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230906買った本

持ってるのは上巻?下巻?メモを見ようとしたけどケータイを操作するとブックオフの店員から注意
されそうだから、老眼鏡を出すのも面倒なので前に視たCMみたいに両手を伸ばして目次を眺めると
「銭湯と床屋」という話に目が留まり、披くと「二階で女湯の方へ穴」という見出しの節が(@_@;)

【買った本】

篠田鉱造『明治百話(上)』(岩波文庫,1996)

坪内祐三『文庫本を狙え!』(ちくま学芸文庫,2016)が推奨の本書だが、「二階で女湯の方へ穴」
という見出しの節を立ち読みしてみたところ全く記憶にナシオン主権なので、持ってないと判断し
110円で購入した次第(^_^;)

    ・・・ソレからこんな工夫をした湯屋もあったンです。二階へあげてお茶菓子を出して、
    女湯の方へ穴を開けて置いて、覗かしたものですが、銭湯へ入る女客は、身に寸分の隙
    はないが、ソレでも穴から覗いていようともまさかに思いませんから、だらしのないの
    もあって、大繁昌をしたものですが、ソレも差止どころか科料に処せられました。湯屋
    じゃア随分いろンなお話があったもンです。・・・

小池一夫みたいな文章(^_^;) 本書の下巻の一部を「190308読んだ本&買った本」では以下のように
引いてたけど、これまた記憶にナシオン主権であるヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ ラッキーだったなぁ(ノ_-;)ホッ…

『明治百話』は、特に興味ないけど、ついでで購入(^_^;) その中の一篇をテキトーに拾い読みすると、
明治22年2月11日の憲法発布の日、前夜から積もるほど降ってた雪も止んで空は晴れるも事件発生(゚ロ゚;)

    大臣暗殺だと、掃部頭[かもん]様みたいに雪の朝の暗殺だと、行逢う人ごとに
    語り合いました、「知ってるかい一件を」「御存知ですか文部大臣のことを」
    男でも女でも出逢うとこの話で持切っていました。

この本には注が全く無いけど、「掃部頭様」とは桜田門外の変の大老・井伊直弼のことと現代の読者も
知っているはずという前提か(@_@;) 当時の人々の歴史感覚が優れているように感じたけどね(^_^;)
タグ:歴史
コメント(4) 
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コメント 4

tai-yama

「二階」だけに、上(階)巻を持っていなかったと(笑)。
桜田門外の変から30年ぐらいなので皆覚えているかも。
でも、2050年に安倍首相暗殺を皆覚えているかな?
by tai-yama (2023-09-07 00:03) 

middrinn

芭蕉と曾良が行った銭湯にも穴が開いてたんですかね(^_^;)
tai-yama様のツーリングの先々で穴を探・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;
その間の大久保利通を始めとして数多くの暗殺された政府要人
がいたにもかかわらず「雪の朝」という暗殺状況の共通性から
井伊直弼を連想した「当時の人々の歴史感覚」に感心(^_^;)
by middrinn (2023-09-07 06:12) 

df233285

上巻入手出来て良かったですね。「1か月を長くして、政府が
雇った役人の給料、ダマし減らす」目的で改暦した話も載って
る事が期待できますしね。
by df233285 (2023-09-07 07:05) 

middrinn

目次を見てもそれらしき話は見当たりませんし、
ネット検索でもヒットしませんでした(@_@;)
by middrinn (2023-09-07 08:54) 

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