読書の厄介なところは、本を読まない人が本に関わっている場合である〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
【一昨昨日買った本&読んだ本】
芸術新潮2021年8月号
発売日21日に新品1590円を1430円で購入(^^) 「特別定価」と記載も値上げへの布石かヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
本号の特集は「いよいよ行ける日のために とっておきの聖地」で内容は次の通り_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
編集部特選 とっておきの聖地MAP
[古代編]
人類最古の宴のあと ギョベックリ・テペ遺跡[トルコ]
~シャンルウルファ考古学博物館
アポロンは告げる 神託の地デルポイ[ギリシャ]
~アポロン神殿、古代劇場、アテナイ人の宝庫、アテナ・プロナイアの神域、
デルフィ考古学博物館(《デルポイの馭者》←三島由紀夫「アポロの杯」、
《シフノス人の宝庫北面フリーズ》)
壮大&壮麗! 断崖の直彫り神殿群 ペトラ遺跡[ヨルダン]
~シーク(岩の裂け目の道)、エル・ハズネ(宝物殿の意)、ローマ劇場、エド・ディル
基礎知識コラム そこが聖地である理由
~エルサレム、メッカ、メディナ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂(スペイン)、
シモノスペトラ修道院(ギリシャのアトス山)
[中世編]
東ローマ モザイク帝国の遺産 ラヴェンナの聖堂[イタリア]
~サン・ヴィターレ聖堂、サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂
どこまで続く列柱の森 コルドバのイスラム建築[スペイン]
~メスキータ[スペ語でモスクの意も固有名詞] *ミフラーブ(メッカの方向を示す窪み)
フィヨルドの奥にたたずむ 中世の木造教会[ノルウェー]
~ウルネス教会、ボルグン教会 *木造[スターヴ]教会[ヒルケ](柱の教会の意)
つましさこそ美しい プロヴァンスのロマネスク三聖堂[フランス]
~「プロヴァンスの三姉妹」と称されるシトー会修道院(セナンク修道院、
シルヴァカーヌ修道院、ル・トロネ修道院)
仰げば尊し、ゴシックの極み シャルトル大聖堂[フランス]
外壁もカンヴァス! 16世紀ルーマニアの美麗なる修道院群[ルーマニア]
~ヴォロネツ修道院、スチェヴィツァ修道院 *ヴォロネツ・ブルー(この地方独特の青)
特別寄稿 聖地メディナの新たな顔(写真+文 野町和嘉)
[近世編]
ジョット最高傑作の 小宇宙 スクロヴェーニ礼拝堂[イタリア]
~ジョット・ディ・ボンドーネ(1267頃~1337)のフレスコ画
ドイツ・ルネサンスが 生んだ祈りの彫刻 リーメンシュナイダーの忘却と復活[ドイツ]
~ティルマン・リーメンシュナイダー(1460頃~1531)は19世紀に再浮上し、
ドイツ古典美術の黄金時代=「デューラーの時代」を彫刻面で代表する巨匠
ヘルゴット教会《マリア祭壇》、ザンクト・ヤコブ教会《聖血祭壇》
ヴュルツブルク大聖堂《司教ルドルフ・フォン・シェレンベルクの墓碑》
ザンクト・アフラ教会《悲しみの群像》
ミケランジェロの夜の家 メディチ家礼拝堂[イタリア]
サン・ロレンツォ聖堂メディチ家礼拝堂 《朝》《夜》《昼》《夕》
イスタンブールの景観をつくった 建築家シナンのモスク[トルコ]
ミーマール・シナン(1500頃~88) *ミーマールは建築家を意味
スレイマーニエ・ジャーミイ、セリミエ・ジャーミイ(シナンの最高傑作)
マアロヴァ水道橋、シェフザーデ・ジャーミイ、リュステム・パシャ・ジャーミイ、
ミフリマー・スルタン・ジャーミイ *大モスクをトルコ語でジャーミイ
名画巡礼
ムンクお気に入りの避暑地 オースゴールストラン
フェルメールの地元愛 デルフト
最後の70日で約70点描いた ゴッホのオーヴェール
ライフワークの睡蓮咲く モネのジヴェルニー
15世紀の画家ヴィッツの見たレマン湖
19世紀の都会っ子カイユボットのパリ
ギョベックリ・テペ遺跡の発掘調査が始まったのは1995年で、その円形の遺構についての説明(゚o゚;)
・・・衝撃的だったのは、その造営の時期だった。放射性炭素年代測定により、
最も古い遺構は紀元前9500年頃、つまり今からおよそ1万1000年も前に
造られていたことが判明したのである。これは最後の氷河期が終わって間もない頃で、
人類が農耕を始める前。従来の常識では、農耕&牧畜開始→集落形成→人口増大→
文明の発生という順番で人類発展の歴史は考えられていた。が、その常識を覆し、
農耕開始以前に、狩猟採集民たちが力を合わせてこれほどの建造物を造っていた、
というのである。/・・・
へぇ~!だけど、どこにアートが関係するんだろうと思っていたら、5mを超えるT字形の巨大石柱が
「くの字形の腕、指、帯などが浮彫されており、どうやら人物像らしい・・・」だとヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
こんな形をした「人物像」とは造った人々の想像力は凄いな( ̄◇ ̄;)ヾ( ̄o ̄;)オイオイ宇宙人かもよ?
・・・はるかに時代が下るストーンヘンジ(紀元前2500年頃~)が石を並べた
だけの遺構であることを考えると、ギョベックリ・テペの異様な先進性には
つくづく驚かされる。/・・・
ペトラ遺跡「エル・ハズネ」への入り口である「シーク」という岩の裂け目の細い道、岸壁の高さは
100mもあって道は1km以上も続くらしいけど、ドローンで撮影した映像とかあれば視てみたいな(^_^;)
第2特集「平野甲賀」は「自分の頭で考え、自分の足で歩みつづけたひと」(編集・文 長田年伸)、
「平野甲賀の青春」(文 津野海太郎)、「プレイヤーである、ということ」(文 黒川 創)の3本、
津野海太郎の次の記述(@_@;)
・・・/そしてその過程で、それまでは原弘や杉浦康平をひきつぐ尖鋭なタイポ
グラファー(いわば活字文字の書道家)だった平野が、一転して、文字を絵として
扱うようになる。といっても白川静式の始源の表意文字などではない。意味とは無縁の、
ただのカタチとしての文字。そいつと精一杯、遊んでみる。つまり小林[信彦]さん
いうところの「手工芸的」な楽しみにめざめた平野が、こんどは本の装丁でおなじことを
やりはじめた。それが七〇年代のはじめごろ──。/ただ見つけたばかりの遊びに熱中
しすぎたせいか、最初のうちは極端な変型のため、肝心かなめの本のタイトルがスムーズに
読めない。一九七二年に白水社からだした私の『門の向うの劇場』という本から七六年に
刊行が始まった晶文社の『長谷川四郎全集』あたりまで、カタチは美しすぎるほど
美しいのに、ほぼ読解不能という状態がつづく。・・・/でも、そんな初期段階をへて、
やがて、どれほど大胆に変型しようとも、なぜかきちんと読めるという新しい段階に
たどりつく。つまり「コウガグロテスク」の完成です。・・・
本誌本号に掲載されている2015年の「文字に文字展」の告知ポスター、「文字に女字展」としか最初
読めなかった(^_^;) 人目を引くからその本を手に取ってくれる人もいるだろうけど、書名が読めずに
見逃してしまう人もいるかも(@_@;) 立花隆『ぼくはこんな本を読んできた 立花式読書論、読書術、
書斎論』(文春文庫,1999)所収の「私の読書日記」には次のような指摘もあるしねC= (-。- ) フゥー
・・・問題は造本である。担当の戸田ツトムは、最近のブックデザイン界ではいちばん
売れっ子の一人だが、この人の作る本は、いろいろ目新しいことをするので、見た目は
よいのだが、読む立場からすると、実に読みづらい。たとえば、ページのノンブルが
必ずといっていいほど変則的な所に打たれているから、目的のページをさがしにくい。
・・・
安原顯(編)『リテレール・ブックス① 私の貧乏時代』(メタローグ,1994)は装幀が菊地信義で、
同書のノンブルの位置&向きはマジで酷い(-"-) 本を読む立場になって造ったのではないのは明白、
てゆーか、もしかしたら本を読まない輩ではないかと邪推しちゃうレヴェルのノンブルヾ(`◇´)ノ
あとは、〈藤戸竹喜 「木彫りの熊」に吹き込む命〉(文 冨田 章)、前橋重二の連載「海外アート
Study最前線」第67回「彼はどうして贋作者とされたのか」、三浦篤の連載「大人のための印象派講座
③ミューズの役割を果たした妻とポーズをとるのに耐えた妻」ぐらいかな_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
堀江敏幸の連載「定形外郵便」第85回「料金別納の罠」は、「郵便局の会計担当課長が切手を盗んで
金券ショップで換金し、その一部を愛人に貢いでいたという事件の裁判の、一審判決の内容が新聞で
報じられていた。」として、
・・・/記事を読んだ直後、これから文学関係のイベント告知のため各所にチラシを送る
という若者と話す機会があったので、参考までにと「料金別納」制度の説明をした流れで
右の記事に触れ、家族がいなかったら調査が入る前に高飛びしてたかもしれないねと
言ったところ、選手だったんですか、と返されてしばらく茫然としてしまった。走高跳の
ことだと思ったらしい。もしかすると課長は本当に走高跳の選手で、そういう記述を
見落としていたのかもしれないと混乱しながら、高飛びというのは、犯罪を犯した者が
捕まる前に遠くへ逃げることだと解説した。/・・・
堀江敏幸と付き合いもあり、「文学関係のイベント告知」に関わる人物にしては、ヴォキャブラリー
が貧困なようだけど、もしかしたら本とか読んだことがない今時の「若者」なのだろうか(@_@;)
【一昨昨日買った本&読んだ本】
芸術新潮2021年8月号
発売日21日に新品1590円を1430円で購入(^^) 「特別定価」と記載も値上げへの布石かヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
本号の特集は「いよいよ行ける日のために とっておきの聖地」で内容は次の通り_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
編集部特選 とっておきの聖地MAP
[古代編]
人類最古の宴のあと ギョベックリ・テペ遺跡[トルコ]
~シャンルウルファ考古学博物館
アポロンは告げる 神託の地デルポイ[ギリシャ]
~アポロン神殿、古代劇場、アテナイ人の宝庫、アテナ・プロナイアの神域、
デルフィ考古学博物館(《デルポイの馭者》←三島由紀夫「アポロの杯」、
《シフノス人の宝庫北面フリーズ》)
壮大&壮麗! 断崖の直彫り神殿群 ペトラ遺跡[ヨルダン]
~シーク(岩の裂け目の道)、エル・ハズネ(宝物殿の意)、ローマ劇場、エド・ディル
基礎知識コラム そこが聖地である理由
~エルサレム、メッカ、メディナ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂(スペイン)、
シモノスペトラ修道院(ギリシャのアトス山)
[中世編]
東ローマ モザイク帝国の遺産 ラヴェンナの聖堂[イタリア]
~サン・ヴィターレ聖堂、サンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂
どこまで続く列柱の森 コルドバのイスラム建築[スペイン]
~メスキータ[スペ語でモスクの意も固有名詞] *ミフラーブ(メッカの方向を示す窪み)
フィヨルドの奥にたたずむ 中世の木造教会[ノルウェー]
~ウルネス教会、ボルグン教会 *木造[スターヴ]教会[ヒルケ](柱の教会の意)
つましさこそ美しい プロヴァンスのロマネスク三聖堂[フランス]
~「プロヴァンスの三姉妹」と称されるシトー会修道院(セナンク修道院、
シルヴァカーヌ修道院、ル・トロネ修道院)
仰げば尊し、ゴシックの極み シャルトル大聖堂[フランス]
外壁もカンヴァス! 16世紀ルーマニアの美麗なる修道院群[ルーマニア]
~ヴォロネツ修道院、スチェヴィツァ修道院 *ヴォロネツ・ブルー(この地方独特の青)
特別寄稿 聖地メディナの新たな顔(写真+文 野町和嘉)
[近世編]
ジョット最高傑作の 小宇宙 スクロヴェーニ礼拝堂[イタリア]
~ジョット・ディ・ボンドーネ(1267頃~1337)のフレスコ画
ドイツ・ルネサンスが 生んだ祈りの彫刻 リーメンシュナイダーの忘却と復活[ドイツ]
~ティルマン・リーメンシュナイダー(1460頃~1531)は19世紀に再浮上し、
ドイツ古典美術の黄金時代=「デューラーの時代」を彫刻面で代表する巨匠
ヘルゴット教会《マリア祭壇》、ザンクト・ヤコブ教会《聖血祭壇》
ヴュルツブルク大聖堂《司教ルドルフ・フォン・シェレンベルクの墓碑》
ザンクト・アフラ教会《悲しみの群像》
ミケランジェロの夜の家 メディチ家礼拝堂[イタリア]
サン・ロレンツォ聖堂メディチ家礼拝堂 《朝》《夜》《昼》《夕》
イスタンブールの景観をつくった 建築家シナンのモスク[トルコ]
ミーマール・シナン(1500頃~88) *ミーマールは建築家を意味
スレイマーニエ・ジャーミイ、セリミエ・ジャーミイ(シナンの最高傑作)
マアロヴァ水道橋、シェフザーデ・ジャーミイ、リュステム・パシャ・ジャーミイ、
ミフリマー・スルタン・ジャーミイ *大モスクをトルコ語でジャーミイ
名画巡礼
ムンクお気に入りの避暑地 オースゴールストラン
フェルメールの地元愛 デルフト
最後の70日で約70点描いた ゴッホのオーヴェール
ライフワークの睡蓮咲く モネのジヴェルニー
15世紀の画家ヴィッツの見たレマン湖
19世紀の都会っ子カイユボットのパリ
ギョベックリ・テペ遺跡の発掘調査が始まったのは1995年で、その円形の遺構についての説明(゚o゚;)
・・・衝撃的だったのは、その造営の時期だった。放射性炭素年代測定により、
最も古い遺構は紀元前9500年頃、つまり今からおよそ1万1000年も前に
造られていたことが判明したのである。これは最後の氷河期が終わって間もない頃で、
人類が農耕を始める前。従来の常識では、農耕&牧畜開始→集落形成→人口増大→
文明の発生という順番で人類発展の歴史は考えられていた。が、その常識を覆し、
農耕開始以前に、狩猟採集民たちが力を合わせてこれほどの建造物を造っていた、
というのである。/・・・
へぇ~!だけど、どこにアートが関係するんだろうと思っていたら、5mを超えるT字形の巨大石柱が
「くの字形の腕、指、帯などが浮彫されており、どうやら人物像らしい・・・」だとヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
こんな形をした「人物像」とは造った人々の想像力は凄いな( ̄◇ ̄;)ヾ( ̄o ̄;)オイオイ宇宙人かもよ?
・・・はるかに時代が下るストーンヘンジ(紀元前2500年頃~)が石を並べた
だけの遺構であることを考えると、ギョベックリ・テペの異様な先進性には
つくづく驚かされる。/・・・
ペトラ遺跡「エル・ハズネ」への入り口である「シーク」という岩の裂け目の細い道、岸壁の高さは
100mもあって道は1km以上も続くらしいけど、ドローンで撮影した映像とかあれば視てみたいな(^_^;)
第2特集「平野甲賀」は「自分の頭で考え、自分の足で歩みつづけたひと」(編集・文 長田年伸)、
「平野甲賀の青春」(文 津野海太郎)、「プレイヤーである、ということ」(文 黒川 創)の3本、
津野海太郎の次の記述(@_@;)
・・・/そしてその過程で、それまでは原弘や杉浦康平をひきつぐ尖鋭なタイポ
グラファー(いわば活字文字の書道家)だった平野が、一転して、文字を絵として
扱うようになる。といっても白川静式の始源の表意文字などではない。意味とは無縁の、
ただのカタチとしての文字。そいつと精一杯、遊んでみる。つまり小林[信彦]さん
いうところの「手工芸的」な楽しみにめざめた平野が、こんどは本の装丁でおなじことを
やりはじめた。それが七〇年代のはじめごろ──。/ただ見つけたばかりの遊びに熱中
しすぎたせいか、最初のうちは極端な変型のため、肝心かなめの本のタイトルがスムーズに
読めない。一九七二年に白水社からだした私の『門の向うの劇場』という本から七六年に
刊行が始まった晶文社の『長谷川四郎全集』あたりまで、カタチは美しすぎるほど
美しいのに、ほぼ読解不能という状態がつづく。・・・/でも、そんな初期段階をへて、
やがて、どれほど大胆に変型しようとも、なぜかきちんと読めるという新しい段階に
たどりつく。つまり「コウガグロテスク」の完成です。・・・
本誌本号に掲載されている2015年の「文字に文字展」の告知ポスター、「文字に女字展」としか最初
読めなかった(^_^;) 人目を引くからその本を手に取ってくれる人もいるだろうけど、書名が読めずに
見逃してしまう人もいるかも(@_@;) 立花隆『ぼくはこんな本を読んできた 立花式読書論、読書術、
書斎論』(文春文庫,1999)所収の「私の読書日記」には次のような指摘もあるしねC= (-。- ) フゥー
・・・問題は造本である。担当の戸田ツトムは、最近のブックデザイン界ではいちばん
売れっ子の一人だが、この人の作る本は、いろいろ目新しいことをするので、見た目は
よいのだが、読む立場からすると、実に読みづらい。たとえば、ページのノンブルが
必ずといっていいほど変則的な所に打たれているから、目的のページをさがしにくい。
・・・
安原顯(編)『リテレール・ブックス① 私の貧乏時代』(メタローグ,1994)は装幀が菊地信義で、
同書のノンブルの位置&向きはマジで酷い(-"-) 本を読む立場になって造ったのではないのは明白、
てゆーか、もしかしたら本を読まない輩ではないかと邪推しちゃうレヴェルのノンブルヾ(`◇´)ノ
あとは、〈藤戸竹喜 「木彫りの熊」に吹き込む命〉(文 冨田 章)、前橋重二の連載「海外アート
Study最前線」第67回「彼はどうして贋作者とされたのか」、三浦篤の連載「大人のための印象派講座
③ミューズの役割を果たした妻とポーズをとるのに耐えた妻」ぐらいかな_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
堀江敏幸の連載「定形外郵便」第85回「料金別納の罠」は、「郵便局の会計担当課長が切手を盗んで
金券ショップで換金し、その一部を愛人に貢いでいたという事件の裁判の、一審判決の内容が新聞で
報じられていた。」として、
・・・/記事を読んだ直後、これから文学関係のイベント告知のため各所にチラシを送る
という若者と話す機会があったので、参考までにと「料金別納」制度の説明をした流れで
右の記事に触れ、家族がいなかったら調査が入る前に高飛びしてたかもしれないねと
言ったところ、選手だったんですか、と返されてしばらく茫然としてしまった。走高跳の
ことだと思ったらしい。もしかすると課長は本当に走高跳の選手で、そういう記述を
見落としていたのかもしれないと混乱しながら、高飛びというのは、犯罪を犯した者が
捕まる前に遠くへ逃げることだと解説した。/・・・
堀江敏幸と付き合いもあり、「文学関係のイベント告知」に関わる人物にしては、ヴォキャブラリー
が貧困なようだけど、もしかしたら本とか読んだことがない今時の「若者」なのだろうか(@_@;)