メドゥーサ(メデューサ)を見たら石になっちゃうことは有名で『監獄学園』でも・・ヘ(__ヘ)☆\(^^;

【読んだ本(バカチン)】

ブルフィンチ(作)野上弥生子(訳)『ギリシア・ローマ神話 付インド・北欧神話』(岩波文庫,1978)所蔵本

けど、直接見なければ大丈夫なのでペルセウスは退治できたということもよく知られているはずで、
T・ブルフィンチ(佐渡谷重信訳)『ギリシア神話と英雄伝説(上)』(講談社学術文庫,1995)の
「ペルセウスとメドゥーサ」という節の一部(同書285~286頁)を引く( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚

    ・・・彼女[メドゥーサ]が住んでいる洞窟の周辺に人間や動物の石像がいくつも
    見られるのは、たまたまメドゥーサの姿を見てしまったからである。ペルセウスは
    アテーナーとヘルメースの寵愛を受けていたので、アテーナーから楯を、ヘルメース
    から翼のついた靴を借りて、メドゥーサの眠っているすきに忍び込んだ。彼女の姿を
    まともに見ないよう気をつけながら、手にした輝くばかりの楯の表面に映る彼女の姿
    をたよりに、バサリとその首を切り落としたのだ。それから、その首をアテーナーに
    捧げると、女神はそれを自分のアイギス(楯)の中央に取り付けたのである。/・・・

さて、さて、さ~て! 同書と原著は同じ本書の当該部分の訳を次に引くよんオホホホ( ^^)/~~~~ ピシッ!

    ・・・メドゥサの住んでいる洞窟の周囲には、人間や動物の形をした石がたくさん
    ありますが、これはどうかした機会に彼女を一目見て、見るとともに化石して
    しまったのであります。さてペルセウスはアテナとヘルメスに可愛がられていたので、
    アテナは彼女の楯を貸してくれるし、ヘルメスはまた翼のついた靴を貸してくれました。
    それ故ペルセウスはメドゥサが眠っているあいだに、その姿をまともに見ないように
    気をつけながら、手に持った楯の中に映っているアテナの像に守護せられて、メドゥサに
    近よりました。そうして首を切り落としてそれをアテナにあたえますと、アテナは
    自分の楯のまん中にメドゥサの首をつけました。/

長男は盗作(⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2022-03-01 )で母親は誤訳か(^_^;)