寝癖か髪ボサボサのミカサに百年の恋も冷めた(ノ_-;)ハア… 傷心を癒やそうと洗面台をキレイにした(T_T)
昼食後に加えて間食後にも抗い難い眠気が襲来((;゚Д゚)ヒィィィ! 3杯もコーヒーを飲んでしまった(-ω-、)
「ストロベリームーン」と言うらしいよと知らされて、2階のベランダから月を眺めてみたよ(〃'∇'〃)

【買った本&読んだ本】

小町谷照彦『王朝の歌人7 藤原公任』(集英社,1985)

Amazon出品者「eライフ ブックス」で415円(65円+配送料等350円)なり(^_^;) 他の出品者の値段と
連動してるんだろうけど、466円に下がったと思ったら、翌日には515円だったかに値上がりし、再び
415円に下がったので、辛抱できずに注文しちゃった(^_^;) コンディション説明文は「中古品 - 良い
- 帯付き。カバーは特に問題はありません。本文は書き込みや傷みなどはありません。丁寧に梱包
して、中が見えない包装でお届け致します。」で、現物は全体がほんのりと汚れ&ヤケた「良い」も、
ビニール袋に入れられ、フツーの紙の封筒で送られてきた(´・_・`)

この「王朝の歌人」全10巻は、①柿本人麻呂(稲岡耕二)、②大伴家持(橋本達雄)、③在原業平
(今井源衛)、④紀貫之(藤岡忠美)、⑤伊勢(秋山虔)、⑥和泉式部(清水好子)、⑦藤原公任
(小町谷照彦)、⑧西行(有吉保)、⑨藤原定家(久保田淳)、⑩後鳥羽院(樋口芳麻呂)という
ラインナップで、④は講談社学術文庫版、⑨はちくま学芸文庫版だけど、7冊目ゲット(^^) ①②③が
未所蔵で、③は業平伝説の実説化に励んでそうだから笑えそうだけど、とりあえず打ち止め(^_^;)

優れた歌人・歌学者で、歌壇の第一人者だった藤原公任について、本書は次の文章で〆てた(⌒~⌒)

    ・・・/漢詩人、管絃者、有職故実学者と多様な顔をもつ公任の才芸のなかで、
    もっとも中心となるのは和歌の面であり、正当な和歌史の継承者としては、
    貫之と定家の中間に立つ人物といってよいだろう。公任は古今集的な和歌を集大成し、
    次代の和歌史の展開の基礎をつくりあげたのである。

だけど、島津忠夫(訳注)『新版 百人一首』(角川ソフィア文庫,2008新版16版)は次の通り(´・_・`)

    ・・・当代無比の歌人と尊崇された公任ではあったが、俊成・定家のころともなれば、
    その評価は急速に下ってゆく。この歌も、『八代抄』にすら見られないことは、
    必ずしも定家は高くかっていたとは言えないであろう。おそらくこの百人の撰に当たって、
    やはり名声高い公任を入れないわけにはゆかず、『拾遺集』『千載集』に重出してとられ、
    流麗な調べをもったこの歌をあえて選び入れたのであろうと思われる。それは、俊成が
    公任の選んだ『三十六人撰』の歌だけを選び直していることにも見られる新古今時代の
    共通した公任評価の態度だったのである。

・藤原公任の留守中に愛人を伴って訪れた山荘で花見をして枝を一本折って持ち帰った男が残した歌^_^;

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-09-12

・ブログ訪問しても記事など見ずにnice!を押すことだけが目当てな輩たちに藤原公任も歎きそう(^_^;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-01-01

・植木久行『唐詩歳時記』は川口久雄の解釈、更には藤原公任すら完全KОじゃんかヒィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-02-15

・もし藤原公任だったら、和歌、漢詩、管弦に造人を加えて、三船ならぬ四船の才にヒィィィィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2019-03-08

・『蜻蛉日記』作者の弟が詠んだ歌を藤原公任に批判されたショックで食べられなり亡くなった話(゚ロ゚;)

 ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-03-12