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190724読んだ本

庭に咲いてたホタルブクロ、摘まれちゃって悲しんでたら、同じ場所に隠れて一輪咲いてた(〃'∇'〃)
某所のお土産に貰った「サクマドロップス」、缶を振って出そうにも中に付着してたから、缶の内側は
ネチャネチャしてそうなので、某所らしいデザインの缶なんだけど、その再利用は考え物だな(´・_・`)
と思ったら、「サクマドロップス 缶 使い道」で検索すると、Yahoo!知恵袋に洗い方が出てた( ̄◇ ̄;)
夕方になっても室温が30度近いので、今夜から寝床の位置を風の通り道にする夏仕様に((;゚Д゚)ヒィィィ!

【読んだ本】

新田次郎『小説に書けなかった自伝』(新潮文庫,2012)所蔵本

この書名はかつて私小説が純文学の主流だった文壇を意識したものかと(@_@;) 自伝の形で自作解説
という感じで、新田次郎作品のブックガイドとして読めるし、〈如何にして作家になったか〉が随所に
語られているので作家を目指している人向けでもある(^^) モチ小生は前者の読書案内として(以上は
テンプレ)、昨日の「処女作のころ」に続いて、今日は「投稿作家の四年間」を読んだv( ̄∇ ̄)ニヤッ

古川武彦『気象庁物語 天気予報から地震・津浪・火山まで』(中公新書,2015)なる屑本の88~89頁は
NHK「プロジェクトX」も取り上げた富士山気象レーダー建設に関してエピソードを創作・捏造(-"-)

    [昭和38年2月に]二日がかりで[富士山に]登頂した彼ら[「気象レーダーの開発を
    担う三菱電機の技術者とガイドの七人である。」と同書88頁にはある]は、夜になると、
    大手町の気象庁ビルの屋上で望遠鏡を覗く気象庁測器課長の藤原寛人(後の新田次郎)
    らに向けて、フライヤーを焚いた。・・・/・・・その時である。大手町の藤原課長の
    望遠鏡がフライヤーの光を捉えた。・・・

不正確だし事実と違う点が何ヵ所もある創作・捏造エピソードで、例えば、本書本篇の冒頭を引く(-"-)

    当時私は懸賞小説に当選したことをいささか買いかぶって考えていたようである。
    そうなった一つの理由は、「サンデー毎日」の懸賞小説の募集目的に新進作家の登竜門
    という文句があったし、昭和二十六年の秋に発売された、「サンデー毎日」特別号に
    活字となって発表された「強力伝」の扱い方もまた華やかなものだったせいである。
    電車の中にビラが下り、新田次郎の名が麗々しく印刷されてあるのを見ても、なにか
    自分はもう作家の登竜門をくぐり抜けてしまったように感じた。・・・

「昭和二十六年」に新田次郎でデビューなのに「後の新田次郎」かよヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
ま、コレなんか些細なミスで、もっと吃驚仰天させられたデタラメな部分があるけどねC= (-。- ) フゥー
「大手町の気象庁ビル」は昭和39年竣工で昭和38年2月は建設中、コレがヒントねオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!

本篇に戻ると、「強力伝」の当選後、「山と渓谷」と「電波と受験」の両誌から連載小説を依頼され、
前者に山岳小説「郷愁の富士山頂」(『蒼氷』と改題し出版)、後者には無線技術士の資格を目指す
「ひとり旅」という小説(出版・映画化)を連載した由(^^) この二つ以外は懸賞小説に一度当選した
程度では原稿の依頼など無かった、というのが本篇の主題(^_^;)

    ・・・投稿作家としての自分自身を生かすため、「講談倶楽部」、「オール読物」、
    「サンデー毎日」の三誌の懸賞小説に応募した。「講談倶楽部」は何回出しても、
    予選にも通過しなかった。直木賞受賞後、「講談倶楽部」の新編集長斎藤稔さんから
    原稿の注文があったとき、この落選原稿「詩吟艦長」を新しい原稿用紙に書き直して
    持って行ったら、/〈これは面白い。こういう原稿を続けて欲しいですね〉/
    と云われた。/・・・

さり気な~く書いてるけど、「講談倶楽部」の前編集長は見る目が無かったということかしら(^_^;)
きっと「新しい原稿用紙に書き直し」たから良く見えた・・ヘ(__ヘ)☆\(^^; 「オール読物」新人賞は
最後に落選し、「サンデー毎日」は、「凍傷」が最終的に落選も、「山犬物語」は当選した由(^_^;)
〈・・・[母方の]祖父から聞いた山犬の話を小説にしたのがもう一つある。「おとし穴」である。
直木賞受賞後の第一作となったのがこれである。〉_φ( ̄^ ̄ )メモメモ

「強力伝」が当選したサンデー毎日文芸賞の選者だった丹羽文雄が主宰する「文学者」の同人となり、
短篇を書いては送ったが没とされ、それらの原稿は加筆して直木賞受賞後に次々発表した由( ̄◇ ̄;)

「サンデー毎日」で落選した「凍傷」は惜しいので、加筆して「文学者」に投稿し、掲載された由(^^)

    ・・・昭和二十六年の秋「文学者」の同人になって以来、初めてのことだった。
    「文学者」の合評会の席上で、この「凍傷」は木端微塵に叩かれた。この会に
    出席したある評論家は、/〈山を書いているのに、山のきびしさが全然ない。
    冬だというのに寒さが感じられない〉/と云った。この席上で唯一人だけ、
    私の「凍傷」を讃めた人があった。八木義徳氏であった。彼は、作品について
    いろいろと述べたあとで、/〈この人は将来とも小説が書ける人だと思う〉/
    と結論を云った。私はこの言葉にどれだけ、力づけられたか分らない。/・・・

以来、新田次郎は「悪い点は誰かが指摘するから、私はつとめて良い点を讃める方へ廻った。」由(^^)
一方、悪い点を誰も指摘しないから、みどりんはつとめて悪い点を批判する方へオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!
タグ:小説 自伝 歴史
コメント(12) 
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コメント 12

ニッキー

何回も落選した原稿を新しい原稿用紙に書き直したら
高評価を受けるとは・・・やはり前編集長の見る目が(⌒-⌒; )
昼間にタイマー設定してたエアコンが切れてから
1時間後に帰ってきたかみさんがエアコンスイッチを入れたら
室温が31.5度だったとか(°_°)
これはもうタイマーを伸ばすしかないかな(*_*)
by ニッキー (2019-07-24 21:24) 

middrinn

実は新編集長も昇格前に目を通して没にしてたのなら・・・ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
室温31.5度とは((;゚Д゚)ヒィィィ! 圭太様たちの命にかかわる事態かも( ̄◇ ̄;)
by middrinn (2019-07-24 21:33) 

tai-yama

気象庁ビルは建設中だったけど望遠鏡だけはできていたとか
だったり(笑)。実は私は無線技術士(資格持ち)でソロライダーと。
まさに「ひとり旅」。映画化されるかな?
by tai-yama (2019-07-24 23:41) 

ナベちはる

別の原稿用紙に書いてから持っていったらそれまでとは違って良い評価を受けるなんてこと、「まさか」と腑に落ちないですよね(~_~;)
by ナベちはる (2019-07-25 00:48) 

mimimomo

おはようございます^^
庭に咲いたホタルブクロ「摘まれた」ってよその人がお庭に入って来て持って行っちゃうのかしら(@@?
ドロップの缶の洗い方まで特別にあるの? これも面白いわ^^ 再利用する人が多いのかな。

新田次郎さんも苦労されたのですね。良い小説(書き物)でも読まれずにボツにされることって多々あるのでしょうね。

by mimimomo (2019-07-25 06:19) 

そら

いよいよ夏本番ですね!
そら〜サクマドロップスも溶けるわ(^^;
それにしても懐かしい(^^)
by そら (2019-07-25 06:32) 

middrinn

庁舎ビルは建設中だからでしょうが、新田次郎の小説では「気象庁の時計台の屋上から
望遠鏡で観測」となってますし、実際は大手町の気象庁とは全く別の場所だとか(^_^;)
tai-yama様主演の映画「ひとり旅」、「完食!!」というシーンばかりだったり^_^;
by middrinn (2019-07-25 07:48) 

middrinn

実は「直木賞受賞後」がポイントで、
ナベちはる様、直木賞作家になった
ので高い評価になったのかも(^_^;)
by middrinn (2019-07-25 07:49) 

middrinn

庭、てゆーか、植物を管理している家族が摘んだのです(^_^;)
この缶はやはり何か再利用できそうな気がしちゃいますよ(^^)
mimimomo様、直木賞作家という肩書きのパワーかも(^_^;)
直木賞作家の作品としてなら、読む価値もあるのかなぁと^_^;
by middrinn (2019-07-25 07:54) 

middrinn

少しでも夏が短いことを願いますよ(^_^;)
そら様、サクマドロップス、融けて缶の中に
くっついちゃうかもと一気食いしました^_^;
by middrinn (2019-07-25 07:57) 

じゅんじい

コメントありがとうございます。何か良い感じですよね。
新田次郎は孤高の人を読んで影響を受けた記憶が有ります。
by じゅんじい (2019-07-25 21:10) 

middrinn

いい感じで、拝見させて頂き、ホント良かったです(〃'∇'〃)
『孤高の人』、未読ですが、いい作品らしいですね(〃'∇'〃)
by middrinn (2019-07-25 21:18) 

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