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161210読んだ本

期間固定ポイントで買おうと予定してた漫画が在庫切れに(゚ロ゚;) 期限までに仕入れてプリーズm(__)m

【読んだ本】

杉本苑子『対談 にっぽん女性史』(中公文庫,2008改版)所蔵本

青江舜二郎(劇作家)との対談「能・狂言に演じられる女心」を読むも、能も狂言も全く知らないので、
付箋しただけ(+_+) テーマからはズレるけど、青江の「『源氏物語』ほどの大恋愛小説でありながら、
子へのかかりあいはあまりなく、若紫、宮達の姫君が登場するくせに、筆者の筆の光彩が失われている。
若紫のところはきれいですけれど、それは、源氏の恋ごころというものを通して藤壺に似ているから
ひかれる。つまり男の愛情ですね。純粋な母性愛ではない。」という発言がチト気になる(..) 本書の
既出「王朝の女流作家たち」において、杉本も「たとえば、母性という一点にだけ絞ってみても、清少
納言の、幼児への感覚はするどいわね。愛らしさ、あどけなさ、美しさを捉える瞬発的な力が鮮烈です。
子供というものへの、関心の持ち方が深くなければ見つけることのできない目が、『枕草子』の随所に
光っている。/ところが案外なことに紫式部の作品のなかの子供への描写は、いまひとつ鮮明さを欠き
ますね。愛情表現も常套的で、それほどあざやかな印象を受けない。/一人の男を守り、その男が亡く
なれば未亡人として貞潔に子供を育て終ったという実人生での経歴から、紫式部を母性的であろうと
判断し、清少納言のほうは、いろいろな逸話や、離婚歴などから、どちらかというと非家庭的、母性失格
のように受けとられているけれど、作品を味読すると反対の評価が出てきますね。」と述べてる(゚ロ゚;)

石田吉貞『隠者の文学~苦悶する美』(講談社学術文庫,2001)

西村しのぶ『砂とアイリス3』が22日に確実に発売されるならポイント遣り繰りしなくて済むのに(-"-)
タグ:歴史 対談
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