読書の厄介なところは、屑本も 書評上手に 助けられ なのである〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ
客観的に間違いだらけの屑本でも良いとこを何とか見出しクローズアップする書評があるけど、
所詮そーゆーとこは読み手によってはどーでもいい内容だったりする相対的なものかと(^_^;)

【読んだ本】

古今亭志ん駒『志ん生最後の弟子 ヨイショ志ん駒一代』(うなぎ書房,2002)

今夏に図書館で書架をブラウジングしてたら著者の名前に記憶(しかも良かった印象)があったので
試しに借りて読んでみたところ、「メチャクチャ面白かったウラー!(^o^)丿」歴史に関する本だったけど
(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2021-07-23 )、偶々過去の手帳を見てたら、
既読だった∑( ̄ロ ̄|||)ガーン! 前に読んだことがある感じは全くしなかったからショック(ノ_-;)トホホ…
落語家の本は借りて読みまくったので本書も読了済みな気がするけど、斜め読みしたら初見のように
感じられたので、過去の手帳を見るのがチト怖い(´ヘ`;)

    ・・・/谷中銀座通りの金魚屋で買ってきた金魚を庭の池に放して、
    それを釣るってえのが師匠の楽しみのひとつだった。/ある日、
    この金魚屋で南米産のトカゲを売っていた。一匹千五百円だったかな。
    師匠、それを見たら「これ買う」っていいだした。/「ダメですよ、
    師匠。お金も持ってないし。おかあさんにも聞かなきゃ」/こっちは
    おかあさんの味方だから、とりあえずとめて、師匠をおぶってうちに
    帰ると、/「オレ、あそこで売ってるトカゲを買うよ」/と師匠。/
    「トカゲ買ってどうすんの」/とおかあさん。/「あいつには、
    うめえもんどんどん食わせんだよ。チーズでも肉でも。うまいもん
    食わせてでっかくなったら、こいつをやっつけて、おめえに
    ハンドバッグつくってやらあ」/そしたら、そばにいた美津子おねえさんが、/
    「とうちゃんがいちばんはじめに食われちゃうよ」/「じゃ、やめよう」/
    このときはもうばかウケだったね。/・・・
    
「第一章 志ん生最後の弟子」の「トカゲ事件」の件(本書84~85頁)だが、全く記憶に無い(@_@;)
「第三章 ヨイショの極意」から役立ちそうなのをメモるべきだろうけど、「第二章 志ん生墜つ」の
「川柳も名人だった師匠」から(本書127頁)(⌒~⌒)

    ・・・うちの師匠の川柳は、落語同様、飄々とした、思わずクスッと笑っちゃう
    名作ぞろい。そのなかでも、あたしが好きな師匠の川柳。

     噺下手 笑い上戸に助けられ    

    ・・・