去年とは少し変えて、カチューシャ「姉ちゃん、就職したんだってな?」、西住みほ「うん、信用金庫
にね」、ダージリン「信用金庫、経営が苦しいらしいわね」という会話にした(^_^;) 女子高生3人の
他愛ない会話が豊川信用金庫への取り付け騒ぎを惹き起すという1973年の事件の話ねヒィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
今ならツイッターとかラインで急速に伝播・拡散するのだろうか(@_@) 「あなたのスマホ、誰かの肩や
背中に当たっていませんか?」というマナー広告がメトロ車内にあったけど、スマホに夢中になってる
人々の目には入らないのでは?と殻刑の民は思ったね(@_@;) 昨日からニット帽にしたよん(〃'∇'〃)

【読んだ本】

左近隆『隠密若さま』(春陽文庫,1997)所蔵本

カヴァー表紙装画が堂昌一ゆえのジャケ買いで、前に読んだ左近隆の時代小説2作品は正直ゴミかと^_^;
手帳を見て、今月は未だ一冊も読了してないことに気付く((;゚Д゚)ヒィィィ! そこで、読み出して読了^_^;

紫紺頭巾の侍に行く手を塞がれた浪人・赤貝小太郎は、刀が竹光であることも見抜かれ、目的は新刀の
試し斬りと判断して、首を差し出す代わりに、せめて名を聞かせてくれと、しつこく懇願する(@_@;)
ところが、相手は自らの上等な衣類&名刀・粟田口綱光と、小太郎の着物&竹光との交換を要求(゚ロ゚;)
交換後に相手は黙って立ち去ろうとするので、

    「待たれい。せめて貴公の姓なりと」/あわてて小太郎が後を追った。/
    「うむ、わしの姓がそれほどまでに知りたいか」/立ち止まったおんぼろ頭巾が
    小太郎を見た。/「いかにも」/名前も知らんでは役人に捕まった場合、
    申し開きもなるまいと小太郎は真剣だった。/「姓は、姓はと・・・・・・
    ほたると申す」/「えっ、ほたる?・・・・・・あの蛍でござるか」/
    小太郎が谷間の闇に泳いでいる青い蛍の光を指さした。/「いかにも」/
    「で、名は?」/「姓は蛍・・・・・・名は飛太郎」

『そよかぜ若殿』では「巷いく太郎」、『若さま箱根裏街道』では「田子の浦作」、左近隆の主人公の
名前、フザケ過ぎ(ノ ̄皿 ̄)ノ ┫:・’この作品でも早い段階で謎が明かされるんだけど・・・(^_^;)
某児童文学作品を下敷きにしてる感じがするも、小生は、みなもと太郎『世界名作ギャグ ハムレット』
(潮出版社希望コミックス,1974)収録のを読んだだけ^_^; 本書の評価も「暇もないし(-_-)」かな^_^;

・左近隆『そよかぜ若殿』(春陽文庫,1994)所蔵本

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-03-27

・左近隆『若さま箱根裏街道』(春陽文庫,1996)所蔵本

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-10-29

戸板康二『最後のちょっといい話 人物柱ごよみ』(文春文庫,1994)所蔵本

    文学座の中堅の男女優が昭和三十八年に大挙脱退した。ショックを受けていた
    杉村春子に、小津安二郎監督と里見弴が電報をくれた。/
    「オレガツイテル サトミ ボクモツイテル オヅ」

「ボクモ」がいい(^_^;) この「雲」分裂事件で北見治一『回想の文学座』(中公新書,1987)再読^_^;

揺れが長かったのでTVを点けたら出演者は何事も無く食べてたけど、あさイチは録画なのかしら(@_@)