読書は人を不健康にする((;゚Д゚)ヒィィィ! デタラメな記述に遭遇すると精神衛生的にも良くないし、また
巻を措く能わざる書物だと寝不足になる(-ω-、) 昨夜は早く寝る予定が長篇小説のせいで眠いよ(^_^;)
ちゃんと事前に問い合わせて確認したのに、違う版の本が届いたので、キャンセルということに(´・_・`)

【読んだ本】

戸板康二『新々ちょっといい話』(文春文庫,1987)所蔵本

    永井荷風は人嫌いで、見知らぬ者が訪ねてゆくと、出て来て、「先生は、お留守です」と
    いったという。/夏目漱石の場合は、居留守をつかって。相手が疑わしそうにしている時、
    ツカツカ玄関まで出て行って、「いない者はいないんだ、私がいうのだから、たしかだ」
    といった。/この話を聞いたある作家(名を秘す)が、「先生は、お留守です」を試みたら、
    編集者が笑っていった。/「漱石や荷風だからいいんで、先生では、だめです」
    
昨日の柳川春三(三歳!)のキレ方と比べてみれば、夏目漱石の方が精神的に子供みたいだねぇ(^_^;)
こうやって逸話を聞く限りでは面白い人とは思うけど、小生は絶対に関わりたくはないタイプ(@_@;)

・木島櫻谷の文展二等賞「寒月」を酷評した夏目漱石、その当時の精神状態を等閑視するなヾ(`◇´)ノ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-06-15

ついでだけど、金田一春彦『ことばの歳時記』(新潮文庫,1973→1992改版)の今日の記事は大槻文彦が
亡くなった日(昭和3年2月17日)として、その後半から〆は次の内容である(⌒~⌒)

    ・・・晩年には大きな辞書『大言海』の著述に従い、齢古稀をすぎた老体でありながら、
    書斎にひきこもって毎日十三時間も勉強した。家人には、一切面会謝絶を言い渡していたが、
    来客のうちには五分でもよいと言って来るものがある。家人が博士に告げると、
    それでは三分だけと約束して渋々面会する。ところが一度話題が語源のことになると
    話はコンコンとして尽きず、一時間でも二時間でも客が腰をうかしても引きとめて
    話したそうだ。

そりゃそうでしょうよ(^_^;) 小生だって本文に関することなら返信コメも自然と長くなるからね(^_^;)