計画的殺人なのを隠して、お主もワルよの~(* ̄∀ ̄)ノ いえいえ、頼朝様にはかないませぬ(^。^;)

【読んだ本】

阪倉篤義&本田義憲&川端善明(校注)『新潮日本古典集成 今昔物語集 本朝世俗部二』(新潮社,1979)所蔵本

巻第二十六の「鎮西の人、双六を打ち、敵を殺さむと擬て、下女等に打ち殺さるる語、第二十三」の
一節を、馬淵和夫&国東文麿&稲垣泰一(校注・訳)『新編日本古典文学全集37 今昔物語集③』
(小学館,2001)の訳で引く( ̄◇ ̄;)

    ・・・/双六というものは元来口論がつきものであるから、二人が賽の目について
    口争いをしているうちに、ついにけんかになった。・・・

「双六は、本より論戦を以て宗とする事とする」の「論戦[あらそひ]」に付された本書頭注(゚ロ゚;)

    口争いがつきものである。・・・言葉を戦わせること、つまり、悪口を言ったり、
    挑発したりして、自分の手を有利にならしめることを言う。・・・

相手を惑わす言動をとる「三味線を弾く」は麻雀でもあるが、「悪口を言ったり、挑発したり」した
ら「口争い」になるだろうし、「けんか」に発展するわな( ̄◇ ̄;) 源頼朝の密命を受けた梶原景時
が双六をしてる最中に上総広常を斬殺したのも、双六でありがちな喧嘩を装っての仕業かも(@_@;)

・鎌倉幕府は居酒屋やカラオケ・ボックスの役割も果たしゲーム・イベント会場と化していた(゚ロ゚;)

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・藤原伊周はサイコロの出目を自由にコントロールできたというのかΣ( ̄ロ ̄lll)ニャンですと!?

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