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230813読んだ本

漢字が正しく書けなくたっていいじゃないか バカチンだもの・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;人間あるいは俳聖!
〈5/15に900円だった古本がジリジリと値を下げ803円(^^) 「500円台になれば買う(^o^)丿」再説(^^)〉
と「230611読んだ本【18禁】」に書いた古本が今朝600円になったけど、もう少し我慢するぞp(・ω・*q)

【読んだ本】

田中善信『芭蕉の学力』(新典社選書,2012)

    ・・・/すでに述べたように、元政や榊原篁洲は「暗中に模索」と正しく書いています。
    この二人は誰もが認める江戸時代の一流の知識人でした。/芭蕉は「闇中に莫作」と
    間違って書いています。このことは、芭蕉は元政や篁洲などとは肩を並べるような、
    一流の知識人でなかったことを示しています。たった一つの間違いでそのように決め
    つけるのは、あまりに短絡的だと批判する人がいるかも知れませんが、たった一つでも
    間違いの内容が問題です。一つの間違いでもそれが学力を判定する材料になる場合が
    あります。/近年漢字が読めないというので、世間の失笑を買った総理大臣がいましたが、
    たった一つの間違いでも、その人の学力が露呈する場合があります。「闇中に莫作」
    という誤記に、芭蕉の学力の実態が露呈していると思います。/・・・

本書の28~29頁から引いたけど、「元政」は「誰もが認める江戸時代の一流の知識人」(本書29頁)
だってヤッタネ!!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪ 本書24頁でも元政の漢詩文集『草山集』が「(暗中に)摸索」
という言葉の禅の本以外の用例として挙げられ、「元政は江戸時代前期を代表する歌人であり漢詩人
でした。」(本書24頁)とあるウキウキ♪o(^-^ o )(o ^-^)oランラン♪ 元政上人の『扶桑隠逸伝』の訳書
である淸水龍山(閲)音馬實藏(譯)『國譯扶桑隱逸傳』(平樂寺書店,1930)は5135円もしたから
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2023-08-04 )、小生としては嬉しい(T_T)
タグ:評論 古典 俳諧
コメント(4) 
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コメント 4

tai-yama

説明文、写しの誤字をしてもしょうがないと言ってみたり(笑)。
「暗中に模索」よりも「闇中に莫作」の方が文字的には
かっこよく見えたり。
by tai-yama (2023-08-13 20:22) 

df233285

あんまり教わったのが昔の事(高校)なので、何が公理で
何が導出定理だったのかを私は忘れたが。また三角形の合同と、
直角三角形の合同を、今の学校ではいつ習うのかも知らないが。
三角形の底辺に並行に引いた直線上に、元の三角形の頂点
を移動しても、三角形の面積が常に等しいのを、証明できない
学生ばかりに、最近日本はなっているらしい。そう言えば、既に
約60年前から、この点に関する学校の数学の説明が、妙に
雑だったような話が、薄っすら有る事は確かだと思うのだが。
妙だと思って、あんまり高度とも思えないが。自力で証明する力が、
コピペばかりの世界にどっぷり浸かり、今の日本人には全く無く
なった、という事なのかもしれないと私は疑う。
by df233285 (2023-08-13 22:40) 

middrinn

世の中に間違ったことを広めるのは良くないかとオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
tai-yama様による写しを読んでるのは小生だけみた・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
たしかに、後者だと漢字4文字中3文字が左右対称のシンメトリー(^_^;)
「模索」と「莫作」は全く意味が異なり後者は成り立たぬと本書(@_@;)
「莫作」は誤字とする通説に対し、誤字に非ずとの説もあります(@_@;)
by middrinn (2023-08-14 07:43) 

middrinn

今でも憶えてますが実生活で一度も使ったことが無い台形の面積の求め方、
長さん様、その公式を導き出す考え方だけは興味深いですけどね(^_^;)
by middrinn (2023-08-14 08:12) 

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