SSブログ

170404読んだ本

備食カンパンの賞味期限が1ヶ月も過ぎてたのに気付き慌てて平らげるも胃腸は非常事態にならず^_^;
それとは関係なく、今日もダルい(+_+) 昨日午後から軽い頭痛がして、ノーシンさんも効かないから、
早く寝たばっかしに、夜中に目が覚めてしまい、寝不足(+_+) 最近クロネコさんが毎回誤配するけど、
今言うのも悪い気するし、「配達中」表示を飛ばしていきなり投函されてたりして、油断できぬ(+_+)
お蔭で昨日はブログに投稿した直後にポストへ投函されたから慌てて「追記」する羽目になった^_^;

【読んだ本】

黒田彰『中世説話の文学史的環境』(和泉書院,1987)

本書所収の「驪姫外伝―中世史記の世界から―」が興味深い(^^) 大塔宮護良親王の失脚の陰には
後醍醐帝の寵姫・阿野廉子がいることを、太平記は晋の献公の寵愛を受けた「驪姫」を引き合いに
出している由(^^) 黒田彰は「ところで、太平記はその驪姫譚を何処から拉してきたのだろうか。
史記(左伝)からであろうか。どうもそうではなさそうだ。」として小生の気を引く問題提起^_^;
曰く「また、太平記の驪姫譚についても、それが直ちに史記へと結びつくのでなく、両者の間には、
史記に源を発しつつ、さらにそれを展開させた、中世固有の汎驪姫理解の世界というものを措定し
得るのではないか。やがて太平記の驪姫譚を生み出すに至る地平、これを今仮に〈中世史記〉の
世界と呼ぶが、その一角は、四部の書、三注と称される幼学書に窺うことが出来る。」と(゚o゚;)
太平記の驪姫譚の書出しは晋の献公の后・斉姜が申生、重耳、夷吾の3人を産んだ云々と始まるが、
史記に照らして「・・・この叙述はおかしい。」のは明らかなわけで、この「書出しに限らず、
太平記の驪姫譚は、それ自体がまた、〈中世史記〉驪姫伝の一伝と捉え得るものでもあって、その
背景に広がる〈中世史記〉の世界では、言わば太平記以前的に、既に一定の驪姫理解というものが
存在したと考えて良いだろう。」____φ( ̄^ ̄ )メモメモ 結論として「太平記は、その驪姫譚を史記
から直ちに拉してきたのではない。むしろ、史記(左伝)から湧き、太平記の背後で豊かな流れを
形作っていた、中世の驪姫理解の一掬が、太平記の驪姫譚と化して、今日の我々の前に残された
のである。」(^^) 何コレ!? コイツ、誤読してんじゃ~ん、と軽々しく断じちゃダメなわけね^_^;
  
春なのに再び手足にシモヤケが出来た感じ(+_+) 今夜だけ楽天を応援するぞ^_^;
タグ:中国 古典 説話
コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

コメント 2

ぽちの輔

クロネコさん、ドタバタしてるみたいですね^^;
by ぽちの輔 (2017-04-05 07:31) 

middrinn

ですよねぇ~^_^;
猫好きなんで許しちゃいますけど^_^;
先日のフェンスの記事ですが、
ぽちの輔さんは何でも出来ちゃうんですね(^^)
by middrinn (2017-04-05 10:14) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0