「おれはグレートマジンガー」の歌、歌詞を間違えて何十年も口遊んでたことに気付いたヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
暗黒大将軍も悪くないけど、あしゅら男爵、ブロッケン伯爵、ゴーゴン大公という前作の方が強烈(^_^;)

【読んだ本】

土田直鎮『日本の歴史5 王朝の貴族』(中公文庫,1973初版→2004改版)所蔵本

ベストセラー中央公論社版『日本の歴史』シリーズを文庫化した名著だが、間違ってる( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

    ・・・/道長もだいぶ酔ったらしい。声を上げて、/「中宮[=彰子]、
    お聞きになりましたか。[紫式部が詠んだ歌に対する]われながら上出来[の返歌]」
    /と自慢して、さらに、/「中宮の父として、わたくしも不足な男ではなし、
    中宮もわたくしのよい娘だ。母の倫子[=道長の妻]も幸せを喜んで
    ご機嫌上々らしい。いい亭主を持ったものだと思っているようですよ」/と
    いささか聞き苦しいことをいう。中宮のご退座をお送りするとて、
    いそいで立ってゆきながら、「中宮もきょうのわたくしを失礼なと
    お思いかも知れないが、親のおかげで子供も立派になれるんだぞ」と
    つぶやいているのを聞いて、人々がほがらかに笑う──/
    といったような光景が紫式部日記には書かれている。・・・

「中宮のご退座をお送りするとて」だなんて、明らかな誤読ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! グレートバカチンガァ!!

『紫式部日記』の当該件の本文と訳を萩谷朴『日本古典評釈・全注釈叢書 紫式部日記全注釈 上巻』
(角川書店,1971)から引く〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    ・・・めでたくのみ聞きゐさせ給ふ。殿の上、聞きにくしとおぼすにや、
    わたらせ給ひぬる気しきなれば、/「おくりせずとて、母うらみたまはむものぞ」/
    とて、いそぎて御帳のうちをとほらせ給ふ。/・・・

    (中宮様は)終始ご機嫌よく(殿の冗談を)聞いていらっしゃる。殿の北の方(倫子)は、
    聞くに堪えないとお思いになるのか、向こうへ行っておしまいになるご様子なので、
    (殿は)/「お見送りをしないといって、お母さんはきっとお恨みになるだろうて」/
    と言い残して、あわてて御帳台の中をお通り抜けになる。/・・・

恥の上塗りなのは、萩谷朴『日本古典評釈・全注釈叢書 紫式部日記全注釈 下巻』(角川書店,1973)
の月報18に土田直鎮「平安時代と私」が載ってて、その書き出しを引く〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    萩谷氏の紫式部日記全注釈(上巻)を拝見して、その詳細・適確な内容には
    全く敬服した。殊に私個人からすれば、登場人物についての精密な考証に
    最も深い感銘を受けた。かねがね平安時代の記録を読む上には、
    きめの細かい人調べがどうしても必要であると感じていたが、
    なかなか十分な余裕もないままに過ぎている折から、このように詳しい、
    しかも附会に陥ることのない論述に接してただ脱帽するほかはない。・・・

土田直鎮は「拝見」するだけでホントは読んでなかったんだろうヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! グレートバカチンガァ!!

ちなみに「道長の室倫子が、道長の冗談を聞くに堪えぬものとして、座を起ったのには理由がある。」
として、萩谷・前掲書は次のように指摘するv( ̄∇ ̄)ニヤッ

    ・・・紫式部と道長とが、賀の歌を唱和したその口で、そして、
    その乙に取り澄まして貞女面をした夫の隠し女[=紫式部]の前で、
    道長がぬけぬけと「よい旦那さんを持ったものだと思っているんだろう」
    などと見え透いた戯れ言をいう。誇り高い正室として、
    これは我慢のならない屈辱である。・・・

一方、プイと席を起って行ってしまった妻の倫子を道長が慌てて追いかけた理由についても指摘(^_^;)

    ・・・あれほど剛愎な道長といえども、辞を低くして娶った上位夫人ではあり、
    土御門第・鷹司第と、二つの邸を伝領している倫子のことであるから、
    今また紫式部を前にして臑に疵もつ身の、倫子のあとを追いかけてでも
    ご機嫌をとりむすばねばならぬ恐妻状態にあったのであろう。

・「古今集に次ぐ勅撰和歌集である拾遺集」だとぉ!土田直鎮も無教養ヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-03-26

・土田直鎮は調べもせずにテキトーなこと書き散らかしてんじゃねーよヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

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