「機械の体を求めて、アンドロメダ星雲へ旅立つ。Searching for the mechanical body, he is going
to leave here for Andromeda. 」と「mechanical」の用例にあるけど、生身では耐えられん(-ω-、)
5時の夜明けとともに目が覚めたけど、窓全開の網戸なのに妙に暑苦しいなぁ~と感じたのも当然で、
室温28度湿度80%と表示∑( ̄ロ ̄|||)なんと!? 日中も駅前は34度だったし、マジ死にそう(´ヘ`;)

【読んだ本】

今井源衛(日本歴史学会編集)『紫式部』(吉川弘文館人物叢書,1966→1985新装版)

ねぇ、ちょっと聞いてよ! 次の記述は本書62頁からの引用だけど、読んでヘンに思いませんかね(@_@)

    また家集[=『紫式部集』]の10~15[ママ]に、前にも書いたが、
    「姉が亡くなって、よその弟をなくした人と、お互いに交際して、
    故人の代りになって仲良くしましょうといった。こちらからの手紙の
    上書[うわがき]には姉君と書き、向うからは中の君(妹君の意)と
    お互いに書き交していたが、めいめい遠い所へ別れてゆくこととなったので、
    他所[よそ]ながら別れを惜しんで」という詞書のある歌に始まる五首がある。

杉本苑子も「いま婦人公論に『散華』という題で私は紫式部を書いているが、日本紀略、尊卑分脈、
大鏡、紫式部集、栄華物語といった史料類とともに、机上に置いてあるのは今井源衛先生の『紫式部』、
・・・」と本書を筆頭に挙げていたけど(「超えられるか」同『随筆集 霧の窓』[光風社出版,1992]
所収)、『歴史に咲く花々~人物おんな日本史』(集英社文庫,1984)に収録されてる「紫式部」でも、

    「同じころ、弟を亡くした女友達に、『私はあなたの妹になるから、あなたは
    私のお姉さんのつもりになって・・・・・・』とたのみ、おたがいに手紙の宛名に
    『姉君へ』『中ノ君へ』と書き交わして、さびしさをまぎらした」/などと
    歌の詞書にあるのを見ると、・・・

本書の上記記述に倣ったのか、全く同じことを記していたよヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ でも、ヘンだよね(@_@)

紫式部は姉を亡くしたから女友達を「姉君」と呼ぶのは理解できるけど、「弟」を亡くした女友達が
紫式部を「中の君」(〝二番目の姫君〟〝次女〟の意と古語辞典)と呼ぶのはヘンじゃないかしら?

この「弟」の原文は『紫式部集』で当該歌の詞書を見ると「おとと」となってて、古語辞典を引くと
〝年下のきょうだい〟〝弟、または妹〟の意で「弟」とは限らないぞヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

南波浩(校注)『紫式部集 付 大弐三位集・藤原惟規集』(岩波文庫,1973)も「妹[おとと]」とし、
原著の岩波新書は1973年刊行の清水好子『紫式部』(岩波新書評伝選,1995)30頁も次の如く記す(^-^)

    姉を亡くした式部と、妹を失った女性[ひと]が出会って、たがいに亡き人の代りに
    姉妹になろうと約束し、手紙の上書[うわがき]に姉上へ、妹にと書き交していたのが、
    それぞれ遠国に旅立って行くことになったので、逢って別れを惜しむことはできなかったが、
    手紙で別離の挨拶をした。

当該歌の解説で、百目鬼恭三郎『新古今和歌集一夕話』(新潮社,1982)も、久保田淳『新古今和歌集
全注釈 三』(角川学芸出版,2011)も、女友達が失ったのは、やはり「妹」としているよん(⌒~⌒)
    
「弟」を亡くした女友達に「じゃあ、妹になってあげるね♡」と言うかよヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

冒頭に続き、再び『萌える英単語もえたん』(三才ブックス,2003)から「wish」の用例ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

    I wish I could be a brother to all the sisters all over the world.

    願わくば、世界中の妹たちのお兄ちゃんになりたい。

小生は妹なんか要りませんからね(^_^;) 昨日借りた本、欲しくなって、落札しちゃった(〃'∇'〃)テヘペロ