一番の謎は「バベル」の塔に住んでいるのに「バビル」2世と名乗らされたことじゃないかな^_^;

【買った本&読んだ本】

芸術新潮2017年5月号

楽しみにしてたのが特集「漫画家大友克洋、美術史家森洋子が徹底解剖 《バベルの塔》の謎」(^^)
前から気になってた「洗濯物」はどれなのかが、「料理に洗濯、井戸端会議も」という部分拡大図で
氷解したし、細部をクローズアップした「二大傑作のここに注目」が凄い(゚o゚;) 「昼寝や排泄する
工人」なんて、最初に気付いた人はどんな鑑賞眼の持ち主なのかしら^_^; 中野京子『名画の謎 旧約
・新約聖書篇』(文春文庫,2016)が、描かれてるニムロデ王に関しトンチンカンな解釈をしてると、
若桑みどり『絵画を読む~イコノロジー入門』(NHKブックス,1993)を引いて指摘したけど、本誌も
「工事の遅れを叱責しているのだろうか。」としてる(^^) 「ブリューゲル以前、ブリューゲル以後
《バベルの塔》大集合」が色々な作品を紹介してて面白いけど、今号で一番びっくりさせられたのは
「目指せ、世界一! 古今東西、巨大建築選手権」という企画で取り上げられてた福島県南相馬市の
「原町無線塔」( ̄◇ ̄;) この企画の選者の五十嵐太郎も「初めてこの塔の写真を見たとき、本当に
これが存在していたとはにわかに信じられなかった。あまりにも細く、そして美しく空にのびていく
プロポーションが非現実的に思えたからだ。」と記してるけど、手前の人々の大きさと比べるとマジ
「信じられ」ないよ(゚o゚;) 目を凝らしたのは「人間的な、あまりに人間的な 篠山紀信、ラブドール
を撮る」で、「本物のモデル」と「ラブドール」(昔は「ダッチワイフ」と呼ばれてた)が、マジで
見分け無理^_^; 第2特集「21世紀が再発見したソール・ライターの心にしみるニューヨーク写真」も
シブく、〈テオドール・シャセリオー「禍」としての才能〉(文・平野啓一郎)も個人的に興味(^^)

ついに朝4時台に目が醒めて5時には活動を始めてるから今日はマジで眠くて死にそう(*_*)