ムラサキノマイ(オキザリス・トリアングラリス)が庭で咲いてたが、気に入ったのはその花ではなく
葉の形状(^_^;) ただ、ネットで画像検索して出てくるのと違って、葉の中央や花弁にも色が(@_@;)
ピンポーン!と鳴ったので2階の窓から門扉を見たけど人の姿は無かった(@_@;) 玄関を出て門扉へと
向うと、閉めてあった門扉の鍵が開いている( ̄◇ ̄;) 門扉を開けると工務店風の若い男が立っていて、
例によって「お宅の屋根が・・・」である(´・_・`) 問題なのは、入口が分からなかったとして、この男、
留守だったお隣りの家の門から勝手に庭の方へと入って拙宅の敷地にも侵入して門扉を内側から開けて
道に出てピンポンを鳴らしたということだ∑( ̄ロ ̄|||)ニャンですと!? クロネコヤマトが同じように
勝手に隣家から拙宅の敷地内に侵入し、しかも書類の入った封筒を雨の中そのままの状態で手にしてる
からビショビショにされたが、そのことも含めて問い質すと逆ギレされたことは前にも書いた(-ω-、)
本当の目的は空き巣狙いなのかもしれないので用心して2階に居る時は1階の戸締りが大事だなp(・ω・*q)

【買った本】

芸術新潮2019年10月号

発売日で1割引購入(^^) 特集は「九州 世界一のやきもの王国へ」だが、有田の泉山磁石場の写真に、
佐和みずえ(原作)&三山のぼる(漫画)『骨董屋優子①』(講談社モーニングKC,1997)に出てきた
採石場はコレかなぁと考えちゃう漫画脳^_^; 「これを見ずして九州のやきものを語るなかれ」とある
「三大コレクター物語」の一篇、久保山炎(田中丸コレクション学芸員)「田中丸善八 デパート王の
宴」によると、田中丸善八は蒐集した古陶磁を茶事や宴席の器として用いてた由(^^) んで、電力の鬼
「松永安左エ門は耳庵と号し、実業家としてもさることながら古美術蒐集家としてもその剛腕ぶりを
みせ、気に入ったものがあれば非売品であれ茶友の持ち物であれ、お構いなしに所望するような人」
として、久保山は小林秀雄「真贋」の一節を引き、売ってくれとしつこく何度言っても古美術商から
断られた「醍醐寺の板画」を、「或る日自動車で来て、見るだけでいゝから、というので見せている
うちに、隣室に立った瞬間に、抱えて逃げ」て手に入れたという米芾もびっくりな松永の逸話も紹介
するヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ そんな松永安左エ門と田中丸善八の対決(?)が素敵なんだよね(〃'∇'〃)

    ・・・/ある日、耳庵[松永安左エ門]が[田中丸善八の]松風荘を訪れた際、
    宴席の前に松風庵の小間で薄茶を一服差し上げた。この日の水指は
    豆狸という銘の朝鮮唐津で、表千家十一代の碌々斎が大徳利の上半分を切り取り、
    唐人笠のような蓋を手捏ねで作って水指に仕立てたものである。/
    「ほぉー、珍しいもんだねぇ」と、耳庵もことのほか気に入り
    「蘇東坡」という追銘まで付けてくれた。後日、[田中丸善八]翁の許に
    小田原から一通の封書が届いた。差出人は松永耳庵。その手紙にはこう書かれていた。

     豆狸はいつ小田原の山に逃げ出すか分からない 御用心 御用心

    ──この「予告状」のような手紙からひと月ほどして、ふたたび耳庵が松風荘を
    訪れた。/「お忙しいのにどうも」と、翁は笑みを浮かべながら玄関で出迎えた。
    翁の傍らには、何やら古めかしい衝立が置かれている。耳庵の目に留まり、しばらく
    その衝立を眺めていたが、翁の意図することがわかったらしく、顔を見合わせ二人で
    大笑いした。衝立には仙厓和尚の筆で「くわばら、くわばら」と書かれていた。
    この機略が功を奏し、それ以来、耳庵から豆狸の話は出なくなったが、
    翁はやはり用心して、耳庵の目には触れさせなかったという。/・・・

いい話だよねぇ(〃'∇'〃) 松永による「予告状」も田中丸善八の防御策もともにユーモアがあるし、
それでも田中丸善八「翁はやはり用心して、耳庵の目には触れさせなかった」のもまた良しだ(^_^;)
    
他に〈100年ぶりの「少女」と関根正二をめぐる謎〉、〈繭山龍泉堂で知る「魏晋南北朝の美術」〉、
更に「中野京子が読み解く画家とモデル」の連載第18回「ベルト・モリゾと《夢みるジュリー》」、
前橋重二による短期集中連載「レオナルド・ダ・ヴィンチ500年めの真実 万能の天才が探究していた
のは何だったのか」の最終回である「数学の難問へ、ルネサンス画家たちの挑戦」__φ( ̄^ ̄ )メモメモ
ベルト・モリゾは大好きで、先日ブックオフに460円で画集(?)が出てたけどスルーしちゃった^_^;

・「永仁の壺」事件に関して本書より面白いのがあったら教えてほしいね〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-01-04