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161102読んだ本&買った本

ぶんぶんぶぶーん♪ぶんぶぶーん♪今日もニャンコが庭でフーン♪我が物顔だよ♪ぶんぶぶーん^_^;

【読んだ本】

杉本苑子『女人古寺巡礼』(講談社文庫,1996)所蔵本

続いて「円乗寺―八百屋お七―」を読んだ(^^) この「円乗寺からさほど遠くない駒込の吉祥寺にある
〝お七吉三比翼塚〟」というのは酷いね(+_+) 「お七が慕った相手は山田左兵衛という旗本の三男で、
吉三郎ではなかった。」し、「自分を罪におとし、刑死に追いやった仇敵とも言える男と、比翼塚に
名を並べて刻まれては、お七もさぞ心外にちがいない。なんともきのどくな話ではあるまいか。」(;_;)
「高桐院―細川ガラシャ―」では「権力者秀吉と芸術家利休の自意識の相剋が、賜死の悲劇を招いたと
する解釈も、現代的にすぎる発想だろう。」として、「利休切腹の裏にはもっとドライな、政治的理由
があったと推理」する(^^) 「堺は銃器の主産地」で「その製造販売を一手に取りしきっていた大財閥
のキャップ」が今井宗久で、他の堺の茶人も本業は「すべて軍需物資を主として扱う商人ばかり」(@_@)
んで、「利休の家は、これらの物資を一時保管して倉敷料(賃貸料金)を取る納屋貸し業、つまり倉庫
業者だから、間接的ではあるがやはり軍需産業にかかわっていたのである。」(@_@;) 「利休の中にも
侘び寂び数寄の理念はあった。しかしそれを、一種の哲学にまで押し上げたのは、茶道としての茶に
権威づけをほどこそうとした後世の人々である。利休のころの茶はもっとすさまじく、時に血臭さえ纏う
現実的な、ふてぶてしいものだった。」(゚ロ゚;) 大徳寺の塔頭の一つである高桐院は細川家の菩提所で、
忠興とガラシャの墓じるしの春日灯籠は「笠のうしろ側が欠け損じて」いる点が要チェックなわけだ(^^)

西村亨『王朝びとの四季』(講談社学術文庫,1979)所蔵本

寺尾善雄『中国英雄伝』(旺文社文庫,1986)所蔵本

池田弥三郎『百人一首故事物語』(河出文庫,1984)所蔵本

【買った本】

杉本苑子『散華~紫式部の生涯』上(中公文庫,1994)

某有名古本屋が割引セールやってると聞いて、図書館で予約してた本の受け取りも兼ねて遠征した(^^)
定価をベースに半額から割り引いて1.08掛けなのにはチト釈然とせずプンプンププン、プンププン(-"-)
損したの8円くらいだから、言わなかったけど、ここの店員は本に関する質問にも適当に答えるから^_^;

村山吉廣訳編『中国笑話集』(社会思想社現代教養文庫,1972)

中身まで少しヤケてたけど、同古本屋の百均コーナーのが半額×1.08だし、活字も大きかったので(^^)

高所恐怖症にもかかわらず雛を巣に返すため木に登ろうするビビオペあかね健気(;_;) OP曲好き(^^)
タグ:列伝 紀行 歴史
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