バイバイした後で相手がもう一度ふりむいてくれると、やはり嬉しいよね〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

【読んだ本】

阿部俊子(全訳注)『伊勢物語(上)』(講談社学術文庫,1979)所蔵本

本書を基本テキストにして、片桐洋一&福井貞助&高橋正治&清水好子(校注・訳)『新編日本古典
文学全集12 竹取物語 伊勢物語 大和物語 平中物語』(小学館,1994)の福井貞助による校注・訳、
石田穣二(訳注)『新版 伊勢物語 付現代語訳』(角川文庫,1979)、森野宗明(校注・現代語訳)
『伊勢物語』(講談社文庫,1972)、中河與一(訳注)『伊勢物語 付 現代語訳』(角川文庫,1953)
等で補いつつ、『伊勢物語』をチンタラと読むチャック・ノリスの第11回∑( ̄ロ ̄|||)ニャンと!?
第11段はチョー短くて、本文一行と歌一首ヒィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 男が東国に行って友人達に詠んで送った
という歌と本書の訳を引く(⌒~⌒)

    忘るなよ ほどは雲ゐに なりぬとも 空ゆく月の めぐり逢ふまで

    お互いの間が遠く離れてしまっても、大空を運行している月が
    視界から消えてもまためぐって来てもとの姿をみせるように、
    またおあいするまで、私のことをけっして忘れないでくださいよ。

この歌は『拾遺和歌集』に載ってて、その作者が橘忠基(忠幹)であることは本書を始め各注釈書が
指摘するところだけど、驚いたことに本書は次の事実も指摘していた∑( ̄ロ ̄|||)ニャンですと!?

    ・・・『古来風体抄』では「遠き所にまかるとて女につかはしける」と詞書して
    大江為基の歌として採られている。橘忠幹は天暦年間に駿河守になっており、
    『拾遺集』にいう所によるべきであろう。・・・

久保田淳(監修)『新日本古典文学大系別巻 八代集総索引』(岩波書店,1995)によると、大江為基
は八代集に6首入集も、橘忠幹は1首、つまり、この歌のみ(@_@;) 『古来風体抄』は藤原俊成による
歌論書なんだけど、大江為基とする証拠を何か握ってたのかな(@_@;) 冷泉家と組んでる朝日新聞や
研究者によって「歌聖」などと持ち上げられてるけど、歌学者としての藤原俊成は藤原清輔によって
何度も論破されてる程度ゆえ取り立てて記すほどのことでもないかな〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

・冷泉家と組んでいる研究者の典型的なポジショントークは説得力が無いわなオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2017-06-11

・阿部俊子は『古今和歌集』に一首入る紀茂行(貫之の父・望行)を「しげゆき」と誤読ヾ(`◇´)ノ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-11-05

・『伊勢物語』が描く「みやび」( https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-12-28 )、
 日本文化として脈々と受け継がれているとされるがイタリア人こそが「みやび」・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2019-12-29

・17歳年下から17歳年上まで、この男の守備範囲の広さはゴールデングラブ賞ものやね( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-05

・在原業平の歌は鬼たちを感じ入らせるほどじゃなかったということかしらオホホホホ!!♪( ̄▽+ ̄*)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2020-01-07

・今井源衛の頭の悪さは知ってたが、敢えて言おう、バカチンであるとヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

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