今年の夏に彼が流した汗の量は東京ドーム1個分に匹敵する、という英作文の問題が出されそう(@_@;)

【読んだ本】

菊池直恵&旅の案内人 横見浩彦『鉄子の旅 第1集』(小学館IKKICOMIX,2005)所蔵本

昨日に続いて今日も朝日新聞の朝刊を取り上げる(-"-) 「輝く人 全駅制覇 新たな使命感」と題して
トラベルライター横見浩彦を取り上げた記事だが、太田匡彦という記者が調べずに書いてたから(-"-)

    2005年2月、国内にある全9843駅(当時)の乗下車を達成。最後の下車駅
    として降り立った上信電鉄上州福島駅(群馬県)には鉄道ファンが詰めかけ、
    多数のメディアが取材にやってきた。/前後して、その存在に注目が集まり始めた。
    いまも3シリーズ目の連載が続く鉄道旅漫画「鉄子の旅」の主人公に抜擢され、
    テレビの出演依頼もくるようになった。

文中の「前後して」には呆れたぞ∑( ̄ロ ̄|||)なんと!? 本書の奥付に2005年1月1日初版第1刷発行
とあるから、2005年2月20日に達成された国内全駅(当時)の「降りつぶし」に「前後して」いると、
太田匡彦は考えたんだろう(@_@) だが、奥付の1頁前に掲載されてる〈連載時に載った作者コメント
つき!!初出リスト〉を見れば、「鉄子の旅」の第1話(第1旅)が載ったのは週刊ビッグコミック
スピリッツ増刊「IKKI」7号/2002年1月1日号、その前の頁に掲載の【鉄子の旅・第1集データ】には
第1旅が実施されたのは2001年7月29日と出ており、この連載が始まったのは2001年と判明する(-"-)
日本全線全駅下車達成が2005年2月20日で、〈鉄道旅漫画「鉄子の旅」の主人公に抜擢され〉たのが
2001年なんだから、この「前後して」という表現はおかしいだろうヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
おそらく太田匡彦は本書の現物を確認しないで、アマゾンとかで発行日だけ見て書いたのだろう(-"-)
なお、2005年2月20日の上信鉄道上州福島駅での達成エピソードは「鉄子の旅」の「第32旅 横見浩彦・
日本全駅下車達成!!」として本書の第4集(2005年9月1日初版第1刷)に収録されてるヾ(`◇´)ノ

なお、「180629読んだ本」で坂口安吾が小菅刑務所(現・東京拘置所)の建物について論じてることを
取り上げたが、その論を原武史『「鉄学」概論~車窓から眺める日本近現代史』(新潮文庫,2011)も
紹介していたことを書き忘れた(^_^;) 原武史にしては薄っぺらい内容なので、追記しないけど(^_^;)

日中の2階の室温が35.0度の新記録達成\(^o^)/ヤッター!ヾ(-_-;)オイオイ... せめて28度まで下がれよ(T_T)