昨夜またAQUOSのレコーダーのHDDに録画してあった全ての番組が勝手に消えちゃったヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
電源を入れたらHDD準備中と表示された後、何故か「ハードディスクを更新中です」という取説に無い
メッセージが出たと思ったらHDDに録画済の全番組が消えた( ̄◇ ̄;) 去年の9月3日に初めて起きて、
その時に消えたのは「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」全話、「ガールズ&パンツァー」全話
&スペ、「BLACK LAGOON」ほぼ全話、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」数話分、「ルパン三世」
(旧&新&PART5)数話分、「手品先輩」、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」、「進撃の巨人」、
「WORKING!!」、「スペース☆ダンディ」、「神様ドォルズ」、「ビビッドレッド・オペレーション」、
「だがしかし」、「テラフォーマーズ」、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」、「エロマンガ先生」、
「Rio RainbowGate!」、「宇宙戦艦ヤマト2199」等で、今回消えたのは「未来少年コナン」デジタル
リマスター版放送分ほぼ全話、「ダイヤのA act2」「メジャー セカンド」第2シリーズ、「NHK NEWS
おはよう日本」、「愛を読むひと」(2008年・米/独)など洋画3本といったところ_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
前回は「190904読んだ本&買った本」に「2019年の10大事件、てゆーか、我が人生の10大事件に入り
そうな出来事が昨夜発生したヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ」と記しつつも、「だけど、子供の頃なら絶対に大暴れ
してた状況なのに、大人になったのか老化か、吃驚しただけ(´・_・`)」と総括したが、やはり今回も
特に何の感慨も無くて、強いて今の小生の心境を言うならば、これもまた邯鄲の夢・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;

【一昨日買った本&読んだ本】

芸術新潮2020年8月号

22日の発売日に新品1500円を一割引きの1349円で買って来た(^o^)丿 毎月25日が発売日で土曜でも
フツーに発売されてるのに何故か今月は22日(´・_・`) 特集は「現地を体感! 保存版 いつか行ける
日のために とてつもない絵」で、コロナで「海外に行くこともままならない」し、また「絶対に来日
することはないであろう、しかしだからこそ、ぜひとも現地で〝体感〟すべき作品」という意(^_^;)
これだけでは、さっぱりなので、同特集の目次を引いておく〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    [中世編]

    全長140メートル!の終末の幻想
    超巨大タピスリー《アンジェの黙示録》

    クレムリンの聖堂にそそり立つ
    イコン壁画群の壮麗

    病魔退散の祈りが生んだ最強の宗教画!?
    グリューネヴァルト《イーゼンハイム祭壇画》

    [イタリア編]

    フラ・アンジェリコがいっぱい!
    修道院を満たす典雅なフラスコ画たち

    イタリア初期ルネサンスの粋を極めた
    ピエロ・デッラ・フランチェスカ《聖十字架伝説》

    炸裂するヴェネツィア派イリュージョニズム
    ティツィアーノ《聖母被昇天》

    「マタイ3部作」で衝撃デビュー
    ローマでカラヴァッジョを巡礼する

    [近代編]

    ロココとモダンの間で
    ゴヤ絶頂期の天上的天井画

    自然光に抱かれた筆触の万華鏡
    モネ集大成の360度《睡蓮》

    絵と光と建築の華麗なハーモニー
    マティスの礼拝堂

    新生イスラエルに捧げた
    シャガールのステンドグラスの華やぎ

    バンクシーが手がけた
    世界一眺めの悪いホテル

    美の旅の達人対談
    原田マハ×宮下規久朗
    人生を変えたアートの旅

    旅の理由アラカルト
    01「門外不出」の名画に会いに行く
    02アーティストの家を訪ねる

カラヴァッジョ《聖マタイの召命》についての中野京子『名画の謎 旧約・新約聖書篇』(文春文庫,
2016)の「・・・近年、異説が唱えられるようになった。」云々との記述に「近年」か?とツッコミ
を入れた時に少しだけ引いた(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2016-07-26
本誌2016年3月号(特集「人殺し画家が描く〝神の光〟 カラヴァッジョをつかまえろ!」)のコラム
「カラヴァッジョの謎かけ? Who is マタイ論争」から引用する〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    ・・・/まず、イタリアをはじめ各国の識者によって最有力とされているのは、
    画面左手中央に座る髭の男をマタイとする伝統的な説。胸に当てた手とキリストに
    向けられた眼差しは「私ですか?」と問いかけているように見える。素直に観れば、
    この男をマタイと考えるのが自然だろう。・・・「画中でスポットライトのように
    光が当たっている人物は、この髭の男。カラヴァッジョは常から、もっとも重要な人物に
    光を当てて描きましたから、私はやはり、この人物がマタイだと思います」と
    [ロッセラ・]ヴォドレ氏。石鍋[真澄]氏は「西洋美術史上、カラヴァッジョ
    以前も以後も、聖マタイは髭の人物として描かれてきたのです。また、現代と違って
    当時の注文主は発注する際に細かいインストラクションをつけていました。
    カラヴァッジョより先にこの礼拝堂の装飾を頼まれていたカヴァリエル・ダルピーノの
    契約書を見れば明らか。マタイはこの髭の男でしかあり得ない」と明言する。さらに
    「17世紀のカラヴァッジョ伝の記述からも多数の追随者の作品からも、当時の人びとが
    この人物をマタイと見なしていたことがわかる」。/しかし宮下規久朗氏は、左端で
    うつむく若者こそがマタイであるという、1980年代に浮上した新説を支持する。
    髭の男が指しているのは自らではなく奥の青年であり、青年は金を数える仕草を
    していることなどから、彼こそ収税人マタイにちがいない、というのだ。・・・しかし、
    石鍋氏は「作品のみを見ればそう見えるかもしれないが、根拠が乏しく、恣意的な解釈
    といわざるをえない」と指摘する。/いっぽう、ここ2年ほどの間に、にわかに浮上
    したのが、カラヴァッジョはもともとマタイを特定せずに描いたのではないか、という
    「マタイあいまい説」。気鋭のイタリア人美術史家ロレンツォ・ペリーコロ氏らが
    唱えているが、そういいつつ彼自身は「髭の男説」にこだわりがあるのだという。
    宮下氏は「非常に面白い解釈で、興奮しました。僕自身も少し傾いています」と語る。
    「僕の考える〝幻視説〟・・・に結びつけることもできる。つまり、右手に立つ
    キリストは幻であって、見える人にしか見えない。キリストの召命を受けた人が
    マタイであるならば、そこにいる誰もがマタイになり得るのだ、と」。/・・・

さて、本誌本号の上記対談で、その宮下規久朗が次のように述べていた〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

    宮下 ・・・最近この絵の中の誰がマタイかという本を書きましたが、やっぱり
       写真で見るときと違うんです。現地では、画面の左斜め下から見上げる
       角度でしか見ることができないんですが、それだと手前の俯いた若者が
       やけに目立つんですよ。

    原田 やっぱり現地に行かないとわからないんですね。

傾聴すべき指摘とはいえ、「現地では」「やっぱり現地に行かないとわからない」と言ってるけど、
「・・・現地イタリアでは髭の男性(左から3人目)=マタイ説が主流だという。」(本誌本号)と
あるわけで、「現地」の人々は宮下規久朗とは見方が異なる、ということなのかねぇC= (-。- ) フゥー
所詮、人間というのは物事を見たいように見る、ということなのかしら〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ