紹介された商品ではなくて「ジャンプ中澤」の方を検索したのは小生だけではないはずC= (-。- ) フゥー
最近Amazonトップページの一番下の「閲覧履歴」、「閲覧履歴を表示して編集する」をクリックすると、
「閲覧した商品」一覧が表示されるけど、それぞれの最安値も表示されるようになって便利(〃'∇'〃)
今まで欲しい本を一つ一つクリックして開いて毎日その最安値を確認してたから(^_^;) Amazonからも
頻繁に最安値チェックしてる本のDMが届くようになったから、そーゆー無駄なメールも減るかな(^_^;)
181224に届いたワイヤレスのマウス、赤ランプ点灯で単三乾電池を付属のから新品のに_φ( ̄^ ̄ )メモメモ

【読んだ本】

新田次郎『小説に書けなかった自伝』(新潮文庫,2012)所蔵本

この書名はかつて私小説が純文学の主流だった文壇を意識したものかと(@_@;) 自伝の形で自作解説
という感じで、新田次郎作品のブックガイドとして読めるし、〈如何にして作家になったか〉が随所に
語られているので作家を目指している人向けでもある(^^) モチ小生は前者の読書案内として、先ずは
「処女作のころ」を読んだ(^^)

    ・・・しかし、このような[妻・藤原てい『流れる星は生きている』の印税収入]
    経験によって、原稿が金になるということを知った私は、なんとかして、
    仕事の余暇を利用して原稿を書こうと考えた。戦後は、どこの職場も混乱していた。
    私の職場[=現・気象庁]もやはりその傾向があり、不平ばかり云っていて、
    仕事をしない者が多く、真面目に仕事をする人は白い眼で見られるような時代だった。
    私が内職の方に力を入れた一つの原因はこのような世相にもあった。/・・・

今もそーゆー「職場」だったり(@_@;) 予報が外れても謝らずにヘラヘラ笑ってる予報士もいる(-"-)

処女作とされる「サンデー毎日」第41回大衆文芸賞に応募・当選した「強力伝」の前に、新田次郎には
実は少年科学小説「超成層圏の秘密」と短篇少年科学小説「狐火」という作品があって、ともに出版が
取り止めとなって原稿も行方不明だったが、後者は二十数年ぶりに大日本図書から原稿が見付かって、
昭和47年に『きつね火』(挿画・箕田源二郎)として出版された由_φ( ̄^ ̄ )メモメモ

御殿場の強力衆の中でも抜群の力持ちで、富士山観測所の交替勤務員の全員に好かれて「コミさん」と
呼ばれていた旧知の小宮山正、その次女が「箱根の金時娘」として新聞に取り上げられたのを読んで、
富士山測候所(戦時中に名称変更)の長田輝雄(後に厳寒期の富士登山で殉職した「殉職」のモデル)
の案内で金時山を登る話などなど、「強力伝」の舞台裏が語られ、本篇は次のように〆られてる(^^)

    ・・・この授賞式のとき、南条範夫さん、永井路子さん、杉本苑子さん、寺内大吉さん
    などとはじめて顔を合わせた。