ついにタピオカ丼まで登場したそうだが、次はタピオカおでん、タピオカ寿司といったとこか(@_@;)
タピオカドリンクすら未だに飲んでないが〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ 多分一生飲まぬC= (-。- ) フゥー

【読んだ本】

樋口芳麻呂&後藤重郎(校注)『定家八代抄 ―続王朝秀歌選―(下)』(岩波文庫,1996)所蔵本

伊勢タンの娘の中務、藤原定家の『百人一首』に入ってないせいか、一般の知名度も低そう(´ヘ`;)
一昨日昨日と記した如く藤原公任の『三十六人撰』が破格の待遇をしているようにも思われる一方で、
ちょっと中務に対する評価が低すぎるのではないか、と思われたのが藤原定家の『八代抄』(@_@;)
『八代抄』は八代集(『古今和歌集』から『新古今和歌集』までの勅撰集)から藤原定家が1800首余
チョイスした手控え的な秀歌撰(^^) 本書巻末の「作者別索引」だと中務の歌は僅か次の2首( ̄◇ ̄;)

    いつとてもあはれと思ふを寝ぬる夜の月は朧け泣く泣くぞ見し

      いつ見ても感慨深く思う月ですが、独寝の昨夜の月は格別で、
      泣く泣く見ましたので、涙のためよく見えませんでした。

    さやかにも見るべき月を我はただ涙に曇る折ぞ多かる

      はっきりと仰ぎ見るべき月を、私はただあなたを恋い慕う涙のために
      曇らせる折の多いことです。

訳は脚注から引いたけど、この点は樋口芳麻呂(校注)『王朝秀歌選』(岩波文庫,1983)より良い(^^)
『百人一首』も基本『八代抄』から選んでいるから、僅か2首じゃあ入らないはずだよ、それにしても、
藤原定家は中務の歌を評価してないんだなぁ~と思ってたら、次の歌も『八代抄』にあるじゃん(゚ロ゚;)

    我が宿の菊の白露今日ごとに幾世つもりて淵と成るらん

      我が家の菊の白露は、九月九日の今日が巡ってくる度に、どれだけ多くの年
      積もり積もって淵となるのだろうか。

この『拾遺和歌集』に入っている歌の作者は清原元輔とされているけど、中務の作とする説があって、
その旨を『王朝秀歌選』ですら脚注に記してたのに本書は触れてないヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!
本書の「作者別索引」でも元輔の項に挙げているだけ((;゚Д゚)ヒィィィ! 本書の「作者別索引」が使えぬ
ことは前に指摘したけど、中務の歌は他の作者名や「よみ人しらず」でもっと入ってたりして(@_@;)

・岩波文庫の表紙カヴァーを見て軟式globeの歌を口遊んでしまったぞヾ(`◇´)ノ彡☆コノ! バカチンガァ!!

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