連休中のブックオフのウルトラセールで貰った本1割引きクーポン券の有効期限が明日ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
使えるのは購入店舗だけかと思ってたら全店舗で使えた((;゚Д゚)ヒィィィ! セールの翌日から使えたけど
20%オフで買えたのを10%オフで買うなんてねぇ~とセール直後は使う気になれないから、こうやって
毎年期限ギリギリまで使わず手元に残るんだよねぇ(´ヘ`;) 2枚あるけど、どーすんべかなぁ(-ω-、)

【読んだ本】

森銑三『偉人暦(上)』(中公文庫,1996)所蔵本

次の逸話が「五月二十四日 伊達政宗」で紹介されてた(^^) なお、同月同日は政宗の亡くなった日^_^;

    ・・・/ある時ある寺に招かれて、食後の囃子の興行の番組に「杜若[かきつばた]」が
    あるを見て、政宗、「この太鼓はおれが打とう」という。人々おぼつかなく思ったが、
    やがてその太鼓の序破急の、節に叶っているにおどろいた。寺僧達、「陸奥守殿は
    太鼓の功者」と褒めそやす。政宗得意となって、「杜若ばかりじゃない。獅子、姥捨の秘曲
    だろうが何でもないよ。猿楽師など某[それがし]が片撥[かたばち]にも足らぬ」などと
    鼻をうごめかしたが、ふと言葉を改めて、「いや細川幽斎は太鼓に限らず多芸だが、
    一生自慢しなかった。われらが今の放言は、人柄も太鼓も幽斎に劣る証拠よ」と
    呵々大笑した。/・・・

意外感ありつつも、イメージ通りなエピソード(^_^;) この後、「・・・彼の和歌にも誦すべきものが
少[ママ]くない。」として紹介されている歌で、「武蔵野の月という題」のが気になった(@_@;)

    出づるより 入る山の端は いづくぞと 月にとはまし 武蔵野の原

『新古今和歌集』の摂政太政大臣(藤原良経)の次の歌を意識して詠んだものではないかと愚考(^_^;)
    
    行く末は 空もひとつの 武蔵野に 草の原より 出づる月影

【買った本&読んだ本】

みなもと太郎『風雲児たち 幕末編 32』(リイド社SPコミックス,2019)

Yahoo!ショッピング内の「bookfanプレミアム」で27日発売の新品596円を161p使って435円で購入(^_^;)
本巻の内容は、生麦事件が大半で、最終章だけ田中新兵衛の「種割れ」(ガンダムSEED)、てゆーか、
刺客として覚醒した話(^_^;) 生麦事件と聞くと思い出すのが、「160523読んだ本」に書いたこと(^_^;)

  最後に誤植ネタを1つ紹介(^^) 某学会の機関誌に載ってた投稿論文を見ていたら、注だったかに
  挙げられてた引用文献の執筆者名が正しくは「麦島文夫」なのに「生麦文夫」となってた(@_@)
  〝ナマムギフミオ〟という語呂も相俟って大爆笑^_^; 〈生麦事件〉と命名されましたとさ^_^;

本作品は歴史漫画だけど基本はギャグ漫画だから、田中新兵衛も海音寺潮五郎『幕末動乱の男たち 下』
(新潮文庫,1975)の「三刺客伝」で描かれている田中新兵衛の方が(当たり前だけど)いいねぇ(^_^;)