いつも身近に存在するもんだから、その魅力に全く気付いてない人が多い気がするんだよね(-ω-、)
何のことかって? 配偶者の話だと思ったでしょ(^_^;) んにゃ、スズメちゃんの話だよ~ん(⌒~⌒)

【読んだ本】

小島一志&小島大志『芦原英幸正伝』(新潮社,2013)

2月は1冊も読了できなかったのに、445頁もある評伝を僅か1日で読んじゃった∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
寝不足だったので昨夜は早目に寝床に入ったのに読み耽ってしまい、流石に3時過ぎにヤバいと思って、
読むの中断して寝たよ(-ω-、) 芦原英幸の持つ魅力が読ませたね(^^) 芦原英幸は実在した空手家で、
梶原一騎原作の劇画『空手バカ一代』の後編(作画は影丸譲也)の主人公として有名だが、同作品は
未読(´・_・`) 厳密には、前編(つのだじろう作画)の主人公・大山倍達と最強の敵「由利辰郎」との
対決回のみ立ち読みしてる(^_^;) だから、芦原英幸のことは、梶原一騎(原作)&原田久仁信(作画)
『プロレススーパースター列伝 ⑨』(小学館少年サンデーコミックス,1982)のタイガーマスクの正体
に迫った回で知った^_^; 『空手バカ一代』で付けられた「ケンカ十段」という異名は実は大山倍達の
最初期の高弟である安田英治のものだったと、梶原一騎(原作)&原田久仁信(劇画)『男の星座』
日本文芸社ゴラク・コミックスで読んだ記憶^_^; 小島一志(大志は息子の由)の作品は、小島一志&
塚本佳子『大山倍達正伝』(新潮社,2006)と小島一志&塚本佳子『大山倍達の遺言』(新潮社,2012)、
両書を既読も内容は憶えてない^_^; 小島一志はネット上で評判が良くなく、本書に対するレヴューも
非常に厳しいものがあって(悪く書かれた団体の関係者と思しきポジション・トークの嫌いもあるが)、
その是非は小生には判りません^_^; 芦原英幸が刺客(大山倍達の差し金とされている)を返り討ちに
した話で、刺客がトカレフの銃口を向けて「もちろん安全装置、外してありますよ。あとは引き金を
引くだけなんですけどね」と笑みを浮かべたとする記述を取り上げて批判者はトカレフに安全装置は
無いと言うし、他方でトカレフにも安全装置は有りますという人もいて判断できぬ(@_@;) とまれ、
本書が描き出すところの〈芦原英幸〉には魅了された(^^) 彼は〈最強〉としか言いようがない^_^;
空手のエピソードがマジでどれもメチャ凄いんだけど、空手以外でも、例えば、

    松山二番町の寿司屋に入った時、愚連隊風情の人間がいちゃもんをつけてきた。
    芦原は黙って、箸袋を少し折り曲げると、右手でヒュッと飛ばした。すると、
    剃刀のようにその若者の頬をザックリと切った。傷口がパックリ開き、しばらく
    してから血が噴き出した。「もっと痛い目に遭いたい?」という芦原の言葉に、
    彼らは退散した。この箸袋を武器にした妙技は、その後も何度か目撃している。

ホンマかいな(゚ロ゚;) 本書、てゆーか、小島一志に対する批判者には本書で描かれた芦原英幸の空手家
としての実力(本書を読む限りでは極真会館で最強だった感)の真偽こそレヴューしてほしい(^_^;)

一転して再び寒くなったけど、「真冬並み」と言われてるほどじゃないよね(^_^;)