛は西行のことを描いているよねヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ でもさ、「西行の作を
一首も引か」なかったという『古来風体抄』の成立は、渡部泰明「解題」にもあるように初撰本は建久
8年(1197年)7月20日ごろで再撰本は建仁元年(1201年)5月であって、西行は建久元年(1190年)2月
16日に亡くなってるから『古来風体抄』に「西行の作を一首も引か」れてないことは知る由も無い^_^;

『古来風体抄』に「西行の作を一首も引か」れていないことから、藤原俊成が「西行歌にかならずしも
十分の理解を持っていたとはいえない」とするのは、どーかしらね(@_@) 渡部泰明「解題」が「単純な
秀歌撰とはいえない、さまざまな姿を示す和歌が本書では抄出されているが、それらを玩味し、血肉化
すること、すなわちさまざまな歌の姿を身につけることによって、新しい歌を詠む原動力とせよという
わけである。本書には、片々たる歌学的知識に属する事柄もけっして少なくはない。抄出歌も、それら
と対応して撰ばれている側面がある。ただし知識のための知識ではなく、あくまで歌を詠む実践的な
目的が背景にあることに留意しなくてはならない。」と強調するように、『古来風体抄』は「あくまで
歌を詠む実践的な目的」で書かれたものゆえ、西行の歌も同目的に適合しなければ撰ばれないはず^_^;
そこで、本書にも収録されている「後鳥羽院御口伝」の有名な一節を引くよ( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

    西行は、・・・生得の歌人とおぼゆ。おぼろけの人、まねびなどすべき歌にあらず。
    不可説の上手なり。

百目鬼恭三郎『新古今和歌集一夕話』(新潮社,1982)の訳でも引いておきましょうかねC= (-。- ) フゥー

    西行は生まれつきの歌人と思われる。ふつうの才の歌人がまねられる歌ではない。
    口では説明できない上手だ。

「ふつうの才の歌人がまねられる歌ではない」から「歌を詠む実践的な」書に撰ばなかったのかも^_^;

こんなデタラメだらけでも目崎徳衛が「西行研究の第一人者」だなんて吃驚仰天だよヒィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

 ⇒ https://yomunjanakatsuta-orz.blog.so-net.ne.jp/2018-10-28

目崎徳衛『西行』吉川弘文館人物叢書の「俊恵の生没は不明」は「俊恵の没年は不明」の間違い(-"-)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-11-13

久安百首の方が詞花集より早いのに、詞花集への不満から久安百首を崇徳院は詠進させたと妄論(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-10-07

古今集の中の紀貫之の有名な歌の詞書に出てくる「石井」を地名と勘違い∑( ̄ロ ̄|||)なんですと!?

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-09-18
 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-10-05

小野篁も6首なのに三条院を「勅撰入集わずかに八首で、とても歌人などとは申しかねる」と暴言(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-10-06

三条院の新古今集の歌の「月影」は「[藤原]統理の隠喩」なのに「月を詠んだもの」と浅い解釈(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-10-07

小倉百人一首に関する歴史認識の誤りと藤原良房の古今集の歌を「のびやかな作」とズレた評価(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-09-24

ケアレスミスなんだろうけど、「敦良親王」を「敦成親王」と歴史家として恥ずかしい誤記(ノ_-;)ハア…

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2017-10-09

ちなみに今回はバカチンとは言ってませんからね(^_^;) 腰の左側の痛みが少し取れた感じもする(^_^;)
タグ:和歌
コメント(20) 
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コメント 20

センニン

こんばんは。
排水管などの掃除は以前取り上げたことがあります「ピピースルーF」がオススメです。愛用しています。
Amazon でも高評価ですが、使い方を守らないと目や鼻の粘膜などに影響があります。
by センニン (2018-11-20 21:08) 

middrinn

「ピピースルーF」_φ( ̄^ ̄ )メモメモ 知りませんでした(^_^;)
こーゆーのは、使うと頭がくらくらすることありますね(+_+)
by middrinn (2018-11-20 21:24) 

ニッキー

前にマンションの排水管清掃に来た方に聞きましたが、
パイプの清掃は洗剤を使用した後に
大量(バケツ半分くらい)の水を流さないと
S字で塊になり結局詰まるらしいのでお気をつけくださいね(_ _)

by ニッキー (2018-11-20 21:52) 

middrinn

パイプユニッシュを垂らして、10分ぐらい経ったら、
洗面器に溜めた水に加えて、蛇口からも大量に水を、
使い方の説明通りに、注ぎ込んでますよぉ(^o^)丿
by middrinn (2018-11-20 21:59) 

ナベちはる

限定版は、高いですよね(^^;
ただ、今を逃すともっと高くなると思われるので、今買われて正解だと思います。
by ナベちはる (2018-11-21 01:02) 

Rifle

雑誌・CD等も含めて、限定版と称してオマケを付けて値を上げた物が近年増えたよーな??
西行は「嘆けとて月やは・・・」の歌しか知りませぬが、この句に初めて触れた時「これが優れた歌人の歌??」という印象しか持てませんでした。無知とはげに恐ろしきものなり。
by Rifle (2018-11-21 07:14) 

middrinn

たしかに、今イマイチに思っても気が変わるむかもしれませんし、
ナベちはる様にそうおっしゃって頂いて前向きになれました(^^)
by middrinn (2018-11-21 07:52) 

middrinn

これがプレミア(ム)というヤツなんですかねぇ(@_@;)
Rifle様、西行の代表的秀歌でもない歌を百人一首に入れた
藤原定家を責めるべきかと^_^; 悪い歌じゃないけど^_^;
by middrinn (2018-11-21 07:55) 

ワンモア

間違えた記述をまた別の誰かが引用して、大勢の記述が真実としてまかり通るなんてことは多いですよね。自分も気をつけなければ(-ω-、)
by ワンモア (2018-11-21 08:02) 

middrinn

西行は作家がよく小説の主人公にしてて、この人物叢書も種本にされてそうだから、
この人物叢書の変な記述を真に受けて、作品化されてそう(^_^;) まとめサイトに
ワンモア様のブログはパクられてるから、たしかに手抜きしたら大変なことに^_^;
by middrinn (2018-11-21 08:13) 

hanamura

「私を忘れないで下さい。私を見殺しにしないで下さい。」って、太宰治が芥川賞欲しさに書いた手紙のことが、思い浮かぶ自分(ズブン)は虚栄心だらけで、権威を欲しがるヤツなのさ・・・。でも、西行法師のことが、また好きになりました。
by hanamura (2018-11-21 08:55) 

middrinn

hanamura様のそんな俗っぽいところが、皆さん大好きなのよ(*'ε`*)チゥ
by middrinn (2018-11-21 09:00) 

たじまーる

middrrinさんにバカちんと言われること間違いない
昔の文学には超うといたじまーるですが・・・
百人一首をはじめ有名な作品な解釈は
昔の資料が少ないのでしょうか
みなさま見解が異なり
なかなか正しいものをお伝え出来ないものなのですね。
私が大好きなちはやふるも細かいところに着眼すると
百人一首の解釈がずれてたりしてますしね(゜ロ゜;
百人一首と言ったら
京都嵐山にある小倉百人一首殿堂時雨殿へ行ってみたいですね(⌒‐⌒)
場所は藤原定家が百人一首を選んだ地の小倉山の麓、
嵐山の渡月橋の近くに位置しているのも考えてのことかなあと思います(^^ゞ
by たじまーる (2018-11-21 09:18) 

middrinn

僅か三十一文字で色々な意味を持たせようと作者はしているので、
一つの歌について解釈が色々と分かれてもおかしくはないですが、
百人一首とかで専門家もしてないような(バカ)チン解釈をさも
それが正しいかのように披露している輩にはバカチン謹呈(^_^;)
「小倉百人一首殿堂時雨殿」は知らなかったので感謝ですm(__)m
たじまーる様からは、京都の情報をいっぱい教わってます(〃'∇'〃)
なお、定家は小倉山麓で百人一首を選んでない疑いがあります^_^;
https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-05-27
by middrinn (2018-11-21 09:46) 

えくりぷす

『歌論歌学集成 第七巻』中身を見ないで新品で購入するという大博打、絶版になったら価格が上昇して10倍の価格になったりして…^^;
小生には、和歌の良し悪しはよくわからんなぁ。落語の『西行』(出てくる歌は、実際には西行の作ではありませんが)は面白いし、3夕の歌では、西行のが好きですが・・・。
by えくりぷす (2018-11-21 11:21) 

middrinn

いやぁ~『古来風躰抄』も『無名抄』も現代語訳の付いたのが今も入手可能ですし、
『後鳥羽院御口伝』も収録されてる岩波の昔の日本古典文学大系の巻は数百円の値
ですからねぇ(^_^;) 和歌の良し悪しは人それぞれの好みかと(^^) 専門家の評価を
無視するのはどうかと思いますが^_^; 三夕では西行推しですが、定家も凄い^_^;
by middrinn (2018-11-21 11:56) 

たじまーる

追記失礼致します(^^ゞ
流石はmiddrrinさまです!
藤原定家と小倉山との位置付けや関係性を確認することができましたよ(⌒‐⌒)
ありがとう御座います<(_ _*)>
実はたじまーるその嵐山へしばらく行ってません・・・
小倉百人一首とは全く無関係ですが聞いてください(-ω-;)
嵐山は高校生の頃に3年間文通していた(携帯あっても携帯高かった)
同学年の女の子がアルバイトしていたところ(住まいは嵐電沿線)でして
思い出すとほっこりします(///ω///)
by たじまーる (2018-11-21 12:42) 

middrinn

5/1に依頼された藤原定家が小倉山の麓の小倉山荘で5/5までに100首を
選び終えて5/5に洛中の一条京極の邸宅に帰宅後、色紙に清書して5/27
に依頼主に送った、という可能性もありえなくはないでしょうけど^_^;
たじまーる様の思い出も、あま~い&かわいい(ノ≧▽≦)ノですね(〃'∇'〃)
by middrinn (2018-11-21 12:44) 

爛漫亭

 くしくも建仁元年は定家が後鳥羽上皇に
随従して難儀な熊野詣をした年ですね。
いろんなことが知れると歴史が立体的になります。
by 爛漫亭 (2018-11-21 14:19) 

middrinn

ナルホド(〃'∇'〃) 全く無関係の出来事として同じ文脈で
語られることのなかった出来事との関係性を見出せるかも
しれませんね(^^) 『熊野御幸記』(『明月記』建仁元年
十月記)のことが、芸術新潮2009年11月号の特集「京都
千年のタイムカプセル 冷泉家のひみつ」で取り上げられ、
建仁元年10月9日の全訳が、「中年定家、悪戦苦闘の熊野
詣で」として紹介されていて、興味深かったです(〃'∇'〃)
by middrinn (2018-11-21 16:23) 

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