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170524読んだ本&買った本

同じスーパーなのに1km離れた店舗の方が安かった(゚ロ゚;) 高級住宅地に住んでるのさと慰める(+_+)

【買った本&読んだ本】

生方敏郎『明治大正見聞史』(中公文庫,1978)
三好徹『まむしの周六~萬朝報物語』(中公文庫,1979)

アサイチで図書館の返却ポストに本を入れた後、ブックオフに寄ってみたら、ともに比較的キレイで、
それぞれ260円という微妙な値が付けられてたので、頼まれてた葉室麟の文庫本と一緒に購入した(^^)
生方の方は百目鬼恭三郎が『新聞を疑え』(講談社,1984)や『風の文庫談義』(文藝春秋,1991)で
取り上げてる(^^) 前者は「乃木大将の忠魂」という章の一部を要約紹介してたけど、現物を読むと、
朝日新聞社内での記者たちによる乃木大将の自殺に対する「罵倒」ぶりは、読むに堪えない酷さ(+_+)
乃木自殺の第一報が信じられず、乃木家への電話で事実と判明し、「奥様も一緒だそうだ」と聞くと
〈「何が一緒だ」/とOが口を出した。/「一緒に自殺したというんでしょう」/「では心中だな」
/と小柄な社会記者Wは鋭い声でやったので、皆がどっと笑った。乃木大将という観念と心中という
言葉とがあまりに不釣合いだったからだ。/「だって、そうじゃねえか。男と女が一緒に自殺すりゃ、
誰の場合だって立派に心中だ」/Wはきめつけるような調子で重ねてこう言った。赤ら顔の軟派記者
大酒呑みのB君は、/「心中というにはいかにも艶がなさ過ぎらあ」/と呟いた。「共同自殺や」/
と前歯のひどくとび出しているOという老記者が、その頃、岩野泡鳴と遠藤清子との、いわゆる共同
生活から流行り出したところの共同という言葉を混ぜて、得意らしく叫んだ。〉(゚ロ゚;) そんな彼らを
「主筆のTさん」(百目鬼によると鳥居素川)がたしなめると、「いや、僕たちはちっとも不真面目
じゃありませんよ。思っている通りのことを言っているんです。何しろ、こんな忙しい[明治天皇の
御大葬の日の]晩に死ぬなんて、全く新聞記者泣かせじゃありませんか」と口答え(+_+) それなのに
翌日の紙面は「誠忠無二の軍神乃木大将、すべて記事の文字は一頁より八頁まで、どこまで行っても
常にこのような尊敬を極めた美しい言葉を以って綴られてあった。それは他のどの新聞を見ても同様
だった。」という(゚ロ゚;) 「私はあまりに世の中の表裏をここに見せつけられたのであった。」(+_+)
これに対する百目鬼の評はさておき、三好のは「・・・本書は黒岩涙香の正統的な伝記でもなければ
評伝でもない。もとより歴史的な事実については正確を期したが、心は歴史小説家が史上の人物を
書くのと同じである。」と「あとがき」にあり、史伝あるいは歴史小説といったとこで面白そう(^^)

ゲロゲロ(゚ロ゚;) 1割引券を使うの忘れた(T_T) 明日までのポイントあるから今夜中に使わなきゃ(..)
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コメント 2

ぽちの輔

家の近所にあるスーパーも店舗によって微妙に差がありますね。
豆腐の値段が10円違ってたり^^;
by ぽちの輔 (2017-05-25 07:33) 

middrinn

コーヒースティックは20円=1割も違いました^_^;
古本と同じように、各商品ごとの最安値を探して
同じスーパーの別店舗をリアル買い回りしました^_^;
薬をのんでくれないとのことで気になってましたが、
猫さん達も良い方へ向かってるようで一安心ですね(^^)
by middrinn (2017-05-25 19:05) 

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