220206読んだ本
結局のところ、これもまた〈郷土愛が強い〉ということなんだろうね〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
【読んだ本】
森銑三『偉人暦(上)』(中公文庫,1996)所蔵本
森銑三『偉人暦(下)』(中公文庫,1996)所蔵本
下巻巻末の小出昌洋「解説」によると、当時は「名古屋図書館」に勤めてて、日刊新聞「新愛知」に
連載された由、だからか、本書は愛知県出身者が多い印象が(^_^;) 上巻の「二月一日 井伊直政」と
下巻の「九月二十二日 曾呂利新左衛門」を読んで連想したのは、従来は遠江(静岡県)にあるとされ
ていた『万葉集』の歌枕を愛知県出身の国文学者たちが三河(愛知県)説を提唱したというゴシップ
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-01-21 )で、森は三河の刈谷出身(^_^;)
・・・/井伊直政は、その[徳川]四天王の筆頭に挙げられているのだが、
実は厳密な意味での三河武士ではない。彼は遠江の出身だ(余談に亙るが、
彼の裔、幕末の大立者たる井伊大老を三河武士の好模型のように言い囃すのも、
ちとおかしいことになる)。/・・・
/曾呂利新左衛門、曾呂利を鼠楼栗などとむつかしくも書いている。もとより
あて字で、その本姓生国二つながら明かでない。和泉の人といい三河の人ともいうが、
郷関不明の人は、どういうものか多く三河へ持って来る。あてにはならぬ。/・・・
【読んだ本】
森銑三『偉人暦(上)』(中公文庫,1996)所蔵本
森銑三『偉人暦(下)』(中公文庫,1996)所蔵本
下巻巻末の小出昌洋「解説」によると、当時は「名古屋図書館」に勤めてて、日刊新聞「新愛知」に
連載された由、だからか、本書は愛知県出身者が多い印象が(^_^;) 上巻の「二月一日 井伊直政」と
下巻の「九月二十二日 曾呂利新左衛門」を読んで連想したのは、従来は遠江(静岡県)にあるとされ
ていた『万葉集』の歌枕を愛知県出身の国文学者たちが三河(愛知県)説を提唱したというゴシップ
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-01-21 )で、森は三河の刈谷出身(^_^;)
・・・/井伊直政は、その[徳川]四天王の筆頭に挙げられているのだが、
実は厳密な意味での三河武士ではない。彼は遠江の出身だ(余談に亙るが、
彼の裔、幕末の大立者たる井伊大老を三河武士の好模型のように言い囃すのも、
ちとおかしいことになる)。/・・・
/曾呂利新左衛門、曾呂利を鼠楼栗などとむつかしくも書いている。もとより
あて字で、その本姓生国二つながら明かでない。和泉の人といい三河の人ともいうが、
郷関不明の人は、どういうものか多く三河へ持って来る。あてにはならぬ。/・・・
幕末の彦根藩は速攻、幕府を裏切ったし・・・
サザエさんの三河屋さんは三河じゃないと言いそう(笑)。
by tai-yama (2022-02-06 22:43)
郷土愛が強いこと、「良くも悪くも」というところでしょうか…??
by ナベちはる (2022-02-07 00:51)
三河屋さんはともかくとして、戊辰戦争で官軍に加わったことは、
tai-yama様、やっぱり三河じゃなかった!と言われそう(^_^;)
by middrinn (2022-02-07 07:14)
郷土愛に限らず、どんなことでも、
ナベちはる様、程々ですよ(^_^;)
by middrinn (2022-02-07 07:21)
新左衛門様といえば一休さんを思い出してしまいました(^_^;)
by yokomi (2022-02-07 11:07)
曾呂利新左衛門、太閤秀吉の逸話によく出てきますよ(^_^;)
by middrinn (2022-02-07 11:28)