また13時台に「/tag/」というページ(?)が訪問者数は「1」でページビューは「467」だってさ(゚ロ゚;)
紀伊國屋書店のウェブストアに在庫が1冊あるのを確認した上で紀伊國屋書店が運営してる本屋へ行って
取り寄せを依頼(@_@;) PCで在庫確認した店員もウェブストアにありますねと言い(当然である!)、
代金を前払いし(本を受け取る時に支払うのがフツーだけど、この本屋は何故か前払いさせる)、その
レシートには10時35分と記録されてる(@_@;) その後、13時前に紀伊國屋書店ウェブストアを見たら、
まだ在庫が1冊ありの表示( ̄◇ ̄;) 取り寄せを頼んだのは下巻だが、昨夜まで同じく在庫が1冊ありと
なってた上巻の方は在庫ナシとなって出版社から取り寄せと表示されてたヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ もしかして
店員が上巻の方を誤発注した可能性があるし、また下巻の発注がまだだったとしても、上巻が買われた
事実から、下巻も他の人に買われてしまい出版社にも在庫が無かったら入手できなくなっちゃうと考え、
13時1分に電話(@_@;) しばし待たされたが確認が取れないと言うので催促して電話を切った(@_@;)
同件に関する連絡は不要としたので分らないけど、その後、下巻も出版社から取り寄せと表示(@_@;)
前払いさせながら、労働力も余ってるのにネットで簡単に出来るはずの発注を2時間半も放置とは(゚ロ゚;)
先月も発売日の2週間前に予約し、発売日当日に行くと、開店時間から2時間近く経つのに梱包したまま
出してないという、お役所や社会主義国みたいな本屋だけど、怒らないよ(⌒~⌒) 「にっこにっこにー
あなたのハートににっこにっこにー 笑顔届ける矢澤にこにこー にこにーって覚えてラブニコっ♡」(^^)

【読んだ本】

杉本苑子『鶴屋南北の死』(文春文庫,1990)所蔵本

「娘ふたり」「残り香」「くじら裁き」「河内山宗春という男」「あべこべ物語」に続いて、残り3篇も
読んだので、本書も読了(^^) ストーリーテラー苑子タンらしい時代小説・歴史小説の短篇集を堪能(^^)

「桃を好く男」は、客席にお化けがいると言われて、『仮名手本忠臣蔵』で桃井若狭之介を演じながら
中村鶴之助が桟敷の方を見ると、「妙なものがいる。人間は人間だ。三十代と見える男に白髪の婆さま、
供の老僕の三人だが、揃いも揃って彼らは、桃色ずくめの着物を着ているのである。」ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
その後、「縞キチ」との「縞くらべ桃くらべ」の対決(?)へと展開していくユーモア時代小説(^_^;)

「鶴屋南北の死」は、深川で妓楼を経営する十兵衛は芝居町で飛ぶ鳥を落とす勢いの人気作者の四世・
鶴屋南北の息子だが、それを鼻にかけることない温厚な人柄で、お抱えの遊女達からも慕われてた(^^)
だが、下働きのウメに盗み癖があり、教え諭しても客の持ち物や金に手を出すので、十兵衛も手こずり、
他方で新作『東海道四谷怪談』を書き下ろした父・鶴屋南北は、うなぎを何故か忌み嫌うのだ(@_@;)
ホラーだけど、これはマジで凄い作品( ̄◇ ̄;) 登場場面は少ないけど、ウメのキャラも立ってる^_^;
ネタバレ防止で内容は内緒だが秋吉茂『にっぽん歴史秘話』(河出文庫,1989)愛媛県_φ( ̄^ ̄ )メモメモ

「青井戸屋敷」は、細川家の巣鴨の下屋敷の表門の警固が役目の恭三郎が、門の脇で一休みして昼飯を
食べる紙屑買いの老爺から、汚れた観音と茶渋だらけの茶碗を買い取ったところ・・・((;゚Д゚)ヒィィィ!

最後に、山村正夫による本書巻末の「解説」の〆の部分を引いておく(⌒~⌒) 全くの同感なので(^_^;)

    そういえば前の[『冬の蝉』文春文庫]解説の際、杉本さんがあくまで史実を重視する
    作家でいながら、それらを骨格に物語性を十二分に盛り込み、その中で人間性を浮き彫りに
    するという小説作りに、名人芸的な魅力を感じたと書いた。/今回の短編集も同様で、
    正直なところ読んでいて、どれが実でありどれが虚であるか、まるで区別がつかず、
    それらが渾然として一体となった世界のリアリティーに引き込まれ、ついついどの一編も
    楽しく読まされてしまった。杉本さんの稀に見る小説巧者なストーリー・テラーぶりに、
    改めて舌を巻かされたというのが、偽らざる実感である。
    
「娘ふたり」「残り香」

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-03-06

「くじら裁き」「河内山宗春という男」「あべこべ物語」

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-03-09