171227読んだ本
〈4時24分から3連発のエリアメール誤配信に起こされ、楽天初夢おみくじで「あなたは凶です」に初笑い
・・・のわけねーだろ(-"-)〉と今年の元日に記してた(T_T) この「あなたは凶です」はモチ実話(-"-)
ネット上の不評に気付いたのか途中で変更してたけど、既に引いちゃった人へのケアがねーぞ(ノ｀m´)ノ
んなわけで、一年を振り返ってみると今年のけちの付き始めは川崎市役所と楽天にありそうだ(´･_･`)
【読んだ本】
久保田淳（校注）『新潮日本古典集成 新古今和歌集』上巻（新潮社,1979）所蔵本
このブログでも、新古今和歌集の各注釈書を引いて、その入集歌について何度か論じたりもしたけど、
本書巻末の「解説」にある「われわれはしばしば好きな歌人の特定の秀歌を［古典歌集から］選んで
読みがちである。けれども、少なくとも『新古今集』の場合は、それではその一首の持つ美的内容を
了解するにとどまって、この集全体の持つ調和的な美の世界に参加することはついに不可能であろう。
『新古今集』は、巻を追ってその全体を味わうことを読者に要請する歌集である。」という件を読むと
今まで間違った読み方をしてたことになるじゃん((；ﾟДﾟ)ﾋｨｨｨｨ! なーんて、知ってたけどさ(^_^;)
この新古今集の「調和的な美の世界」は「・・・時間の軸に沿って連鎖されていく配列の妙味・・・」
から生ずるもので、「・・・駄作も凡作をも含めて、集合体としてのこの詞華集は、日本語による
詩的表現の到達点を示しているのである。」と(^^) 勅撰和歌集の規範となった古今集と同様に作品の
配列は春歌上、春歌下、夏歌、秋歌上、秋歌下、冬歌と先ず四季の歌が並び、それぞれの季節もまた、
時間の流れ＝自然の推移に従って各歌が意味をもって配列されているわけ(^^) 例えば、百目鬼恭三郎
『新古今和歌集一夕話』（新潮社,1982）は、〈『新古今集』のこの巻［巻第三 夏歌］では、西行の
「よられつる野もせの草のかげろひて涼しく曇る夕立の空」（炎暑によじれて野も狭しと茂っている
夏草もかげって急に涼しくなってきた。空が曇って夕立がやって来るのだな）からはじまって、［藤原］
清輔のこの歌、藤原公経の・・・、源俊頼の・・・、源頼政の・・・という夕立の歌を五首ならべて、
次の式子内親王の・・・で、夕立のあとのひぐらしの声を聞かせてから蝉の歌に入ってゆく、という
なかなか心にくい構成をとっていることに留意されたい。〉と指摘(^^) 新古今集の恋歌ではなく冬歌
に入る藤原有家の歌を恋の歌と講釈する「代々木ゼミナール 古文講師」のバカさを再三にわたって
徹底批判してきたことの正当性も少しは御理解頂けたかしら(^^) 新古今集は言わばフルコースなのに
前菜を食べただけで批評する人がネット上に結構いるけど可哀相(´･_･`) さて、新古今集の巻頭歌は
立春の歌(^^) 良い年になれば、と年明けから新古今集を最初から通読するつもり(^^) この一年間で、
我が蔵書には、石田吉貞『新古今和歌集全註解』（有精堂出版,1960）だけでなく、窪田空穂『完本
新古今和歌集評釈』（東京堂出版,1964-65）全3巻、久保田淳（校注）『新潮日本古典集成 新古今
和歌集』（新潮社,1979）上・下、田中裕＆赤瀬信吾（校注）『新 日本古典文学大系11 新古今和歌集』
（岩波書店,1992）、峯村文人（校注・訳）『新編 日本古典文学全集 43 新古今和歌集』（小学館,
1995）、久保田淳（訳注）『新古今和歌集』（角川ソフィア文庫,2007）上・下、久保田淳『新古今
和歌集全注釈』全6巻（角川学芸出版,2011-12）という超強力ラインナップが完成(^^)v そのお蔭で
超金欠になったけど(T_T) とりあえず、読み応えのある窪田の注釈書を基本書にして読み比べていく
予定(^^) とはいっても、新古今集の歌のことを毎日ブログに書いてくわけではありませんから(^_^;)
68:116770 対 500:46351→550:59580→600:76951→650:101615_φ(￣^￣ )ﾒﾓﾒﾓ
・・・のわけねーだろ(-"-)〉と今年の元日に記してた(T_T) この「あなたは凶です」はモチ実話(-"-)
ネット上の不評に気付いたのか途中で変更してたけど、既に引いちゃった人へのケアがねーぞ(ノ｀m´)ノ
んなわけで、一年を振り返ってみると今年のけちの付き始めは川崎市役所と楽天にありそうだ(´･_･`)
【読んだ本】
久保田淳（校注）『新潮日本古典集成 新古今和歌集』上巻（新潮社,1979）所蔵本
このブログでも、新古今和歌集の各注釈書を引いて、その入集歌について何度か論じたりもしたけど、
本書巻末の「解説」にある「われわれはしばしば好きな歌人の特定の秀歌を［古典歌集から］選んで
読みがちである。けれども、少なくとも『新古今集』の場合は、それではその一首の持つ美的内容を
了解するにとどまって、この集全体の持つ調和的な美の世界に参加することはついに不可能であろう。
『新古今集』は、巻を追ってその全体を味わうことを読者に要請する歌集である。」という件を読むと
今まで間違った読み方をしてたことになるじゃん((；ﾟДﾟ)ﾋｨｨｨｨ! なーんて、知ってたけどさ(^_^;)
この新古今集の「調和的な美の世界」は「・・・時間の軸に沿って連鎖されていく配列の妙味・・・」
から生ずるもので、「・・・駄作も凡作をも含めて、集合体としてのこの詞華集は、日本語による
詩的表現の到達点を示しているのである。」と(^^) 勅撰和歌集の規範となった古今集と同様に作品の
配列は春歌上、春歌下、夏歌、秋歌上、秋歌下、冬歌と先ず四季の歌が並び、それぞれの季節もまた、
時間の流れ＝自然の推移に従って各歌が意味をもって配列されているわけ(^^) 例えば、百目鬼恭三郎
『新古今和歌集一夕話』（新潮社,1982）は、〈『新古今集』のこの巻［巻第三 夏歌］では、西行の
「よられつる野もせの草のかげろひて涼しく曇る夕立の空」（炎暑によじれて野も狭しと茂っている
夏草もかげって急に涼しくなってきた。空が曇って夕立がやって来るのだな）からはじまって、［藤原］
清輔のこの歌、藤原公経の・・・、源俊頼の・・・、源頼政の・・・という夕立の歌を五首ならべて、
次の式子内親王の・・・で、夕立のあとのひぐらしの声を聞かせてから蝉の歌に入ってゆく、という
なかなか心にくい構成をとっていることに留意されたい。〉と指摘(^^) 新古今集の恋歌ではなく冬歌
に入る藤原有家の歌を恋の歌と講釈する「代々木ゼミナール 古文講師」のバカさを再三にわたって
徹底批判してきたことの正当性も少しは御理解頂けたかしら(^^) 新古今集は言わばフルコースなのに
前菜を食べただけで批評する人がネット上に結構いるけど可哀相(´･_･`) さて、新古今集の巻頭歌は
立春の歌(^^) 良い年になれば、と年明けから新古今集を最初から通読するつもり(^^) この一年間で、
我が蔵書には、石田吉貞『新古今和歌集全註解』（有精堂出版,1960）だけでなく、窪田空穂『完本
新古今和歌集評釈』（東京堂出版,1964-65）全3巻、久保田淳（校注）『新潮日本古典集成 新古今
和歌集』（新潮社,1979）上・下、田中裕＆赤瀬信吾（校注）『新 日本古典文学大系11 新古今和歌集』
（岩波書店,1992）、峯村文人（校注・訳）『新編 日本古典文学全集 43 新古今和歌集』（小学館,
1995）、久保田淳（訳注）『新古今和歌集』（角川ソフィア文庫,2007）上・下、久保田淳『新古今
和歌集全注釈』全6巻（角川学芸出版,2011-12）という超強力ラインナップが完成(^^)v そのお蔭で
超金欠になったけど(T_T) とりあえず、読み応えのある窪田の注釈書を基本書にして読み比べていく
予定(^^) とはいっても、新古今集の歌のことを毎日ブログに書いてくわけではありませんから(^_^;)
68:116770 対 500:46351→550:59580→600:76951→650:101615_φ(￣^￣ )ﾒﾓﾒﾓ
今は変なメールもありますからね(^_^;)
by green_blue_sky (2017-12-27 20:08)
ガラケーなんで、変なメールは最近は無いです^_^;
ミッキー様のお澄まし顔につい笑っちゃいます^_^;
by middrinn (2017-12-27 20:16)
こんばんは。
今日は（きょうは）、を「凶は」と誤記しないように気をつけます (^^;
by センニン (2017-12-27 20:56)
今年いっぱいは「凶」という言葉には敏感になっています(^_^;)
リフォームは考えるだけで楽しいし夢があっていいですよね(^^)
by middrinn (2017-12-27 21:06)
早朝からの誤配信エリアメールにおみくじ「凶」は
年明け早々「ハァ(*_*)」でしたねぇ(⌒-⌒; )
きっと来年は欲しかった本が格安で手に入って
新年早々ウハウハ♫の年になるに違いないです*\(^o^)/*
by ニッキー (2017-12-27 22:28)
前菜だけで飲んで、お店を出ます。いかがなものか？
浅草寺では「凶」よく引きますねぇ～・・・。
「年末年始、様々な犯罪が、あなたを狙っている。」
まぁ、そんな標語のようなものでしょうか？
by hanamura (2017-12-28 05:35)
来年はいいスタートが出来ますように！！
by そら (2017-12-28 05:50)
ニッキー様、欲しい本は来年まで待てませぬ(^_^;)
格安なら今すぐ欲しい(..) ナベが空くのを待ってた
奥床しいノエル様の寝顔に涙するみどりんです(;_;)
by middrinn (2017-12-28 07:40)
静岡を捨てて、いつも奇抜な恰好をしてるという
hanamura様に狙われているのかもﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ
噛みます、引っ掻きます、逃げても追ってきます、
これがホントの「恐怖！縞猫の襲撃」((；ﾟДﾟ)ﾋｨｨｨ!
hanamura様は実は福をもたらしてくれるかと(^^)
by middrinn (2017-12-28 07:50)
そら様はオオルリさん以上の鳥さんに出遭えますように！
by middrinn (2017-12-28 07:54)
去年＆今年は札幌の実家でいろいろあって
忙しい年だったなー。
来年は落ち着くといいなって思ってます^^
でもダンナの実家のご両親の年齢を考えると、、、なんともありませんようにと願うわ(笑)
by リュカ (2017-12-28 09:18)
リュカ様が今年お読みなられた本の数が少なかったという所以ですかね(..)
義父母様が長生きされますよーにm(__)m・・・今すっごく良いヒントを
リュカ様は小生に与えてくれましたぞ（￣０￣;アッ 悩み解決(⌒～⌒)ﾆﾝﾏﾘ
by middrinn (2017-12-28 09:27)
年末とか年初など言ってみたところで所詮同じ一日だけれど、
不思議とやはり年初に嫌なことは避けたいですよね～ わたくし随分昔、お正月に屠蘇器を割ったことが（＞＜； それも姑の家のものをね・・・（＿＿；；；
昨年から今年にかけてわたくし不運続き・・・来年は少し運気が上向くと良いけれど。
by mimimomo (2017-12-28 09:39)
mimimomo様の御人柄から当時は勿論のこと、
たとえ「随分昔」の出来事であったとしても、
いつまでも気に病んでいそうですねぇ(;_;)
mimimomo様の年末＆来年が素晴しいものに
なりますように微力ながら祈ってますm(__)m
by middrinn (2017-12-28 10:17)
おはようございます。
来年こそは本を読まなくては・・・と 反省していますm(__)m
by yakko (2017-12-28 11:53)
yakko様は空&雲を眺めることが大好きなんですものね(^^)
拙ブログは別に図書紹介・読書指導してませんからね(^_^.)
by middrinn (2017-12-28 11:58)
来年はきっといい年になりますよ！
信じましょう〜♪＾＾
by hatumi30331 (2017-12-28 14:48)
信じたいですねぇ(^^)
hatumi30331様も無理
はなさらないでm(__)m
by middrinn (2017-12-28 16:32)