このブログをお読みの皆様にも何か良いことがありますよーに(^o^)丿ヾ( ̄o ̄;)210401以来じゃん!
朝5時50分に引いた「ゴルフネットワークプラス 楽天ポイントラッキーくじ」200pが当たった(^_^;)
5日早く当たってれば、この怪しい本もタダで買えたのに(ノ;ω;)ノ ~┻┻ (/o\) ミドリン ナカナイデー!!
【買った本&読んだ本】
山口博『王朝貴族物語 古代エリートの日常生活』(講談社現代新書,1994)
「もったいない本舗 楽天市場店」で「良い」257円(送料無料)を156p利用して101円で25日注文して
追跡不可能ゆうメールで29日届く(^_^;) 書き込み等は無く、状態は問題ナシオン主権(^o^)丿 山口博
の『王朝歌壇の研究』が何度か引用されているのを見たので試しに注文したわけだが、wikiを見ると
『万葉集』が専門ぽかったから、内容に不安を感じて、ポイントも使った次第(^_^;) 表紙カヴァーが
昔のタイプので、「午前三時の起床、吉凶占いから、夜の社交までの一日。激烈な出世競走、土地や
富への欲望。恋の歓びと怨霊への恐怖。豊富なエピソードでつづる奈良平安華麗絵巻。」と内容紹介
がなされており、目次は次の通り(^_^;)
プロローグ
第一章 その名は貴族
1 貴族のステータス・シンボル
2 ハイ・ソサエティの一日
3 貴族学
第二章 ワン・ピラミッド・クライマーの官僚たち
1 王朝官僚ピラミッド
2 クライミングの方法
3 マルチでクライミング
4 クライミング途中の死
第三章 王朝エコノミック・アニマル
1 名誉より富を
2 平安朝インフレ
3 平安土地戦争
第四章 王朝の男と女
1 結婚の方法
2 銘柄の条件
3 上流貴族の妻
4 愛欲で蹉跌
5 王朝キャリア・ウーマン
第五章 王朝人の心の中
1 姦通の罪の意識
2 病気の恐怖
3 オカルトの世界
4 恐怖の超克
5 夢
エピローグ
本文もカタカナが多く、「豊富なエピソード」には出典が記されてないから、興味・関心の無かった
人を対象にした入門書のようだけど、興味・関心を持って先へ進もうとしても役には立たない(^_^;)
・・・藤原兼家(九二九-九九〇)が造り、藤原氏累代の邸宅になった東三条殿、・・・
倉本一宏(全現代語訳)『藤原道長「御堂関白記」(上)』(講談社学術文庫,2009)の巻末の「用語
解説」の「東三条第」の項にも「平安京の代表的邸宅。藤原良房により創建され、基経・忠平・重明
親王・兼家・道隆・道長へと伝領された。・・・」とあるように、フツーは兼家じゃなく良房(^_^;)
兼家の前に東三条殿を伝領した重明親王の娘の斎宮女御(三十六歌仙の一人)の有名な歌「雨ならで
もる人もなき我が宿を浅茅が原と見るぞ悲しき」の『拾遺和歌集』の詞書「東三条にまかり出でて、
雨の降りける日」を、本書表紙カヴァーの著者紹介に「専攻は王朝和歌文学」と記されている山口博
が知らないはずがないのだが、『万葉集』の専門家なら納得である(^_^;)
・・・/『源氏物語』の貴族たちは、政務にほとんど従事していない。異性を求める
毎日のように見えるが、そうではない。日常の政務などは文学になじまないから、
書かないまでのことである。/・・・
紫式部は「日常の政務」にも詳しかったけど、敢えて「書かな」かったのだと山口博は言うのだが、
倉本・前掲書の「はじめに」はそもそも「政務や儀式の詳細」を「知らない」と指摘してる(^_^;)
・・・/一般に平安時代の貴族たちに対する理解というのは、彼らが遊宴と恋愛のみに
熱意を示し、毎日ぶらぶら過ごしていた、というものであろうと思われる。しかしながら、
それは主に、女流文学作品に登場する男性貴族たち(象徴的には光源氏)の姿を、現実の
平安貴族の生活のすべてと勘違いしてしまったことによる誤解である。/仮名文学を記した
女性たちにとっては、男というものは自分たちのいる場所に夜になると遊びに来る生物
なのであり、その世界においてしか知らない。また、読者層も女性が多かったであろうから、
政務や儀式の詳細を記述できるはずもないのである。/・・・
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山口博『王朝貴族物語 古代エリートの日常生活』(講談社現代新書,1994)
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昔のタイプので、「午前三時の起床、吉凶占いから、夜の社交までの一日。激烈な出世競走、土地や
富への欲望。恋の歓びと怨霊への恐怖。豊富なエピソードでつづる奈良平安華麗絵巻。」と内容紹介
がなされており、目次は次の通り(^_^;)
プロローグ
第一章 その名は貴族
1 貴族のステータス・シンボル
2 ハイ・ソサエティの一日
3 貴族学
第二章 ワン・ピラミッド・クライマーの官僚たち
1 王朝官僚ピラミッド
2 クライミングの方法
3 マルチでクライミング
4 クライミング途中の死
第三章 王朝エコノミック・アニマル
1 名誉より富を
2 平安朝インフレ
3 平安土地戦争
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1 結婚の方法
2 銘柄の条件
3 上流貴族の妻
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1 姦通の罪の意識
2 病気の恐怖
3 オカルトの世界
4 恐怖の超克
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本文もカタカナが多く、「豊富なエピソード」には出典が記されてないから、興味・関心の無かった
人を対象にした入門書のようだけど、興味・関心を持って先へ進もうとしても役には立たない(^_^;)
・・・藤原兼家(九二九-九九〇)が造り、藤原氏累代の邸宅になった東三条殿、・・・
倉本一宏(全現代語訳)『藤原道長「御堂関白記」(上)』(講談社学術文庫,2009)の巻末の「用語
解説」の「東三条第」の項にも「平安京の代表的邸宅。藤原良房により創建され、基経・忠平・重明
親王・兼家・道隆・道長へと伝領された。・・・」とあるように、フツーは兼家じゃなく良房(^_^;)
兼家の前に東三条殿を伝領した重明親王の娘の斎宮女御(三十六歌仙の一人)の有名な歌「雨ならで
もる人もなき我が宿を浅茅が原と見るぞ悲しき」の『拾遺和歌集』の詞書「東三条にまかり出でて、
雨の降りける日」を、本書表紙カヴァーの著者紹介に「専攻は王朝和歌文学」と記されている山口博
が知らないはずがないのだが、『万葉集』の専門家なら納得である(^_^;)
・・・/『源氏物語』の貴族たちは、政務にほとんど従事していない。異性を求める
毎日のように見えるが、そうではない。日常の政務などは文学になじまないから、
書かないまでのことである。/・・・
紫式部は「日常の政務」にも詳しかったけど、敢えて「書かな」かったのだと山口博は言うのだが、
倉本・前掲書の「はじめに」はそもそも「政務や儀式の詳細」を「知らない」と指摘してる(^_^;)
・・・/一般に平安時代の貴族たちに対する理解というのは、彼らが遊宴と恋愛のみに
熱意を示し、毎日ぶらぶら過ごしていた、というものであろうと思われる。しかしながら、
それは主に、女流文学作品に登場する男性貴族たち(象徴的には光源氏)の姿を、現実の
平安貴族の生活のすべてと勘違いしてしまったことによる誤解である。/仮名文学を記した
女性たちにとっては、男というものは自分たちのいる場所に夜になると遊びに来る生物
なのであり、その世界においてしか知らない。また、読者層も女性が多かったであろうから、
政務や儀式の詳細を記述できるはずもないのである。/・・・