ネトラレ、どこが良いのか全く解りませんなぁC= (-。- ) 「ネトラレとは?」という質問は禁止(^_^;)
昨夜22時前にPC閉じて22時半には消灯も朝4時前に目が覚め、ウルトラ眠くて、昼寝しちゃった(+_+)
【読んだ本】
ウィークリー(寺澤芳雄&出淵博訳)『ことばのロマンス 英語の語源』(岩波文庫,1987)所蔵本
話題となったリテレール創刊号(1992年夏号)の浅田彰と高橋源一郎の対談「批評の現在」から(^_^;)
浅田 また、岩波書店も、赤川次郎なんかで「若者」に媚びたつもりになったり、
『よむ』なんていうゴミみたいな雑誌を出したりするより、岩波文庫の品揃えさえ
ちゃんとやっとけばいいの。他の文庫も同じ。とにかく近頃の人は老いも若きも
ヘンリー・ミラー一冊、読んでないんだもの。ヘンリー・ミラーを読まずに
ものを書くなって言いたいね。
高橋 セックスについて何か書く時に、あらゆるセックス小説を読めとは言わないけど、
ミラーとD・H・ロレンスくらいは一応古典ですから参考にして下さいって(笑)、
あれだったら一日あれば読めますからなんて、恥ずかしくて書けないよな(笑)。
でも実際にはそう言いたくなっちゃう作品多いしなあ。
ヘンリー・ミラーは読んだことなく、持ってもいないし(原麗衣訳『アナイス・ニンの日記 1931-34
ヘンリー・ミラーとパリで』[ちくま文庫,1991]は所蔵未読)、ロレンス(伊藤整訳&伊籐礼補訳)
『完訳 チャタレイ夫人の恋人』(新潮文庫,1996)は所蔵も未読(´・_・`) ま、別に小生は小説家でも
評論家でもないからね( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚ ちなみに、「完訳」ゆえ四文字語も伏字になっていないけど、
羽矢謙一による完訳『チャタレイ夫人の恋人』(講談社文庫,1973)は、どうだったのかしら(@_@;)
武藤康史「ノン・ジャンルのラヴ・ロマンス(外国篇)ベスト50」(ぼくらはカルチャー探偵団編
『恋愛小説の快楽~ブックガイド・ベスト600』[角川文庫,1990])の本書紹介文は次の通り(´・_・`)
本書は楽しく読める語源解説エッセイであるが、本書の著者ウィークリーこそは
ロレンスに妻を奪われた人であった。ノッティンガム大学教授、英語学者の
ウィークリーは、ちょうどこの本が出版されたころ、教え子D・H・ロレンスを
昼食に招いてしまったのだ。妻フリーダとロレンスの視線がぶつかり、
愛欲の火花が散った。ロレンスはその日帰宅するやいなや「あなたはイギリスで
いちばんすばらしい女性です」と手紙を書く。数週間後フリーダは
夫と三人の子供を捨てて、ロレンスのもとへ走った。
ニュータイプか!?というコメも禁止〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ 本書の寺澤芳雄「解説」の一節が
実にいいんだよね(-ω-、)
・・・ドイツに駆け落ちをした。二年後ウィークリーとの離婚が成立、
フリーダはローレンスと正式に結婚することになる。二人の激しい恋愛の顚末は、
ローレンスの多くの手紙──例えば最初の短い手紙「あなたは英国で一番すばらしい女性」
や「もうこれ以上は耐えられない、できません」という言葉で始まる有名な手紙とか
『チャタレー夫人の恋人』、『ヌーン氏』をはじめとするローレンスの作品、あるいは
フリーダの『風に身を託して』などからもうかがうことができるが、今はこれ以上
立ち入るべきではないであろう。ただ、この場合も、つねのように寡黙で威厳を失わず、
しかし二度とフリーダのことを話題とせず、生涯許すことのなかったという
アーネスト・ウィークリー、「性の解放」をついに理解しえなかった、あるいは
しようとしなかったモラリスト、ウィークリーの人間的苦しみを、あまりにも華やかな
ローレンスの愛の讃歌の影に見失うまいと思うのみである。/その後ウィークリーは
再婚することなく、両親と三人の子供たちをかかえ、教育と著作に専念することになる。
昨夜22時前にPC閉じて22時半には消灯も朝4時前に目が覚め、ウルトラ眠くて、昼寝しちゃった(+_+)
【読んだ本】
ウィークリー(寺澤芳雄&出淵博訳)『ことばのロマンス 英語の語源』(岩波文庫,1987)所蔵本
話題となったリテレール創刊号(1992年夏号)の浅田彰と高橋源一郎の対談「批評の現在」から(^_^;)
浅田 また、岩波書店も、赤川次郎なんかで「若者」に媚びたつもりになったり、
『よむ』なんていうゴミみたいな雑誌を出したりするより、岩波文庫の品揃えさえ
ちゃんとやっとけばいいの。他の文庫も同じ。とにかく近頃の人は老いも若きも
ヘンリー・ミラー一冊、読んでないんだもの。ヘンリー・ミラーを読まずに
ものを書くなって言いたいね。
高橋 セックスについて何か書く時に、あらゆるセックス小説を読めとは言わないけど、
ミラーとD・H・ロレンスくらいは一応古典ですから参考にして下さいって(笑)、
あれだったら一日あれば読めますからなんて、恥ずかしくて書けないよな(笑)。
でも実際にはそう言いたくなっちゃう作品多いしなあ。
ヘンリー・ミラーは読んだことなく、持ってもいないし(原麗衣訳『アナイス・ニンの日記 1931-34
ヘンリー・ミラーとパリで』[ちくま文庫,1991]は所蔵未読)、ロレンス(伊藤整訳&伊籐礼補訳)
『完訳 チャタレイ夫人の恋人』(新潮文庫,1996)は所蔵も未読(´・_・`) ま、別に小生は小説家でも
評論家でもないからね( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚ ちなみに、「完訳」ゆえ四文字語も伏字になっていないけど、
羽矢謙一による完訳『チャタレイ夫人の恋人』(講談社文庫,1973)は、どうだったのかしら(@_@;)
武藤康史「ノン・ジャンルのラヴ・ロマンス(外国篇)ベスト50」(ぼくらはカルチャー探偵団編
『恋愛小説の快楽~ブックガイド・ベスト600』[角川文庫,1990])の本書紹介文は次の通り(´・_・`)
本書は楽しく読める語源解説エッセイであるが、本書の著者ウィークリーこそは
ロレンスに妻を奪われた人であった。ノッティンガム大学教授、英語学者の
ウィークリーは、ちょうどこの本が出版されたころ、教え子D・H・ロレンスを
昼食に招いてしまったのだ。妻フリーダとロレンスの視線がぶつかり、
愛欲の火花が散った。ロレンスはその日帰宅するやいなや「あなたはイギリスで
いちばんすばらしい女性です」と手紙を書く。数週間後フリーダは
夫と三人の子供を捨てて、ロレンスのもとへ走った。
ニュータイプか!?というコメも禁止〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ 本書の寺澤芳雄「解説」の一節が
実にいいんだよね(-ω-、)
・・・ドイツに駆け落ちをした。二年後ウィークリーとの離婚が成立、
フリーダはローレンスと正式に結婚することになる。二人の激しい恋愛の顚末は、
ローレンスの多くの手紙──例えば最初の短い手紙「あなたは英国で一番すばらしい女性」
や「もうこれ以上は耐えられない、できません」という言葉で始まる有名な手紙とか
『チャタレー夫人の恋人』、『ヌーン氏』をはじめとするローレンスの作品、あるいは
フリーダの『風に身を託して』などからもうかがうことができるが、今はこれ以上
立ち入るべきではないであろう。ただ、この場合も、つねのように寡黙で威厳を失わず、
しかし二度とフリーダのことを話題とせず、生涯許すことのなかったという
アーネスト・ウィークリー、「性の解放」をついに理解しえなかった、あるいは
しようとしなかったモラリスト、ウィークリーの人間的苦しみを、あまりにも華やかな
ローレンスの愛の讃歌の影に見失うまいと思うのみである。/その後ウィークリーは
再婚することなく、両親と三人の子供たちをかかえ、教育と著作に専念することになる。