学芸大学駅近くの「珈琲美学」、フツーの喫茶店だった頃、面接授業の帰りに一度だけ寄って、有名な
コーヒーフロートを注文(^^) アイスクリームを薔薇の花に仕立ててて、まさにアートだった(〃'∇'〃)

【読んだ本】

戸板康二『最後のちょっといい話 人物柱ごよみ』(文春文庫,1994)所蔵本

    新橋にもとあったそばやの天ぷらそばは、おいしかったが、注文すると、
    女店員が大声で「テンソ」と叫ぶのがいやだった。先日女子学生にこの話をしたら/
    「もっとひどいのがありますよ。ある喫茶店でクリームソーダをたのんだら、
    クソといいました」

笑っといてナンだが、コレは〈ちょっといい話〉かしら(^_^;) 方向性を間違えてるとしか(ノ_-;)ハア…
    
三木紀人『鴨長明』(講談社学術文庫,1995)所蔵本    

昨日の十訓抄の蒼海波の説話に登場する琵琶の専門家だけど、浅見和彦(校注・訳)『新編 日本古典
文学全集51 十訓抄』(小学館,1997)の「四ノ八」の頭注に「誰であるか不明。・・・中原有安か。」
とある(^^) そこでも説明されてるように、中原有安なら「鴨長明の琵琶の師として有名」で、鴨長明
(久保田淳訳注)『無名抄 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫,2013)にも登場してて、藤原俊成が
撰者として編んだ千載和歌集に関し、「この集を見ると、たいしたことのない人々が、みな十首、七、
八首、四、五首と入っているといった場合が多くある。」と批判していることは前にも書いた(^_^;)
千載和歌集に入ってる中原有安の歌(歌番号1247)を、久保田淳(校注)『千載和歌集』(岩波文庫,
1986)や片野達郎&松野陽一(校注)『新 日本古典文学大系10 千載和歌集』(岩波書店,1993)で
確認した後、安良岡康作(全訳注)『方丈記』(講談社学術文庫,1980)と本書で、中原有安に関する
記述をチェックも、本書が「十一 中原有安」なる章まで立てながら十訓抄に触れてないのは意外(..)

今日も10時まで小雨で午後歩くと、雑草として抜かれたと思ってた、ど根性コキアがまだあった(゚o゚;)