探してた本がやっと出品キタ━━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━━!!!! 明朝まで売れ残りますよーに!と呪い
をPCモニター越しにψ(*`ー´)ψヶヶヶ... でも、心配だから今夜中に注文しちゃおうかな(´ヘ`;)
それにしても、110円でブックオフに出て来そうな文庫本を、560円で注文するのはちょっと(ノ_-;)ハア…

【読んだ本】

東京人337号(2014年3月号)所蔵誌

「追悼 堤清二/辻井喬」の永江朗「セゾン文化は何を遺したか。」という一文に次の一節が(@_@;)

    ・・・/書店チェーンの「リブロ」が誕生した背景には、堤さんと安部公房との交流
    がある。安部の新刊、『燃えつきた地図』が出たとき、堤さんは自分が経営する
    西武百貨店の書籍売場を覗いた。店員に『燃えつきた地図』があるか訊ねると、
    地図売場に案内された。それがショックで、ちゃんとした書籍売場をつくらなければ
    と思ったのだそうである。/・・・

人事の問題であって、そんな発想だから負債が増えてセゾングループは解体に追い込まれたのかも^_^;

とまれ、wikiの「リブロ」の項を見てみると、その「歴史」のところに次の記述があるのだが(@_@;)

    1970年代の池袋は、思想・社会系で優れた品揃えをする駅西口の芳林堂書店(閉店)や、
    東口駅前(南池袋)に店構えした法律・経済系に強い老舗新栄堂書店(閉店)など、
    多くの書店が競合していた。そのような中、堤清二宛に「文化を標榜している西武流通
    グループがなぜ自分の力で書店をつくろうとしないのか。」との主旨がしたためられた
    手紙が届いた。それを読んだ堤は自前で書店を立ち上げることを決意し[5]、1975年9月
    には旧リブロ池袋本店の前身となる西武ブックセンター(西武百貨店書籍部)がオープン
    した。百貨店テナントとして歴史も人材も持たぬところからのスタートであった。
    その後1985年には、西武百貨店や西友内に設けられた書籍売り場を統合し株式会社リブロ
    が設立された[6]。

注5と注6は、永江朗『セゾン文化は何を夢みた』(朝日新聞出版,2010)の66頁と63頁らしい(@_@;)

手元に安部公房『燃えつきた地図』(新潮文庫,1980)があるが、最終頁には次の記載がある(@_@;)

    この作品は昭和四十二年九月新潮社より刊行された。

「安部の新刊、『燃えつきた地図』が出たとき」=「昭和四十二年」=1967年に堤清二は「ちゃんと
した書籍売場をつくらなければと思っ」て、ソレが〈書店チェーンの「リブロ」が誕生〉に繋がった
というエピソードになるよね(@_@;) そうなると、「1975年9月には旧リブロ池袋本店の前身となる
西武ブックセンター(西武百貨店書籍部)がオープンした。・・・その後1985年には、西武百貨店や
西友内に設けられた書籍売り場を統合し株式会社リブロが設立された。」とは時間的ズレが(@_@;)

レガシーと称する箱物で既に充分に甘い汁を吸ったから東京でなくてもいいよということかも(^_^;)