SSブログ

161220読んだ本

どうやらSo-netすごろくゲームは我が人生には上がりがないことを教えてくれているようだ(T_T)

【読んだ本】

杉本苑子『悲華 水滸伝(一)』(中公文庫,2001)所蔵本

読了(^^) 吉川英治『新・水滸伝』全4巻(講談社吉川英治文庫,1975)は所蔵愛読し、他は村上知行訳
『水滸伝』全3巻(河出書房, 1967)は持ってたはずが見当らなくて、ただ、絶対に読んだはずだけど
挿絵とか全く憶えてない^_^; あとは岩波文庫版その他も借読した気もするが、調べる気にならず(..)
本書は幾つかのシーンを省略したり、構成を変えたりしてて、この第1巻だけで吉川英治『新・水滸伝』
第2巻の終り近くまで(253頁)の物語をカヴァー(゚ロ゚;) が、ストーリー展開はスムーズで違和感なく、
ストーリーテラーの著者らしく面白く読ませる(^^) 武松をかなり丁寧に描いている印象があるけれど、
著者の推しメンなのか^_^; 個人的には妖星魔星のはずが何故と昔から思ってた点も巧みに理屈付け(^^)
それにしても、英雄・豪傑が次々と登場する度に横山光輝『水滸伝』(潮出版希望コミックス)第一部~
第七部完結編(1969~72)、第八部外伝(1976)のキャラを連想してしまうマンガ脳なのは情けない^_^;
飯森広一『60億のシラミ』①~⑤(秋田書店少年チャンピオン・コミックス,1979~81)のではない(..)

桂芳男『幻の総合商社 鈴木商店~創造的経営者の栄光と挫折』(現代教養文庫,1989)所蔵本

城山三郎『鼠~鈴木商店焼打ち事件』(文春文庫,1975)所蔵本

杉本苑子『悲華 水滸伝(二)』(中公文庫,2001)所蔵本

届かぬと思ってたら定価で注文した漫画は依然在庫切れでキャンセルOKというのだがどうすべきか(..)

[追記161221]

顔文字等を修正したついでに、チト補足しておこう^_^; 吉川『新・水滸伝』との対比だけど、例えば、
吉川は杜遷と宋萬を「平凡」(呉用の評)とし、ヘタレのモブキャラに描くけど、本書では豪傑とされ、
存在感も発揮(^^) また吉川のだと青面獣楊志が禁軍師範だった林冲の顏も知らないことになってるが、
「こっちこそ、天覧試合や武芸の演習などあるたびに、禁軍八十万の精鋭を自在に指揮する豹子頭林冲の
将官ぶりを、いつも憧れの目で眺めていたんだ。」と楊志に語らせている本書の方が合理的に思える(^^)
タグ:小説 中国
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0