「世界に一つだけの花」みたいに、咲かせることに一生懸命にならなくてもいいんじゃね( ̄ヘ ̄)y-゚゚゚
咲かせることだけに一生懸命になっても、みんながみんな必ず咲くわけじゃないもんねC= (-。- ) フゥー

【読んだ本】

後藤重郎(校注)『新潮日本古典集成 山家集』(新潮社,1982→2015新装版)所蔵本

某書に出てきた西行の家集『山家集』に入ってる歌、いい感じだったので、本書の現代語訳で(〃'∇'〃)

    春になる 桜の枝は なにとなく 花なけれども むつまじきかな

      春になって、桜の枝はまだ花をつけないが、
      何となく親しみ深く思われることだなあ。

この歌は別の家集『山家心中集』にも入ってるので、樋口芳麻呂ほか(校注)『新日本古典文学大系46
中世和歌集 鎌倉篇』(岩波書店,1991)所収の近藤潤一(校注)『山家心中集』による現代語訳も(^^)

    春になる さくらのえだは なにとなく 花なけれども むつましきかな

      立春を迎えてからの桜の枝は、なんとなく、花はまだないけれど、
      親密感が湧いてくるなあ。

桜に限らず、春に限らず、たとえ花が咲かなかったとしても、愛でちゃうよ〇 o 。.~~━u( ゚̄  ̄=)プハァ