230824読んだ本【バカチン】
待望の古本が届いたけど、あまりキレイじゃないので落ち込んでいる(-ω-、) ずっと某ショップで
検索してたら7月に入り入荷して443円に下がったからラッキーと喜んだのも束の間、例のＤＭが届く
のを待っててたら7月8日に先に買われちゃった(ﾉ_-;)ﾄﾎﾎ… やっと今月11日に再入荷も602円の値が
付けられ、その日の午後に例のＤＭが届いた直後、640円に値上げΣ(￣ロ￣lll)ニャンですとぉ！？
翌日に624円になったけど高いので値下げを待ってたら15日に563円(＠_＠;) ショップが設定してる
最安値（底値）は443円ゆえ再値下げを期待してポイントバックの多い18日もスルーしたけど、気配
もないので20日に563円で注文(-ω-、) んで、届いたのが・・・(´ヘ｀;) 7月電気代が93円増(+_+)
【読んだ本（バカチン）】
モンタネッリ＆ジェルヴァーゾ（藤沢道郎訳）『ルネサンスの歴史 上 黄金世紀のイタリア』（中公文庫,1985）所蔵本
メチャ面白いところが多々あった本書、ブルネレスキとドナテッロのことをちょっと思い出したので
久々に披いたところ、誤訳と思しき一文を発見(^_^;) ただ、原文と照らし合わせたわけではなく、
てゆーか、そもそもイタリア語なんか解らないんだけどね(^_^;)
・・・／二十三歳の時、大聖堂参事会からダヴィデ像の注文を受けた。巨人ゴリアテを
倒す羊飼の少年ダヴィデは、ドナテッロ得意のテーマで、以後いくつもダヴィデ像を
制作しているが、そのうち、現在バルジェッロ美術館収蔵のものは、及び難い完成度に
達している。この作品では、ダヴィデは右腰に長剣を帯び、足許にギリシア風の兜が
置かれ、腕は軽く曲げて腰に当て、左膝をわずかに折って右足に重心をかけている。
その裸身はいかにも柔軟で、筋肉の張りも明確に表現されており、ギリシア古典彫刻の
影響が感じられる。／・・・
当該ダヴィデ像の写真を偶々見てたから気付いたけど、「右腰に長剣を帯び、足許にギリシア風の兜
が置かれ」は〈右手で長剣を持ち、足の下にはギリシア風の兜をつけた首級があり〉だと思う(^_^;)
wikiの「ドナテッロ」の項にも「左足で刎ねたゴリアテの首を踏みつけ、右手に剣を下げたダヴィデ
を表した、現在フィレンツェのバルジェロ美術館が所蔵するこの彫像こそが、古代以降で初めての裸
体の立像とされる、ドナテッロの彫刻中でもっとも有名な作品である。」云々と記されている(^_^;)
芸術新潮2005年1月号の創刊55周年記念大特集は「フィレンツェの秘密 必見！フィレンツェ五十五宝
めぐり 携帯マップ付」で、その45番にはバルジェッロ国立美術館蔵のドナテッロ《ダヴィデ像》が
リストアップされていて、「Ⅷ 男色都市の巨匠たち」で森田義之が次のように解説(^_^;)
・・・／倦怠と官能。すでに戦いは終わり、ダヴィデは気だるげに剣を提げて、
勝利の余韻にひたっています。ぽってりと柔らかい肉付きの体はしかし、敏捷な
戦士のそれというよりはむしろお稚児さんふう美少年。脂ののった肌の感触まで
表現されている。ゴリアテの首を踏みつけた左足首にこのペリシテ族の巨人の髭
がからまりつき、兜の羽飾りが内股に添［ママ］って右脚のつけ根まで伸びてゆく。
殺した者と殺された者の間には、なにやら密かな交歓が成立しているかのようです。
・・・
続けてフィレンツェの同性愛文化その他も解説しているけど、部分拡大図のキャプションにおいても
「自らが殺した巨人の髭に足指をなぶらせる、はたまた兜の羽飾りが内股に沿って伸びるむせかえる
官能のディテール・・・」とあって、こーゆーディテールを拾い上げて読み込む研究者に脱帽(^_^;)
・野上素一（弥生子の子）『ダンテ その華麗なる生涯』新潮選書がモンタネッリの本から剽窃(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-03-01
検索してたら7月に入り入荷して443円に下がったからラッキーと喜んだのも束の間、例のＤＭが届く
のを待っててたら7月8日に先に買われちゃった(ﾉ_-;)ﾄﾎﾎ… やっと今月11日に再入荷も602円の値が
付けられ、その日の午後に例のＤＭが届いた直後、640円に値上げΣ(￣ロ￣lll)ニャンですとぉ！？
翌日に624円になったけど高いので値下げを待ってたら15日に563円(＠_＠;) ショップが設定してる
最安値（底値）は443円ゆえ再値下げを期待してポイントバックの多い18日もスルーしたけど、気配
もないので20日に563円で注文(-ω-、) んで、届いたのが・・・(´ヘ｀;) 7月電気代が93円増(+_+)
【読んだ本（バカチン）】
モンタネッリ＆ジェルヴァーゾ（藤沢道郎訳）『ルネサンスの歴史 上 黄金世紀のイタリア』（中公文庫,1985）所蔵本
メチャ面白いところが多々あった本書、ブルネレスキとドナテッロのことをちょっと思い出したので
久々に披いたところ、誤訳と思しき一文を発見(^_^;) ただ、原文と照らし合わせたわけではなく、
てゆーか、そもそもイタリア語なんか解らないんだけどね(^_^;)
・・・／二十三歳の時、大聖堂参事会からダヴィデ像の注文を受けた。巨人ゴリアテを
倒す羊飼の少年ダヴィデは、ドナテッロ得意のテーマで、以後いくつもダヴィデ像を
制作しているが、そのうち、現在バルジェッロ美術館収蔵のものは、及び難い完成度に
達している。この作品では、ダヴィデは右腰に長剣を帯び、足許にギリシア風の兜が
置かれ、腕は軽く曲げて腰に当て、左膝をわずかに折って右足に重心をかけている。
その裸身はいかにも柔軟で、筋肉の張りも明確に表現されており、ギリシア古典彫刻の
影響が感じられる。／・・・
当該ダヴィデ像の写真を偶々見てたから気付いたけど、「右腰に長剣を帯び、足許にギリシア風の兜
が置かれ」は〈右手で長剣を持ち、足の下にはギリシア風の兜をつけた首級があり〉だと思う(^_^;)
wikiの「ドナテッロ」の項にも「左足で刎ねたゴリアテの首を踏みつけ、右手に剣を下げたダヴィデ
を表した、現在フィレンツェのバルジェロ美術館が所蔵するこの彫像こそが、古代以降で初めての裸
体の立像とされる、ドナテッロの彫刻中でもっとも有名な作品である。」云々と記されている(^_^;)
芸術新潮2005年1月号の創刊55周年記念大特集は「フィレンツェの秘密 必見！フィレンツェ五十五宝
めぐり 携帯マップ付」で、その45番にはバルジェッロ国立美術館蔵のドナテッロ《ダヴィデ像》が
リストアップされていて、「Ⅷ 男色都市の巨匠たち」で森田義之が次のように解説(^_^;)
・・・／倦怠と官能。すでに戦いは終わり、ダヴィデは気だるげに剣を提げて、
勝利の余韻にひたっています。ぽってりと柔らかい肉付きの体はしかし、敏捷な
戦士のそれというよりはむしろお稚児さんふう美少年。脂ののった肌の感触まで
表現されている。ゴリアテの首を踏みつけた左足首にこのペリシテ族の巨人の髭
がからまりつき、兜の羽飾りが内股に添［ママ］って右脚のつけ根まで伸びてゆく。
殺した者と殺された者の間には、なにやら密かな交歓が成立しているかのようです。
・・・
続けてフィレンツェの同性愛文化その他も解説しているけど、部分拡大図のキャプションにおいても
「自らが殺した巨人の髭に足指をなぶらせる、はたまた兜の羽飾りが内股に沿って伸びるむせかえる
官能のディテール・・・」とあって、こーゆーディテールを拾い上げて読み込む研究者に脱帽(^_^;)
・野上素一（弥生子の子）『ダンテ その華麗なる生涯』新潮選書がモンタネッリの本から剽窃(^_^;)
⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-03-01
まだ１２日先だが、気象台のヨーロッパ中期予報センター
によると、現在全く姿の無い紀伊半島のはるか南の海上
に、恐らく台風１１号（の号数程度）が発生し、９月
５日の火曜前後に、東海の方へ来るらしい。この程度
の読みが可能になれば、古本の最安値買いも可能か？
by df233285 (2023-08-24 22:15)
兜が置いてあったのではなく、兜を被った首が置いてあったが
正解と。でも、このダヴィデ像、かなり無防備なのに・・・・
ゴリアテはどこを狙って闘っていたのか(謎)。
by tai-yama (2023-08-24 23:18)
関東にも来るのかを予測できるかですね(＠_＠;)
他の出品者が幾らの値を付けるか、そして、常に
最安値になるように設定しているかどうか、更に
買おうとしてる人が他にもいるかどうか(＠_＠;)
長さん様、最安値で買うのは難しいです(-ω-、)
by middrinn (2023-08-25 05:32)
「右腰に長剣を帯び」も「長剣」を手に持ってないことになり、完全に誤り(^_^;)
tai-yama様、闘いが終わって「あぁ～暑かった！」と鎧を脱いだとこかも(^_^;)
by middrinn (2023-08-25 05:57)