今朝トロロアオイが咲いたよ(〃'∇'〃) 昨年は「170827読んだ本」に「今朝トロロアオイが咲いたが、
その大きな花の上に巨大カマキリが乗ってて庭を睥睨してた(^。^;)」とあり、一昨年は「今年は無理か
と思われたトロロアオイが昨日の朝咲いたが朝日に背を向けてたし今日は萎んだまま(..)」と「160927
読んだ本」にあったから、順調かな(^^) あのカマキリさん、ウチの庭を自分が領有する国土と思って
国見してたのかもね(^_^;) 昨夜は寝るのが遅くなったから、いつも通り朝5時に目が覚めたんだけど、
二度寝しちゃって神武以来の大寝坊ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ なのに日中眠くて踏んだり蹴ったり感(ノ_-;)トホホ…

【読んだ本】

紀田順一郎『にっぽん快人物烈伝』(旺文社文庫,1985)所蔵本

本書も「政治家・実業家・軍人」に入り、一人目は「性的コンツェルンの王」として、木村荘平^_^;

御存知ない方もおられるだろうし、少しは啓蒙的に内橋克人『破天荒企業人列伝』(新潮文庫,1983)
の「6 情婦二十人に稼がせた牛鍋屋チェーン創始者 木村荘平」の冒頭の人物紹介を一部引く(^_^;)

    ・・・妻妾二十人、子供は男女合わせて三十人はもったといわれる。旧東京市内
    十五区に牛鍋屋のチェーン店「いろは」二十店を配し、いずれも妾を雇われマダム
    として経営に当たらせ、・・・その商法を分析してみると、金銭や性欲対する
    人間心理の機微を巧みに衝いた、天才的な発想がベースになっている。いまでいう
    外資商法「フランチャイズ・チェーン」の元祖といってよい。

この木村荘平の子供として、同書は、木村曙(作家)、木村荘太(『魔の宴』の作家)、木村荘十
(直木賞作家)、木村荘七(画家)、木村荘八(画家)、木村荘九(画家)、木村荘五(歴史学者)、
木村荘十二(映画監督)、木村荘六(手品師)を挙げている(^_^;) 曙は娘で、荘太は次男ね(^_^;)
木村荘十「雲南守備兵」は川口則弘編著『ダヴィンチ特別編集 消えた受賞作 直木賞編』(メディア
ファクトリー,2004)で読んだことあって悪くなかったけど、今では青空文庫でも読めるみたい^_^;

    妾二十余人という破天荒なことをしながら、正妻は大切にし、
    他人にも夫婦の〝道〟を説いた。毎年、ある店から酉の市の熊手を
    買っていたが、その店の主人が女房を追い出したことを知り、
    「縁起ものをこんな不吉な店では買えん」と怒り、後妻に手切金を
    与えて別れさせ、もとの女房を連れ戻させたこともある。

なお、木村荘平は牛鍋屋以外にも色々な事業を行なっていて、本書からもう一つ逸話を引いておく(^^)

    彼は自分が始めた日暮里火葬場に特等というカマをつくった。棺桶をレールにのせ、
    レンガのカマの中に入れて焼く方法で、いまでこそ一般化しているが、当時としては
    まさに画期的な発明だった。それだけに料金も高く、彼が死ぬまでたったひとりも
    利用者がなかった。したがって、彼自身が、特等ガマのお客第一号となったのである。

蒙古でも猛虎でもなく猛暑再来! 今日は30度を余裕で超えたよ(´ヘ`;) 読書、遅遅たり(-ω-、)