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170606読んだ本

先週の復習をしとくと、ディアッカの見せ場回と思いきやアスランが掻っ攫ってった_φ( ̄^ ̄ )メモメモ

【読んだ本】

綿谷雪『近世悪女奇聞』(中公文庫,2010)所蔵本

寝た時間が遅かった上に、夢の中で腕を伸ばしたら、枕元に積んだ本にぶつかって、本が崩れる音で
目が醒めてしまい、4時間も寝てない(+_+) 超ツラいが、「蝮のお政」という一篇に挑戦(+_+) 駒田
信二『世界の悪女たち』(文春文庫,1985)所収の「蝮のお政」を読んでたから、30頁もあったけど、
何とか読了(T_T) 「西の島津お政にたいして、東には前科十犯、蝮のお政がある。」と始まるけど、
当時の新聞には連載記事(後に出版)や本人による懺悔話、更に長谷川伸による長篇小説や本人談を
聞き書きした篠田鉱造の『幕末明治女百話』&『明治開化綺談』など、資料は沢山あるみたい(゚o゚;)
ただ、『明治開化綺談』に関しては「・・・テンで信用できない嘘ッ八で、これは記録者がまんまと
だまされたのじゃないかと思う。」と評す^_^; 本篇は駒田よりも詳しい叙述だが、一番笑ったのが、
「お政は長いあいだ千住天王寺の縁の下に身をひそめていたが、もうよかろうと這い出したところを
張込み中の鮫島巡査に見つけられ、走りに走った末、得意の水泳で逃げようと飛びこんだところが川
でなくて水溜まりであったため、びしょ濡れになって捕えられた。」という件^_^; 一番驚いたのは、
この逮捕後、「・・・西脇はまという偽名・偽籍のままで下獄したことである。」(@_@;) 同時点で
本人談では内田まさという本名で既に2回入ってたのに当局にはバレてなかったというのが吃驚(゚ロ゚;)
これ以上は読めないので、本棚の奥側から恋緒みなと『イオ』(講談社ヤンマガKC[スペシャル],
2000-05)全10巻を出してきて、久しぶりに読むことにする^_^; 水溜まり程度から段々と水嵩が増し、
気付くと③巻から底なし沼にどっぷり浸かってる、んにゃ、海の底に達し読むのが止められなくなる
作品(^^) (海底)遺跡その他の謎は明かされずに完結しちゃうけど、最後まで愉しめるから良い^_^;

アマゾンが注文当日に発送してくれなくなった(+_+) ギフト券を登録して次の注文をしたいのに(..)
タグ:列伝
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コメント 4

riverwalk

「イオ」面白そうですね。チェックしました(^^)

by riverwalk (2017-06-06 19:12) 

middrinn

お政は三河湾で海女もやってて、
泳ぎが得意だったというのを読んで、
ダイビング&海洋ミステリー・SF漫画の
『イオ』を思い出した次第です^_^;
今日もまた実に雰囲気のある曲を
riverwalk様が紹介されてたのに比べると、
チト恥ずかしい選書でした^_^;
by middrinn (2017-06-06 21:19) 

riverwalk

恐縮至極です(^-^;
「水溜まりから海の底に達する」の部位。
私にはこんな表現は到底出来ません。恐れ入りました(^^)
by riverwalk (2017-06-06 21:48) 

middrinn

そこはマジで汗顔です^_^;
海の底なら「浅瀬」から始めるべきなのに、
お政の逸話を本歌取り(本説取り)したくて、
「水溜まり」とした無理矢理感が
ぷんぷん臭ってますから^_^;
by middrinn (2017-06-07 06:54) 

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