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160702読んだ本&買った本

クイーン若宮詩暢の正確で美しい取りを見倣って角一点のみクリックするよう心掛けてる( ̄^ ̄)エヘン
末次由紀『ちはやふる』を読む限り、競技かるたって、歌の内容そっち退けのスポーツじゃん(+_+)

【読んだ本】

桑原博史(全訳注)『西行物語』(講談社学術文庫,1981)所蔵本

本文の後に「現代語訳」「語釈」「鑑賞」と続くけど、個人的には「現代語訳」の前に「語釈」の方が
古文の勉強になったのに^_^; 「語釈」が、本文に出てる西行の歌に関して、出典となる家集・勅撰集、
その詞書・歌題、語句の異同等の情報だけで(それはそれで役に立つが)、各歌の各語句の〈語釈〉が
全く無いのは残念(+_+) 更に「鑑賞」で物語作者が西行の歌を歌題や詠んだ時期などのコンテクストを
如何に無視して使ってるかを厳しく指摘する一方(西行の内面を伝えようとする物語作者の「工夫」や
「苦心」も拾い上げるが)、そんな物語本文に適合するよう各歌の「現代語訳」をしてるので(訳注者
も御苦労様m(__)m)、バイアスのかかった解釈・訳も(+_+) 訳注者を非難する気はさらさらないが^_^;
そこで、新古今集の入集歌に関しては、石田吉貞『新古今和歌集全註解』(有精堂出版,1960)または
百目鬼恭三郎『新古今和歌集一夕話』(新潮社,1982)を参照しながら読んでるし(勿論、例の屑本を
参照することはない)、中には何首か小生の好みの歌も見つかった(^^) それに既述の如く「鑑賞」が
非常に勉強になるから、今のところ本書には大変満足してる(^^) 我ながら良書をチョイスしたな^_^;

   http://yomunjanakatsuta-orz.blog.so-net.ne.jp/2015-12-23
   http://yomunjanakatsuta-orz.blog.so-net.ne.jp/2016-01-30

【買った本】

永井路子『つわものの賦』(文春文庫,1983)

本書の単行本は先月23日に書いたが、入院してた病院の図書コーナーで見付けて読むと超良かったので、
アマゾンで検索したら5000円を超える値に驚いて心臓が痛くなりナースコールするとこだった(@_@;)
退院した足でフラフラする身体に鞭打ちブックオフ廻ったけど無く、その後、安価なの発見し注文^_^;

朝PC起動に4時間かかり、昼前から始めたWindowsの更新に4時間かかって、予定が全てキャンセル(+_+)
タグ:古典 和歌 伝記
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