読んで誰得な身辺雑記だが未来の自分も読者の1人ゆえ備忘録として昨夜から今日のこと_φ( ̄^ ̄ )メモメモ
寝不足だったので昨夜は22時消灯も2時過ぎに台風15号の雨と風で目が覚め、窓を完全に閉め切ってから
再び寝たのに、朝4時45分から神奈川県砂防海岸課と横浜市のエリアメール3連発に叩き起こされた(+_+)
6時過ぎに家の周囲を見廻ると、向かいの家のフェンスに看板なのか屋根なのか何畳もあるブリキの板が
寄り掛かってた( ̄◇ ̄;) 昼に警察が調べてたが真向いの老朽家屋の玄関屋根が飛んだものと判明(゚ロ゚;)
二つの家の間には拙宅がヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 午後に市役所が持ってったけど運が良かったのかも(ノ_-;)ホッ…
近所の医者が買い取ったままの空き家で定期的に除草してるだけだから、風当りが強くなりそう(@_@;)
予想最高気温は36度だったけど、34度で踏み止まった(´ヘ`;) でも、明日も36度の予報((;゚Д゚)ヒィィィ!

【読んだ本】

根岸鎮衛(長谷川政春訳)『原本現代訳60 耳袋』(教育社新書,1980)所蔵本

    寛政七年(一九七五)の春、牛込山伏町の何とかといった寺院では、ひそかに
    猫を飼って大事にしていた。/ところが、そこの庭に舞い降りた鳩が気持ちよく
    遊んでいるのを、その猫が狙っている様子であったため、和尚が声をかけて
    鳩を追い逃がしてやると、その猫は、「残念である」と声を出してしゃべった。
    それを聞いた和尚はたいへん驚いて、台所の方に逃げた猫を捕えて、小刀の柄を持ち、
    「お前は畜生でありながらものをいうとは、奇怪きわまりない。まことに、
    化けて人をだまそうというのであろう。ひとたび人間の言葉を話した上は、
    包み隠さずに申しなさい。もしこばむなら、私が殺生戒を破って、
    お前を殺すであろう」といって憤慨した。/・・・

本書に収録されている、「ものをいう猫」という見出しが付けられた話の冒頭を引いてみた(@_@;)
この他にも「猫の怪異」なる見出しが付けられた話があるので、その冒頭も次に引いておく(@_@;)

    番町のあたりに住んでいるという、ある武家の家では、猫を飼うことがないという。
    家来たちは鼠があばれまわるのを嘆いていたので、ある人が主人にその理由を尋ねた。/
    主人は「これにはいささか事情があるが、世間の人たちに話すのも軽々しいことだと
    思うので、話したことはないが、まじめな質問なのでお答えしましょう。
    祖父の代であったが、長い間かわいがって飼っていた猫がいた。ある時、縁がわのはしに
    雀が二、三羽とまっていたのを、その猫が狙って飛びかかったところ、雀はすばやく
    飛び去ってしまった。すると、猫が幼児のような言葉で、『残念なり』といったのを
    祖父は聞いていて、驚いてその猫を取り押え、火箸を持って、『おまえは畜生の分際なのに
    ものをいうとは怪しい奴だ』といって、怒ってすぐさま殺そうとしたところ、・・・

「残念である」と「残念なり」、原文も違うのかな(@_@;) 猫さんの決め台詞みたいで可愛いな(^_^;)