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一日中雨でチョー寒かったから、ついに膝掛けを使ったぞ(´ヘ`;) 今年の漢字は「雨」だな(-ω-、)

【買った本】

芸術新潮2019年11月号

今日発売のを1割引で購入してきたが、先月号までは定価1440円(本体1333円)だったのに消費増税に
便乗したのか定価1500円(本体1364円)に(-ω-、) 特集は「ハプスブルク家のラブゲーム」(⌒~⌒)
「帝と妃のものがたり」を始め、深井晃子「ハプスブルク家が語るファッション史」など面白そうな
ラインナップだけど、前橋重二「スペイン・ハプスブルク家の遺伝と病理」に興味深い記述が(゚ロ゚;)
ハプスブルク家の面々の肖像画でよく見られるのが下顎前突症(いわゆるハプスブルク顎)だけど、
メディチ・プロジェクトでジョヴァンナ・ダズブルゴの遺体の頭蓋骨を精査した結果を紹介(⌒~⌒)
彼女は神聖ローマ皇帝フェルディナント1世の末娘でカール5世の姪、メディチ家のフランチェスコ1世
に嫁ぎ、その娘にはアンリ4世妃となったマリー・ド・メディシスがいる(^^)

    ・・・/上の図版でもあきらかなとおり、彼女の下顎は前方に突出していたが、
    頭蓋骨各部の計測で判明したのは、その原因が下顎の突出によるものではなく、
    むしろ上顎の後退によるものだったこと。すくなくとも彼女に関するかぎり、
    ハプスブルク顎は「下顎突出症」ではなく「上顎後退症」によるもの、
    と判断するのが妥当なようだ。その代償なのか頭蓋骨は上方にのびて
    「ロングフェイス」になり、・・・

アレッサンドロ・アッローリ《ジョヴァンナ・ダズブルゴの肖像》1570年のキャプも引いとく(^_^;)

    ・・・X線画像と較べると、平板な顔面や突出したオトガイなどの特異な骨相が
    できるだけ目立たぬよう画家が腐心したことが了解できる。・・・

第2特集は「ミナ ペルホネン」だけど、「新国立競技場完成記念インタビュー ふたつのオリンピック
1964→2020 建築家・隈研吾の軌跡」ぐらいかな、小生が興味ある記事は〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ

・中野京子『名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語』(光文社新書,2008)等の記述はおかしい(-_-)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.ss-blog.jp/2018-01-08