230609読んだ雑誌
ペナントレースが開幕してついにTV視聴を解禁し(てしまっ)た5月分の電気代が4月分と比べると
24円安くなっていた(@_@;) 2022年の5月分より362円安く、2021年の5月分より34円高い(@_@;)
更に節約するためには消灯時間をもっと早くすべきか(@_@;) 人名索引に出てこないから変だなと
思ったら「源」なのに「藤原」を見てた(^_^;) 拙ブログに登場するのは「藤原」が多いから(^_^;)
【読んだ雑誌】
朝日ジャーナル1981年6月12日号所蔵誌
本誌本号の「文化ジャーナル 文学」という匿名コラムで「幻滅生」という筆者が「駒田信二の告発
──高橋和巳と吉川幸次郎」と題した一文を書いててチト気になる記述があった(@_@;) 「文学界」
6月号に掲載された駒田信二「書けなかったこと──高橋和巳回想」が「・・・かなり重大なことを
問題としている・・・」として、「未読の読者のために、簡単にその要旨を紹介しておく・・・」と
あり、「未読」の小生は非常に有難い(^_^;) 以下に引くのは孫引きになるので、駒田信二の論稿の
全体が把握できない以上、誤読・誤解した可能性もあるけど(^_^;) 引用・紹介されている高橋和巳
の具体的なエピソード(吉川幸次郎に「破門」された時の話)は省略するが、駒田信二は高橋和巳の
ことを「彼には権威ある者の側につきたがるという面もある・・・」ことを指摘してた由(^_^;)
・・・この駒田の推測は次のような事実からも裏づけられている。/そのずっと後、
昭和四二年になって、当時明治大学の助教授だった高橋和巳は、吉川幸次郎から
京都大学へ招かれると、あと始末もせずに、さっさと京都へ行ってしまった。なぜ
吉川幸次郎が[かつて破門した]高橋和巳を招いたかについては、「吉川さんも
権威の好きな人だったから、小説家として名の高くなってきた高橋君を自分のそばに
招いたのだったろうと私は思う」と駒田信二は説明している。/『悲の器』の著者で
ある高橋和巳にこのような側面があったことを知るのは興味深いものがある。いや、
全共闘に肩入れしていた高橋和巳にこのような志向があったとは、とおどろく者も
いるかもしれない。/・・・
高橋和巳は全共闘世代を中心とした人々に熱狂的に支持されていたことは知ってるけど、小生は何の
思い入れもないので、フーン!と思っただけだし、反体制的なのは単なるポーズにすぎない知識人は
多かったんだろうなぁと(^_^;) 気になったのは、この後の件である(@_@;)
・・・/ところで、駒田信二は「[1971年の「文芸」の高橋和巳追悼特集号に掲載の]
『高橋和巳との私事』に『今は書けない』と書いたのは、吉川幸次郎さんのことなので
ある。吉川さんが亡くなり、私は一年間の喪に服し終えたので、もう書いてもよかろう
と思って、そのことを書くことにした」と、吉川幸次郎の翻訳を批判しているのである。
/・・・
「それにしても駒田信二の筆はきびしい。」として紹介してる内容に関しては「吉川さんの学位論文
は元曲だが、元曲を読めば出てくる言葉を、吉川さんは『水滸伝』で誤訳している。学位論文は自分
で書いたの?とききたいくらいである」という件だけ引いておく(^_^;) 駒田信二が高橋和巳を使者
にして吉川幸次郎の誤訳を指摘したエピソードも紹介するが、高橋和巳の小人物ぶりが笑える(^_^;)
さて、さて、さ~て!この匿名コラムも「それにしても、駒田信二にしても、高橋和巳や吉川幸次郎
の生前には、このような文章は書けなかったのか。」と〆ているが、引用部分からはそう読まれても
仕方がないような気もするんだよね(@_@;) いや、自主規制していたという意には非ずと駒田信二
は『漢字読み書きばなし』(文春文庫,1994)に書いているが、全文を読まないと判らんな(@_@;)
24円安くなっていた(@_@;) 2022年の5月分より362円安く、2021年の5月分より34円高い(@_@;)
更に節約するためには消灯時間をもっと早くすべきか(@_@;) 人名索引に出てこないから変だなと
思ったら「源」なのに「藤原」を見てた(^_^;) 拙ブログに登場するのは「藤原」が多いから(^_^;)
【読んだ雑誌】
朝日ジャーナル1981年6月12日号所蔵誌
本誌本号の「文化ジャーナル 文学」という匿名コラムで「幻滅生」という筆者が「駒田信二の告発
──高橋和巳と吉川幸次郎」と題した一文を書いててチト気になる記述があった(@_@;) 「文学界」
6月号に掲載された駒田信二「書けなかったこと──高橋和巳回想」が「・・・かなり重大なことを
問題としている・・・」として、「未読の読者のために、簡単にその要旨を紹介しておく・・・」と
あり、「未読」の小生は非常に有難い(^_^;) 以下に引くのは孫引きになるので、駒田信二の論稿の
全体が把握できない以上、誤読・誤解した可能性もあるけど(^_^;) 引用・紹介されている高橋和巳
の具体的なエピソード(吉川幸次郎に「破門」された時の話)は省略するが、駒田信二は高橋和巳の
ことを「彼には権威ある者の側につきたがるという面もある・・・」ことを指摘してた由(^_^;)
・・・この駒田の推測は次のような事実からも裏づけられている。/そのずっと後、
昭和四二年になって、当時明治大学の助教授だった高橋和巳は、吉川幸次郎から
京都大学へ招かれると、あと始末もせずに、さっさと京都へ行ってしまった。なぜ
吉川幸次郎が[かつて破門した]高橋和巳を招いたかについては、「吉川さんも
権威の好きな人だったから、小説家として名の高くなってきた高橋君を自分のそばに
招いたのだったろうと私は思う」と駒田信二は説明している。/『悲の器』の著者で
ある高橋和巳にこのような側面があったことを知るのは興味深いものがある。いや、
全共闘に肩入れしていた高橋和巳にこのような志向があったとは、とおどろく者も
いるかもしれない。/・・・
高橋和巳は全共闘世代を中心とした人々に熱狂的に支持されていたことは知ってるけど、小生は何の
思い入れもないので、フーン!と思っただけだし、反体制的なのは単なるポーズにすぎない知識人は
多かったんだろうなぁと(^_^;) 気になったのは、この後の件である(@_@;)
・・・/ところで、駒田信二は「[1971年の「文芸」の高橋和巳追悼特集号に掲載の]
『高橋和巳との私事』に『今は書けない』と書いたのは、吉川幸次郎さんのことなので
ある。吉川さんが亡くなり、私は一年間の喪に服し終えたので、もう書いてもよかろう
と思って、そのことを書くことにした」と、吉川幸次郎の翻訳を批判しているのである。
/・・・
「それにしても駒田信二の筆はきびしい。」として紹介してる内容に関しては「吉川さんの学位論文
は元曲だが、元曲を読めば出てくる言葉を、吉川さんは『水滸伝』で誤訳している。学位論文は自分
で書いたの?とききたいくらいである」という件だけ引いておく(^_^;) 駒田信二が高橋和巳を使者
にして吉川幸次郎の誤訳を指摘したエピソードも紹介するが、高橋和巳の小人物ぶりが笑える(^_^;)
さて、さて、さ~て!この匿名コラムも「それにしても、駒田信二にしても、高橋和巳や吉川幸次郎
の生前には、このような文章は書けなかったのか。」と〆ているが、引用部分からはそう読まれても
仕方がないような気もするんだよね(@_@;) いや、自主規制していたという意には非ずと駒田信二
は『漢字読み書きばなし』(文春文庫,1994)に書いているが、全文を読まないと判らんな(@_@;)
小説家や学者は好人物や紳士である必要はないですね。
そばに居たくないないようなアクの強い人物が相応しい
ように感じます。
by 爛漫亭 (2023-06-09 22:32)
暖房が減れば電気代の自然減少があります。
夏に熱波を防ぐため何かすると上がりますので、何れにしても
油断してはだめだと私は思います。
by df233285 (2023-06-10 05:35)
ですね(^_^;) ただ、「大学闘争の最中、学生側を支持して京都大学文学部助教授を
辞職する」(wiki)など大学の権威を否定する「全共闘に肩入れしていた高橋和巳」、
爛漫亭様、実は「権威ある者の側につきたがる面もあ」ったと聞かされると、あまり
にも表と裏が違い過ぎて、「おどろく者もいる」だろうということでしょう(^_^;)
by middrinn (2023-06-10 05:43)
たしかに冬から夏になるまで電気代は下がり続けますが、
長さん様、拙宅は暖房を使ってないので、日照時間が長く
なるにつれ電灯を点ける時間が短くなるからかも(^_^;)
もっと早く寝て更に電気代節約しますo(-`д´- o)ガンバル!!
by middrinn (2023-06-10 06:54)
オリックスが最下位になれば、さらに電気代が節約・・・(笑)。
落語とか相撲だと破門されると関係断絶になるのに学術界はOK。
by tai-yama (2023-06-10 19:06)
東京MXテレビのSBホークスの試合中継の対オリ戦のを
視聴してるので、順位に関係なく放送されます(^_^;)
日本シリーズ出場を逃せば、節約になりますが(^_^;)
指導教授にもよりますけど、学界でも断絶かと(^_^;)
破門後に〈・・・吉川幸次郎から世話されていた夜間
高校の講師もクビになったという。/困った高橋和巳
は上京して駒田信二に「東京で高校の教師の口でもさ
がしてほしいのですが……」と頼みこむ。/・・・〉
という記述がありますが、学界あるあるですね(^_^;)
by middrinn (2023-06-11 04:06)