玄関の時計、とにかく進むので、見る度に他の時計も確認して時刻を合わせなければならない(-ω-、)

【読んだ本(18禁?)】

植松黎(編・訳)『ポケットジョーク 神さま、仏さま』(角川文庫,1994)

「Ⅵ 祈れよ、さらば与えられん」の「望み」(125~126頁)、馬鹿馬鹿しい下ネタだけど笑った(^_^;)

    非常に格式高いゴルフ場だった。男がそこでプレーをするのは初めてだった。
    八番ホールで、彼は、ホールインワンをした。彼がカップからボールを取り出したとたん、
    魔神がとびだしてきた。/「当ゴルフ場は、格式高い選ばれた人のためのゴルフ場である」
    魔神が言った。「この八番ホールでホールインワンを果した者は、望みどおりのサービスが
    受けられることになっている。何か希望があれば、なんなりというがよい」/
    「そりゃすごい」男が感嘆した。「ワシは、かねがねペニスがもっと長ければなあと
    願ってたんだよ」/「お前の願いはきき届けた」魔神はそう言ってホールに消えた。/
    男は、連れと一緒になってプレーを続けたのだったが、そのあいだ彼は自分のペニスが
    ゆっくりと成長しているのを感じることができたのだった。/ゲームが進むにつれ、
    彼のペニスはどんどん長くなり、パンツをはみ出し、やがてヒザの下のあたりにまで
    達した。彼は考えた。/「こりゃあ、あまりいい考えではなかったかもしれんぞ」/
    そこで彼は、連れと別れて八番ホールに戻ったのだった。そしてバケツにゴルフボールを
    いっぱい入れて、ボールをやたらに打ち出した。そしてとうとうまたもやホールインワンを
    達成したのである。/彼は、ペニスを地面に引きずらないよう両手で抱えながらグリーンに
    のぼった。カップからボールを取り出すと、はたして魔神が現われた。/「当ゴルフ場は
    格式高い選ばれた人のゴルフコースである」魔神がまた口上を述べた。「望みの願いを
    いうがよい」/「それなんだが」男が言った。「ワシの足をもっと長くできるかね?」

そっちかよ!とツッコミたくなるほど読み手の予想を執拗に誘導した上で裏切る手法_φ( ̄^ ̄ )メモメモ