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161212読んだ本

そろそろ次に読む本の候補をチョイスしておかねば、と寝床で考えていたら、閃くものがあり、書庫へ
行って出してみたら、付箋が貼られてて明らかに読了済の山口瞳『血族』(文春文庫,1982)だった(T_T)
〈おい、S[エス]くれや」/彼は誰にでも煙草を強請った。Sというのは、不良少年のよく使う煙草の
隠語だった。〉と本書にあるが、現代では覚せい剤が「S」と呼ばれ、「スピード」の頭文字に由来と
言われてる(..) 煙草は禁制品ではないが、少年には禁じられてるし、また「S」は「〔sister〕俗に、
女学生同士の同士のきわめて親密な間柄。また、その間柄にある相手。」とも『大辞林』第一刷に^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『対談 にっぽん女性史』(中公文庫,2008改版)所蔵本

尾崎秀樹(評論家)との対談「出雲の阿国」を読んだが、「阿国という女性は実在性が怪しい。いろいろ
異説もあり、複数の混同などもあって、実像が摑みにくいですね。」(杉本)ということで、阿国および
名古屋山三について色んな異説を論じ合ってる(^^) 付箋は貼ったけど、どうにもメモりようがない(..)
読んでて阿国と山三を描いた時代小説の短篇を思い出したが、自分のブログを調べても判らず、ネットを
検索したら、杉本の短篇「乾いたえくぼ」『蝶の谷』(旺文社文庫,1987)所収と判明したのでメモ^_^;

池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本

事故でフツーの車両が代りに臨時特急として運行したのを待ち構えていた撮り鉄が何人もいたのが謎^_^;
タグ:小説 対談 歴史
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