僅か15分程度の外出のためにマスク1枚使うのは勿体無いと考えて近所では買い物しなくなった(@_@;)
昼に、ケーキを先に食べたせいか、カップ麺のスープも飲み干したせいか、胃がチョウ気持ち悪い(+_+)

【買った本&読んだ本】

萩谷朴『おもしろ奇語辞典』(新潮社,1990)

「もったいない本舗 楽天市場店」で298円(318円-20p)「良い」を14日注文したのが届いた(^_^;)
「200126読んだ本【18禁】」(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-26 )で
本書の一部は紹介済み(⌒~⌒)ニヤニヤ 目が留まった本書の「ちやほや」の項の前半を引くv( ̄∇ ̄)ニヤッ

    /言葉や動作で、相手を甘やかしたりおだてたりすることを、「チヤホヤする」という
    表現は、一見擬声語のように見えるが、案外、古くて由緒のあるコトバである。/
    一条天皇の皇后藤原定子(故関白道隆女)が、天皇の寵が従妹の中宮彰子(左大臣道長女)
    に移り、公卿殿上人が悉く中宮の周囲に集まって、折から端午、菖蒲の節供である
    というのに、身辺まことに寂寥たることを歎いて、

     みな人は花や蝶やといそぐ日もわが心をば君ぞ知りける

    という一首の歌を詠んで、清少納言に示されたということが、『枕草子』に見えている。
    つまり、公卿殿上人がみな、中宮彰子をチヤホヤしているというわけである。
    『堤中納言物語』の「虫めづる姫君」の物語にも、

     うらやまし花や蝶やといふめれど皮虫くさき世をも見るかな

    という歌がある。/・・・

丸谷才一『男もの女もの』(文春文庫,2001)に入っている「菜の葉に飽いたら桜にとまれ」と題した
一篇の書き出しを引く〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    /笑つてはいけませんよ。蝶について、わたしは一つ重大な疑問をいだいてゐた。
    日本には昔、蝶はゐなかつたんぢやないかといふ疑問である。もちろんそんなことは
    あり得ない。もしも蝶がゐなければ菜の花が困る。絶対にゐたはずである。
    蝶が昔はゐなくつて、後世になつて突如として出現したはずはありません。
    菜の花に限らず、いろんな花へ蜜を吸ひに行つて、花粉を翅につけ、それを運んだに
    決まつてゐる。さう打消すたびにわたしは、しかし王朝和歌で蝶が歌はれないのは
    どうしてだらうと思ひ悩むのであつた。/『古今集』には蝶は出て来ない。/
    『千載集』にも、『新古今』にも出て来ない。/『万葉』にだつてないんです。/
    をかしいぢやないか。/・・・

藤原定頼の歌(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-07-05 )以上の反証(^_^;)