EXILEっぽいメアドからアツシが何たらかんたらと書かれた迷惑メールが再び届きだした、夜中に(-"-)
迷惑メールとして申告しても届くから携帯電話会社も使えねー(ノ`m´)ノ ~┻┻ (/o\) ミドリン ヤメテー!!

【読んだ本】

宮城谷昌光『劉邦(三)』(文春文庫,2018)所蔵本

一昨日の第一巻、昨日の第二巻に続き、第三巻も読了(^o^)丿 この作品の好きなところは、フツーは
モブキャラ扱いされている人物でも、その名前をちゃんと紹介して、その活躍を描いたり、あるいは
後に××侯に封ぜられた云々と記している点(^^) ただ、登場人物がメチャ多くなるので、人名索引を
巻末に付けてほしかったけどね(^_^;) それだけ劉邦の下に人材が集まったということと、また劉邦に
人を見る目があったということ(^^) 例えば、劉邦が従軍を願う灌嬰と初めて会った場面を引く(^^)

    ・・・/しばらく灌嬰をみつめていた劉邦は、/「そなたの言には、信(まこと)がある、
    とみた。よかろう。そなたは今日からわれの中涓となれ」/と、いきなり近臣とした。/
    劉邦はまたひとつ異才を摭ったといってよい。摭っただけではなく、ただちに活かす
    工夫をして、その才能にふさわしい場を与えようとするのが、劉邦の特長である。
    いきなり中涓にされて親族のようにあつかわれた灌嬰は、すくなからぬ感動をおぼえた。/
    ──われの目にくるいはなかった。/・・・

だけど、本作品は劉邦を思慮深くてカッコよく描き過ぎているため、関中に一番乗りして秦の宮殿で
酒池肉林となる姿は完全に別人28号で、読者が認知的不協和になるのは確実((;゚Д゚)ヒィィィィィィ! でも、
そんな劉邦を諫めた張良に感謝して盧綰(劉邦の幼馴染)が述べた次の台詞は素敵だよね(〃'∇'〃)

    「あなたはまさしく天がつかわしてくれた者だ。たとえ劉季が天に選ばれた者であっても、
     あなたがいなければ、天命をとり落とすところであった」