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221213買った本&読んだ本

買っても損にはならないような本を未見で選ぶには、著者買いかな〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
ネット上のレヴューというのは、どうにも当てにならないからねぇ〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

【買った本&読んだ本】

松浦友久&植木久行『中国の都城② 長安・洛陽物語』(集英社,1987)

「もったいない本舗 楽天市場店」の「良い」431円(送料無料)を41p使って390円で10日に注文して
13日に追跡不可能ゆうメールで届く(^_^;) 期間限定ポイントの処理と1月の卓上カレンダーの入手が
目的で、買って損しなさそうな本としてチョイス(^_^;) 帯付きも、表紙カヴァー&本の一部の焼けが
なにわのブラックダイヤモンド橋本梨菜だけど、書き込み等は見当たらず、問題ナシオン主権(^o^)丿

    はじめに──都城の象徴性[シンボリズム]

    長安物語

    【一】 金城千里 天府の国

      西周の都城誕生まで
      秦の始皇帝と咸陽宮
      「斗城」の成立──前漢の長安城
      都城の光と影
      武帝の登場と三大宮殿
      六朝期の長安城と鳩摩羅什

    【二】 花は舞う大唐の都

      タムガジの都京城[クムダン]──宇文愷の都城プラン
      唐都長安への誘い──紅塵も猶自香[なおかんば]し
      華麗なる巨唐の大宮殿──大明宮と興慶宮
      胡楽と胡食──都城の異国趣味
      長安の春
      大雁塔と小雁塔──唐代の名勝古跡散歩(Ⅰ)
      華清宮と香積寺──唐代の名勝古跡散歩(Ⅱ)
      昭陵と乾陵──唐代の名勝古跡散歩(Ⅲ)

    【三】 省都西安の誕生

    洛陽物語

    【一】 佳麗なる都城

      周公の洛邑建設と東周遷都
      後漢の洛陽城と白馬寺伝説
      「洛神の賦」と魏晋の洛陽城
      「銭神論」と緑珠哀話
      繁華な国際都市──北魏の洛陽城
      伽藍都市と邙山

    【二】 隆昌する洛都

      清洛 城心を貫く──隋唐の洛陽城
      繁華な天津橋と北市
      名勝竜門と香山寺
      学術と庭園の都市──北宋の洛陽城

    【三】 古都新貌──伝統息づく工業都市

    『長安・洛陽物語』年譜

    『長安・洛陽物語』名勝一覧

    『長安・洛陽物語』関連地図

    参考文献

    あとがき

みんなが大好きな『三国志』ネタに関連する話でも引いておきますかね〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    ・・・/身世の孤独感を深く感じた曹植が、蒼茫と暮れゆく洛水のほとりを通り
    かかったとき、ふと洛水の神女が現われた。このとき生まれた名作「洛神の賦」は、
    本来、甄氏[けんし](または、しんし)へのひそかな思慕を洛水の女神に託して
    歌ったものであり、原題は「感甄の賦」であったという。/文帝曹丕の妃甄氏は、
    薄幸の美女であった。もともと曹操の強敵袁紹の次男の嫁であったが、袁紹を
    滅ぼした曹操は、その美貌を慕う息子の曹丕に彼女を与えた。いっぽう、弟の曹植
    自身も、以前から甄氏を恋い慕い、甄氏が兄の妻になったと聞くと、心穏やかならず
    寝食を廃するほどであった。甄氏はやがて郭后の讒言を受けて死ぬ。曹丕は、弟の
    ひそかな想いを知ってか、甄氏の枕を与えた。曹植は、都からの帰路、今は亡き
    甄氏を思い続けながら歩いていると、突如、彼女が現われていう、/「・・・」。/
    いい終わるや、その姿はそのまま消えた。曹植は、二人のかなわぬ恋の嘆きを、
    人と神とのはかない交歓にたとえたが、甄氏の子の明帝曹叡は、この賦の名を
    「洛神の賦」に改称したのだという。/・・・

駒田信二『中国詩人伝』(芸術新聞社,1991)の「曹操・曹丕・曹植」の章は〈・・・/なお、曹丕と
曹植とのあいだには、曹丕の妻(文帝の皇后)の甄[しん]氏があるという説話もある。それは曹植
の作「洛神の賦」に『文選』の注釈者李善が注して、曹植は甄氏を恋い慕っていて、自分の妻にと望
んだが、曹操はゆるさずに曹丕にあたえたと書いていることを根拠とする。/・・・/甄氏が曹丕の
妻になってからも、曹植は甄氏を慕いつづけ、甄氏もまた曹丕よりも曹植の方に心を寄せていたとい
う説話もある。・・・曹叡は実は曹植の子だという説もある。/あるいは曹丕と曹植との確執の一面
には、甄氏のことがあったのかもしれない。〉とし、駒田信二『中国妖姫伝』(講談社文庫,1979)に
「洛神の賦──甄宓(漢)」という短篇小説を収録しているよん〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

タグ:中国 地理 歴史
コメント(4) 
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コメント 4

tai-yama

「甄氏の枕を与えた」と。これぞ、元祖 抱き枕っ(笑)。
曹植はそれを、おか・・・・(以下自粛)。
by tai-yama (2022-12-13 23:10) 

middrinn

甄氏の臭い・・ヘ(__ヘ)☆ヾ( ̄ヘ ̄; )匂いか香りだろ!
その枕は陶枕で、陶磁器製の枕だったりして(^_^;)
陶枕ならひんやりして夏は寝心地が良さそう(^_^;)
by middrinn (2022-12-14 05:04) 

df233285

若者は管理人さんのごとくに、書籍の購入で迷っては
いけません。恐ろしいほどに加齢で吸収力は落ちます。
どんどん書籍に浪費してください。しょせん書籍代の
購入の浪費による出費の変動挙動など現実には、のち
に購入不動産の一部の出費を、購入時期をわずかに工
夫するか私のパソコンにしばしば表示されるごとくの、
手持ち物件が、現実には地元不動産屋のそれに比べて
劣る等、評判の余り、芳しく無い不動産屋を避けると
いった工夫程度で、モトの取れる額差に過ぎません。
by df233285 (2022-12-14 09:37) 

middrinn

若者には可能性がありますから、金に糸目はつけずに
手当たり次第に購入するのもありでしょうね(^_^;)
若い頃に購入した本も知識も増えるなどレディネスが
備わってから読むと初めてその価値が判るし(^_^;)
ただ、本の真贋も判るようになるので、内容に相応の
値段なのかを常に吟味するようになりますね(^_^;)
by middrinn (2022-12-14 15:34) 

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