電気代節約のため、この3、4ヶ月TVを全く点けなかったけど、それも4月4日18時で終わり(´・_・`)
今日の開幕戦の相手がソフトバンクだったら東京MXの中継があってペーターを視られたのに(^_^;)

【読んだ本】

灰原薬『応天の門①』(新潮社BUNCH COMICS,2014)所蔵本
灰原薬『応天の門⑦』(新潮社BUNCH COMICS,2017)所蔵本

①巻では紀長谷雄が双六で負けが込み借金を背負い込んでしまったため、店に乗り込んだ菅原道真が
紀長谷雄の借金をチャラにしてもらおうと双六で一勝負申し出るが、菅原道真は双六を紀長谷雄から
五年前に教わるも無敵となり、つまらないのですぐ止めてしまった、としている(@_@;) ⑦巻では
同じ店で片方の目が潰れて大きな傷痕があるなど鬼のような顔をしている紀豊城が女に乱暴しようと
するので止めに入った紀長谷雄だが、怖~い紀豊城から勝負を挑まれて、ビビりながら「わ 私は…
双六はもうやらないと決めて…」と答えると、二個のサイコロの出目で勝負することになる(@_@;)

小松茂美編『日本の絵巻11 長谷雄草紙 絵師草紙』(中央公論社,1988)だと『長谷雄草紙』とは、
見知らぬ男か訪ねてきて中納言紀長谷雄卿と双六をしたいと言い、男に誘われ朱雀門の楼上で対戦も
長谷雄の連戦連勝に男は正体(鬼)を現し、最後の勝負にも長谷雄が勝利すると、後日、約束通りに
男は絶世の美女を伴って長谷雄を訪ね、この女を差し上げますが、今夜から百日の間は指一本触れて
はなりませぬ!と言い残して帰って行ったのだが、長谷雄は八十日を過ぎた頃に我慢できず女を臥所
に誘い、その柔肌に触れた途端、女は水となって流れ失せてしまい、更に三ヶ月後には長谷雄の牛車
の前に男が立ちはだかり、長谷雄を非難しながら筋骨隆々たる赤鬼の姿となって近づいてくるので、
長谷雄が北野天神の霊に祈ると、天から大きな声がしたので、鬼は逃げ去ったが、この朱雀門の鬼は
多くの死人から良い所ばかり集めて美女を造り百日経てば真の人となったのに・・・という物語(^^)

御覧の通り、全く異なるけど、灰原薬は『長谷雄草紙』の物語を換骨奪胎してるような気が(@_@;)

・清水克行の週刊文春連載、「人造人間は、最後は水に溶けてしまった」んじゃねーよヾ(`◇´)ノ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2023-02-09

・本郷和人が「監修」らしいが大学寮は朱雀門の外側で大内裏に無いヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-07-22

・週刊新潮が“超一流”と自画自賛の校閲部なら「紀元道」に気付けヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-08-11