有名な小説家の日記は、その死後に公刊される場合が結構あるので、読まれることを意識して書いてる
可能性が(@_@;) 生前から日記を公開してるような匿名ブログは、自分さえ解かればいい系に徹する
ことが出来るのかしら(@_@;) 啓蒙的に書くべきか、逆に余情が感じられるよう抑えて書くか(@_@;)

【読んだ本】

戸板康二『最後のちょっといい話 人物柱ごよみ』(文春文庫,1994)所蔵本

    志賀直哉がお嬢さんの家で、ギョウザを食べた。後日、その日記を見たら、
    「シューマイの柏餅の形をしたものを食べた」と書いてあった。

「小説の神様」と言われた大作家による、この説明・表現には、色々と思うところはあるねぇ(@_@;)

    東千代之介は、長唄の演奏家の子なので、三味線は達者である。ある時、
    三味線を持って夜上野の山へ行き、ひとりで弾いてみるつもりでいた。すると、
    西郷の銅像の前に、地面にすわって、三味線をひいている老芸人がいる。
    粗衣ではいるが、立派な演奏をする。千代之介は、近づいて、
    「一緒に弾きましょう」といって、合奏した。老人は、ポロポロ泣いた。

読了前だが、本書の現時点での〈ちょっといい話〉ベスト3に入れたい(;_;) 他の2つは以下の通り(^^)

    水木洋子がNHKのテレビドラマ脚本賞を受けた時、好きな時計をえらべといわれ、・・・

     ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-10-13

    ・・・新派の大矢市次郎は、大正三年から六年まで陸軍の輜重隊に入隊していた。/・・・

     ⇒ https://yomubeshi-yomubeshi.blog.so-net.ne.jp/2018-10-24

ノートPCの発する熱に加え、再び膝掛けも使い始めたので、ぬくぬくしながらネットしてる(⌒~⌒)