シモヤケ予防に「ユースキンA」を塗ることにしたが、使用法の〈ポイント〉がこう書いてある(゚ロ゚;)

        「するん!」と変化するまで、しっかりすり込んでください。   

「するん!」と変化・・・解らん(´ヘ`;) 12日連続読了で、なんか疲れたよ、パトラッシュ(-ω-、)

【読んだ本】

黒岩重吾&杉本苑子&津本陽ほか『時代小説秀作づくし』(PHP文庫,1997)所蔵本

読了(^o^)丿 「秀作づくし」じゃねーだろ(ノ ̄皿 ̄)ノウソツクナ!┫:・’.: 以下の11篇を収録(^^)

・黒岩重吾「埴輪刀」(古代)~野見宿禰が主人公で垂仁天皇が殉死を禁ずる前後
・長部日出雄「天眼の人──行基」(奈良時代)~行基と玄昉の話
・梅原猛「仏御前と蜃気楼」(平安時代)~『平家物語』の仏御前の晩年
◎杉本苑子「流れ星」(鎌倉時代)
・戸部新十郎「睡猫」(戦国時代)~山本勘助から今川氏真のところに送り込まれた男
・南條範夫「元亀元年の信長」(戦国時代)~朝倉攻めから姉川の戦いでの遠藤喜右衛門と善住坊
〇藤本義一「二代吉野」(江戸時代前期)~二代目吉野太夫と刀鍛冶職人の弟子の話
◎白石一郎「シャムからきた男」(江戸時代前期)
・津本陽「桜田門外・一の太刀──森五六郎」(江戸時代末期)
・早乙女貢「狂熱の人──人斬り彦斎」(江戸時代末期)
〇杉本章子「ヤングジャパン・フォーエバー」(明治時代初期)~「ジャパン・パンチ」誌を創刊した
                              チャールズ・ワーグマン

苑子タンのは、鎌倉の釈迦堂で慈善事業を行なっている師の忍性阿闍梨から奈良・西大寺への使いを
命ぜられた法弟の忍覚は酒で不幸な事件を起こした過去を持つが、忍性からは故郷にも寄って墓参も
してきたらと勧められる・・・例によって後味の悪い結末だけど、相変わらず読ませるよねぇ(^_^;)
なお、本作品は苑子タンの連作小説『落とし穴 鎌倉釈迦堂の僧たち』(PHP文庫,2003)の一篇(^^)

白石一郎は、賞もとった長篇を借りて読んでみたらメチャ面白くなくて(「160622入院中に読んだ本」
https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2016-06-22 )、本作品も唐人を相手にする長崎
の遊女の話なんて退屈だなぁと読み始めたら、えっ!?という展開があって、一転して夢中になって
読んじゃったけど、しみじみとさせられるいい話に仕上げていて、秀作というよりも珠玉の名作(;_;)